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『Halo Infinite』の発売日が2021年に延期、11月に発売が決まった次世代ゲーム機「Xbox Series X」と同時発売ならず

Halo Infinite
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今年の11月に発売が決まった『Xbox Series X(Xbox シリーズ X)』の目玉タイトルであったHaloシリーズ最新作『Halo Infinite』の発売延期が決定しました。

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様々な要因が重なった『Halo Infinite』の発売延期

本日、Haloシリーズの開発スタジオの343 Industryが公式ブログ、ならびに公式ツイッターを更新し、今年のホリデーシーズンに発売を予定していた『Halo Infinite』の発売時期が2021年となったことを報告しました。

以下は343 IndustryスタジオヘッドのChris Lee氏のコメントです。

「本日は、コミュニティの皆さんに『Halo Infinite』の開発状況について重要なお知らせをお届けします。 本作が私たちの理想通りのゲーム体験をお届けできるだけの十分な時間をチームが取れるように、発売時期を2021年に延期するという難しい決断を下しました。

発売延期は、今年ずっと私たちに影響をもたらしている新型コロナウイルスの影響や、開発における課題など様々な要因が積み重なった結果です。 343 Industriesのチームが、素晴らしいゲームを作るために開発上の課題に対する解決策を見つけることにこだわり続けてきたハードワークを認めたいと思います。しかし、このホリデーシーズンに出荷することは、チームの幸福とゲーム全体の成功のために継続はできません。

このお知らせが多くの皆様に失望を与えることになるとは理解していると同時に、私たちもその気持ちを共有しています。長年にわたってコミュニティが示してくれた情熱とサポートは信じられないほどの感動を与えてくれました。私たちは、このホリデーシーズンにコミュニティの皆さんと一緒にゲームをすること以上のものは何も望んでいませんでした。この延長期間を使って、これまでで最も野心的なHaloのゲームをファンが期待しているクオリティでお届けするために必要な重要な作業を終えることができます。

ご支援とご理解に感謝します」

2019年から不穏だった開発体制

今年2020年はありとあらゆるゲームが新型コロナウイルスの影響を受けました。 ただ、343 IndustriesヘッドのChris氏のコメントどおり、新型コロナウイルス以外にも様々な要因がありました。 そのうちの大きな理由の一つは昨年の4月にクリエイティブチームを率いていたクリエイティブ・ディレクターのTim Longo氏がスタジオを離れたことによる影響が大きかったであろうことです。

『Halo 5』でも同職を勤めたことのあるベテランのLongo氏は突然の人事異動を言い渡され、それから数週間後にスタジオを離脱します。 開発中にクリエィティブ・ディレクターという重大な役職の入れ替わりにより開発スケジュールに乱れが生じたと噂されていました。

また、先月初めて披露されたゲームプレイでは、オープンワールドを彷彿とさせる広大なフィールドで、マスターチーフがグラップリングやスプリントなど新アクションを駆使するなど驚きの場面はありましたが、グラフィック面のクオリティでは次世代機らしさを感じるクオリティに達しているとはいえず、コミュニティから批判の声が相次ぎました。 そして極めつけの新型コロナウイルスによる困難な開発体制。これが『Halo Infinite』の発売延期を決定づけたようです。

Xbox Series Xの発売月が明言される

もともとは次世代ゲーム機『Xbox Series X』と同時に今年のホリデーシーズンにリリースされる予定の『Halo Infinite』でしたが、本日マイクロソフトはXbox Series Xの発売時期は11月と明言し、この延期により正式に同時リリースがされないことが確定しました。 残念ながら次世代機のクオリティで『Halo Infinite』を体験できるのは早くても2021年となってしまいましたが、本作が野心的な挑戦を試みているのはまちがいないので、無事に発売されることを期待しています。

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Source: Halowaypoint, Xbox, Kotaku

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