Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では5月11日から23日まで世界大会「シックスインビテーショナル2021」が開催されており、現在はグループステージが行われています。今回はDAY6の全試合結果と、注目の試合についてお届けします。
DAY6結果、グループB首位通過はTSM
※太字が勝利チーム
- Giants Gaming vs MIBR (2-7)
- Mkers vs MIBR (4-7)
- Mkers vs Oxygen Esports (0-7)
- Giants Gaming vs Oxygen Esports (2-7)
- Spacestation Gaming vs Mkers (3-7)
- Spacestation Gaming vs Oxygen Esports (7-8)
- MIBR vs Parabellum Esports (7-5)
- Ninjas in Pyjamas vs Spacestation Gaming (7-3)
- Parabellum Esports vs TSM (4-7)
- TSM vs Ninjas in Pyjamas (2-7)
Giants敗退でAPAC勢はCloud9のみに、前回王者SSGは辛うじて突破
昨日終了したグループAとは対照的に、グループBの8チームによる順位表はDAY6開始時点で横並びに近い状態となっており、この日の10試合を経て順位がどう変動してもおかしくない状況でした。
昨年のチャンピオンチームであるSpacestation Gaming(SSG)にはこの日3試合の予定があり、大会ダークホースのイタリアチームMKERS、現時点での北米トップチームOxygen Esports(OXG)、そして昨年のグランドファイナルで対決した因縁の相手Ninjas in Pyjamasと、プレイスタイルも試合の意味合いも異なる相手との連戦をこなしました。
この3戦でSSGは痛恨の3連敗を喫してしまいます。合計2勝5敗となったことで、勝率ではステージ同率最下位。グループステージ突破が危ぶまれましたが、最終的にはタイブレークルールによって7位が確定し、どうにかプレイオフへの進出を果たしています。果たしてタイトルホルダーチームは、中休みとなる次の2日間で調整が間に合うのでしょうか。
一方でSSGの代わりにグループステージ脱落となったのが、シンガポールのチームGiants Gamingです。今年は成績不振ながらも、昨年度はAPACトップの一角だったこともありアジアの視聴者からの期待も高かったのですが、GiantsはブラジルのmibrとアメリカのOXG、両方の試合で2-7という意外なスコア差での連敗となってしまいました。DAY6ではHysteRiX選手やLunarmetal選手など、これまでチームをけん引してきたプレイヤーも相手チームに圧倒され、Giantsのファンはもちろんアジア全体にとって無念の一日となりました。
これにより、昨日も日本チームCyclops athlete gamingがグループステージで敗退したこともあり、アジア地域APACのチームは韓国のCloud9のみとなりました。これまで世界大会のタイトルに縁の無いAPACは、インビテーショナルの過去最高記録(野良連合のベスト4)を超えることができるのでしょうか。
グループBを首位で通過したのは、スタープレイヤーBeauloを擁するアメリカのTSMでした。振り返るとTSMは、データ上では格下と言えるGiantsやMKERSには敗北し、優勝争いに関わるであろう他のチームとの対戦ではすべて勝利しているのが興味深いところです。
今大会に向けてTSMがどのような準備をしてきたのかは不明ですが、全試合Bo3(決勝のみBo5)となるプレイオフで、グループAを突破してきた強豪たちとどのように戦うのかに注目が集まります。
戦いは19日のプレイオフへと続く
6日に渡って行われた18チームによるグループステージは本日で終了となりますが、インビテーショナルは2日の休止を挟み、日本時間5月19日からスタートするプレイオフ(決勝トーナメント)へと続きます。
プレイオフはアッパーブラケットとロアブラケットの2つに分かれており、グループステージの1位から4位チームは前者、5位から8位のチームは後者に組み込まれます。ロアブラケットはいわゆる敗者復活枠であり、仮にアッパーブラケットで敗北しても、ロアブラケットを勝ち上がることで世界チャンピオンの座を目指すことができます。
プレイオフの日程は以下の通りです。最初の試合は日本時間5月19日午後6時、グループA首位通過のTeam Empireと、グループB4位通過のOxygen Esportsによる一戦となります。
- 5月19日:アッパーブラケット・準々決勝 / ロアブラケット・ラウンド1
- 5月20日:アッパーブラケット・準決勝 / ロアブラケット・ラウンド2
- 5月21日:ロアブラケット・ラウンド3、ラウンド4
- 5月22日:アッパーブラケット・ファイナル / ロアブラケット・ラウンド5
- 5月23日:ロアブラケット・ファイナル / グランドファイナル
プレイオフでも、大会配信を視聴することで復刻プロリーグアイテムなどが当たるTwitchドロップが獲得できるだけでなく、例年通りであれば途中でイヤー6シーズン2の公式発表も行われると思われます(日程不明)。
2020年度の世界チャンピオンを決める戦いも残り16チーム。最終日グランドファイナルまで引き続きお楽しみください。
配信情報
「S.I.2021」の配信は以下のサイトから、日本人キャスターによる実況・解説つきで行われています。
- 配信サイト
- YouTube: レインボーシックス シージ ESPORTSチャンネル
- Twitch:レインボーシックスシージJP
- キャスター
- ふり〜だ(Team GODSGARDEN所属 Twitter:@frieda0914)
- ともぞう (Rainbow Six Siege公式キャスター Twitter:@tom85y)
- Okayama(Twitter:@TDokayama)
- うらめし (Rainbow Six Siege公式キャスター Twitter: @i_af81)
- Kemical (Rainbow Six Siege公式キャスター Twitter: @KemicaLr6s)
Via: Liquipedia
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