Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』では期間限定で「スリルシーカーイベント」が開催中。次回シーズン10では新マップはなさそうですが、シーズン11以降に向けては「熱帯の島」を舞台にしたバトロワの第4マップが準備されているのかもしれません。
APEX 第4マップ「熱帯の島」の噂
『エーペックスレジェンズ』では「スリルシーカーイベント」が開催中ですが、日本時間7月20日にはシーズン10「エマージェンス」の情報も公開され、マイクロドローンを操る新レジェンド・シーアが発表されています。
シーズン10では「ワールズエッジ」がマップ改変され、完全新規のバトロワマップは登場しないようです。しかしその一方で、データマイナー勢は直近のアップデートファイルから新たな未公開データを発見しており、ここから第4のバトロワマップの存在が導き出されるそうです。
新マップではトライデントも登場?
データマイナー勢のGarretが自身の動画で紹介しているのは、オリンパス専用のビークルであるトライデントのスキン違いバージョンです。通常のトライデントとモデルは同じですが、こちらは車体に細かい汚れや傷がついています。
このデータのファイル名と、オリンパスの方のトライデントのファイル名を比較することで、「tropics(トロピクス)」という単語が浮かび上がるそうです。
「tropics」で思い出すのは、2020年8月ごろにBiast12など複数のデータマイナーたちが紹介していた、「Trpoic Island(熱帯の島)」というコードのついた謎のバトロワマップです。
このときは「シーズン6か7で実装されるかも」と言われていましたが、結局シーズン7では第3マップとしてオリンパスが実装されたため、その後「熱帯の島」の話は聞かなくなっていました。
しかし今回見つかったスキン違いのトライデントと合わせることで、改めて「新マップ『Tropics』が現在準備中で、このマップにはトライデントが登場する」という推測が成り立ちそうです。
Tropics=ガイア説、コミックが伏線?
Garretは「Tropicsとはガイアではないか」という説を掲げています。ガイアはコースティックとクリプト、そしてランパートの故郷であり、エーペックスのストーリーで何度も言及されている惑星です。
また、過去に流れた数々の噂の一つに、「エーペックスに巨大な蜘蛛型モンスターが登場する」というものがあります。これは2019年の7月ごろに出たもので、現在は削除されているデータマイナーThat1MiningGuyのツイートから、未実装の「巨大な蜘蛛の効果音」を聞くことができました。
ちょうどコースティックのロアストーリーにもガイアに生息する大蜘蛛の話があったことから、このときは彼が主役のイベント開催が予想されました。しかし今に至るまで巨大な蜘蛛は登場していないため、この件も忘れられた噂の一つとなっていました。
ところが、シーズン9のコミック「レガシー抗原」の中で、カルタゴグモという「マンモスほどの大きさの蜘蛛」を狩るためにレジェンドたちがガイアを訪れるシーンが描かれます。
コミックで描かれていたガイアはちょうど森のような場所です。これらを合わせると、蜘蛛の音声データはこのマップ用に準備されていたファイルで、新マップ「Tropics」の正体は惑星ガイア(にある熱帯の島)。そしてシーズン9のコミック後半の内容は新マップの伏線であると考えられる、となります。
エーペックス開発チームは至る所に今後のアップデートのヒントを散りばめることで知られており、シーズン10の新レジェンド・シーアについても、シーズン8で行われたイベントで早くもそのヒントがこっそり描かれていたことが判明しています。今回のコミックも、そうしたチラ見せの一つなのかもしれません。
果たしてこれまでの噂がつながり、データマイナーたちの予想は見事に的中となるのでしょうか。シーズン10の詳細な情報が明らかとなる時期ですが、シーズン11以降の展開も見逃せないところです。
Via: DEXERTO
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