11月12日の発売が目前まで迫ってきた、ソニーインタラクティブエンタテインメントの最新コンソール「PlayStation 5(プレイステーション5)」ですが、海外インフルエンサーやメディアから続々と先行配布の報告が上がっています。
様々な開封動画がアップロードされていますが、そのうちの1人がPS5のコントローラー「DualSense(デュアルセンス)」をテストした結果、PS4では動作しないのに他の端末では基本的な動作を行えるという驚きの結果を発信しています。
海外YouTuberのAustin Evans氏によるデュアルセンス最速レビュー
デュアルセンスの外観チェック
本日、SIEはアメリカがベースのインフルエンサーやメディアにPS5を先行配布しました。ガジェットレビューで有名な海外YouTuberのAustin Evans氏も先行配布品を受け取った1人ですが、さっそく『DualSense』の開封、レビュー、そして分解まで行った見ごたえのある動画を公開しています。
PS5 - Unboxing the DualSense Controller!
まずは箱の外観をチェックするEvans氏。 デュアルセンスはUSB-Cに対応していますがUSB-Cケーブルは同梱されていないことが確認されました。 これには少し驚くEvans氏。 続いて箱の側面に対応機種としてPlayStation 5が記載されていますがPS4についての記載はありません。
カラーリングと使い心地
イメージ画像ではかなりホワイトよりなカラーリングのデュアルセンスですが、実際に開封して見てみると「ホワイトよりもグレーがかった色合い」だとEvans氏はコメント。 PS5用ゲームなら弓矢を引き絞る感触などを伝えるアダプティブトリガーが仕込まれているL2、R2トリガーは固めですが、固すぎるわけではなくとてもいい感じで、アナログスティックは表面の滑り止めのおかげで程よいグリップだとのこと。
サイズ比較
デュアルセンスを、「デュアルショック4」とXbox Series X用の「Xbox ワイヤレス コントローラー」とサイズを比較。 Evans氏は手が大きい部類ではないけれどデュアルセンスをとても心地よく持ちやすいサイズ感と評しています。
Xbox、PS4、Bluetoothへの接続テスト
一通りのレビューを済ませたEvans氏ですが、ここから「まともな考えの持ち主ならやらない」と前置きし、なんとXbox Series Xにデュアルセンスを接続。 当然ながらデュアルセンスがXbox Series Xから電力を給電しています。 ただし、Xbox Series X側がXbox ワイヤレス コントローラーしか受け付けないため、「接続はできるものの操作はできない」という結果になっています。
そして本命のPlayStation 4に有線接続してみたところ、無事に接続ができました。デュアルセンスの内蔵マイクが、PS4側で認識されています(音質は悪い)。ただし、動画では「DUALSHOCK 4 (デュアルショック 4)」も接続されているのでデュアルセンスでメニューを操作できたのかは不明です。 デュアルセンスはソフトウェアアップデートの配信が予定されているので、もしかしたらこのアップデートでPS4へも対応するのかもしれません。
さらにBluetoothで無線接続をしてみたところ、ワイヤレスコントローラーとは認識されるものの一切の操作を受け付けません。
SurfaceとAndroidにも接続テスト
続いて、マイクロソフトのSurfaceラップトップGoに繋いでみたところ、Windows 10でも認識されました。 ところがZ軸の判定だけズレているのでそのままPCゲームに使うには難しいかもしれません。これもソフトウェアアップデートで修正されればPCゲーム用コントローラーとして人気の製品になるかもしれません。
最後に、Android(Google Pixel 5)に接続したらどうなるか。すると一切の障害もなくAndroidとスムーズに連携ができました。 さらにそのままXbox向けのゲームをスマートフォンでプレイできるxCloud経由で『Forza』をプレイしてみたところこちらも問題なく動作しました。
PS5向けコントローラーは兄弟機であるPS4では操作できないのに、 スマートフォンで、それもXbox向けのゲームを操作できてしまうという不思議な状況が生まれています。 ただし、デュアルセンスに搭載されているハプティックフィードバックやアダプティブトリガーはPS5向けゲームでしか機能しないので一切動作しなかったとのこと。
そして解体へ
一通りの接続テストを行ったEvans氏は最後にデュアルセンスの解体作業を開始。ネジ止めされているだけで解体が簡単なデュアルショック 4に比べてデュアルセンスはネジがないため解体するのは比較的難しい部類の様子。これまで様々なレビューで解体をしてきたEvans氏ですら外装を破壊してしまった程です。デュアルショック 4のように自己修理は難しいのかもしれません。なお、この分解により仕様表にも記載されていなかったノイズキャンセル用と思われるマイクが背面に存在することが確認されました。
以上がEvans氏によるデュアルセンスの外観チェック、接続テスト、からの分解まで行う素晴らしいレビュー動画でした。
Evans氏はこれからもPlayStation 5関連のレビュー動画を投稿すると宣言しているほか、Xbox Series XやiPhone 12など様々なレビュー動画を投稿しています。 海外YouTuberによるレビューが気になる方はぜひチャンネルをチェックしてみてください。
デュアルセンスはプレイステーション5に同梱されていますが、コントローラー単体でも11月12日に6,980円(税込7,678円)で販売されます。 なお、記事執筆時点で日本のAmazonでも販売されていますが、確認した限りではどれも転売品です。転売品の購入には注意してください。
[wpap service="with" type="detail" id="B08L1SZ79Q" title="For PS5 コントローラー For DualSense専用 アナログスティック/ボタンカバー L2R2【ブラック】 シリコン製..."]
Source: Austin Evans
コメント
コメント一覧 (3件)
コントローラーも良いけどマウスでFPSさせてほしい
PSシリーズのドンドン進化していくコントローラーは大好きだよ
かならず前より良くなってるところが特にね
大きさや形状的に×ボタンが決定キーなのは理にかなってると思う