本日2020年9月25日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施。主なアップデート内容は、エクスペリメンタルでテストされていた内容の実装です。
ヒーロー調整
エクスペリメンタルから変更があったのはマクリーのみで、その他ヒーローの調整はそのまま実装されています。
アッシュ(弱体化)
- "ダイナマイト"
- 爆発ダメージを75から50に減少
バティスト(強化)
- “アンプリフィケーション・マトリックス”
- アルティメットのコストを15%減少
マクリー(強化)
- “コンバット・ロール”
- 移動距離を20%延長
- “フラッシュバン”
- スタンの持続時間を0.7秒から0.8秒に延長
実用性の高さやそのシュールな絵面など、比較的プレイヤーからの好評を多く見かけた調整でしたが、"コンバット・ロール"空中使用調整がなくなっています。
オリーサ(強化)
- 体力
- 通常200+アーマー200から、通常200+アーマー250に増加
- “フュージョン・ドライバー”
- 弾速を90から120に増加
ロードホッグ(強化)
- “チェイン・フック”
- ターゲットを引き寄せる距離を0.5m近くに変更(3.5メートルから3.0メートルに変更)
今回の調整アップデートについて
今回の調整は、概ねエクスペリメンタルそのままの実装ということで、過去数回の調整の結果生まれた各ヒーローの欠点を補う内容となっています。
唯一の取り消しとなったマクリーの"コンバット・ロール"の空中使用ですが、移動距離の増加の方は実装されており、ショートカットや高台移動ができる場所は減ってしまいましたが一部残っています。
例えば画像の高台(King's Row A付近)から正面の高台への移動はギリギリ可能です。しかし、逆に正面の高台から現在地点への"コンバット・ロール"による移動はできなく(もしくは非常に高難度)なっています。
他のダメージヒーローに比べ、機動力が低いというイメージのあるマクリーが要所要所で意表を突くポジション取りを行う価値はそれなりに高いと考えられるので、現仕様での専用ルートを覚えておいても良いかもしれません。
また、現在はPTR(パブリックテストリージョン)でのテストも実施されています。ヒーローへの調整はラインハルトのボイスライン追加のみであり、ヒーロー間のパワーバランスに対する影響はそれほど大きくありませんが、エレベーターの仕様変更などエクスペリメンタルでのテストが難しい派手な調整も実施されています。
近日中にいくつかの変更点実装が予想されるので、今回の調整と合わせて次期環境を考えてみるのも面白いかもしれません。
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Source: Overwatch
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
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