CoD:ヴァンガード:キャンペーンはオンライン対応 / 実在英雄モチーフの「特殊部隊」の誕生描く

CoD:ヴァンガード:キャンペーンはオンライン対応 / 実在英雄モチーフの「特殊部隊」の誕生描く

Sledgehammer Gamesは2021年11月5日発売のCoD最新作『Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)』を正式発表、トレーラーなどの新情報を公開しました。この記事では『CoD:ヴァンガード』のクリエイティブ・ディレクターのDavid Swensonらの解説による、本作のキャンペーンモードを紹介します。

『CoD:V』正式発表・戦場は全世界

Sledgehammer Gamesは2021年11月5日発売の最新作『Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)』を正式発表しました。

同社が手がけた前作『Call of Duty: WWII(コール オブ デューティ ワールドウォーII)』に引き続き、今回の時代設定も第二次世界大戦です。『WWII』で展開された西部戦線での戦いに加え、本作では北アフリカ戦線、東部戦線、太平洋戦線と、世界中の戦場を舞台にした壮大な作品として制作されています。

そんな『CoD:ヴァンガード』のキャンペーン・ストーリーも、従来の「第二次大戦もの」とは少し異なるものとなっており、実在の人々をモチーフにしつつ、この戦争によって誕生した各国の特殊部隊に焦点が当てられます。

世界規模の戦争を描くために

『CoD:ヴァンガード』の舞台は第二次世界対戦であり、世界中のさまざまな人々の視点から、この人類史上最大の戦争とその行く末を見据えていくことが目指されています。単一の国家の単一の主人公を描くのではなく、バラエティに富んだ、さまざまな人々の活躍を描く作品です。

物語は歴史上の出来事にインスパイアを受け、専門家からのアドバイスを受けつつ調査を進め、もちろん歴史に対するリスペクトの精神を持ちながら、銃口をのぞき込むような綿密さで製作が進められました。

『CoD:ヴァンガード』はブロックバスター映画のような壮大さで、しかし本職の兵士だけではなく民間人も数多く関わった事実も踏まえながら、戦争ゲームとしても大規模な、統一された体験を得られるようにデザインされています。

キャンペーンはオンライン協力プレイ可能

『CoD:ヴァンガード』のキャンペーンモードは、複数のプレイヤーがオンラインで同時に参加できることが大きな特徴です。

クリエイティブ・ディレクターのDavid Swenson氏が言うには、本作のストーリーは「特殊部隊の誕生」に着目しており、過去作とは違う形でゲームプレイに没頭しながらユニークな体験を得ることができます。

戦いは有名なノルマンディー上陸作戦だけでなく、太平洋諸国やソロモン諸島、北アフリカでの作戦などが舞台となります。モチーフとなっているこれらの戦闘の成否・妥当性については歴史的観点で見ると諸説があるものの、『CoD:ヴァンガード』では地球のあらゆる土地で繰り広げられた多様な戦いにそれぞれ焦点を当てながら、結局は一人の人間でしかない兵士たちが、特別な瞬間を引き出す姿を描いています

キャンペーンの舞台の一つは「トンガ作戦」。ノルマンディー上陸作戦の前夜である1944年6月5日夜に展開された、イギリス軍による空挺作戦です。イギリス陸軍の兵士の視点で描かれるこの作戦では、空挺降下を試みたプレイヤーがパラシュートを使ってどうにか着地に成功するところから始まりますが、そこは敵陣のど真ん中。プレイヤーは味方と合流するために、ドイツ軍兵士たちの追跡をかいくぐりながら戦場を駆け回ることになります。

奇しくも2003年に発売された初代『コール オブ デューティ』でもこのトンガ作戦が描かれていましたが、2021年の『CoD:ヴァンガード』では、初代CoDとは異なる視点から、より歴史的事実に忠実になったグラフィックと音響による、没入感のある作戦行動が描かれます。

「特殊部隊の誕生」を描く

現在でもSEALsなどの特殊部隊が各国に存在しますが、第二次大戦はイギリス軍のブリティッシュ・コマンドスなど、特殊な任務を遂行するために編成された部隊が誕生した戦争でもあります。

『CoD:ヴァンガード』では、シニア・ストーリー・デザイナーのStephen Rhodes氏や、ナラティブ・デザイナーのAlexa Ray Corriea氏、アソシエイト・ナラティブ・デザイナーのBelinda Garcia氏、開発ディレクターのMegan McDonald氏らが、本作のためにユニークで興味深いストーリーを練り上げています。

彼らのアイデアを一体化する脚本担当には、SF作家のTochi Onyebuchi氏を起用しており、過去の「第二次大戦もの」とはやや異なるストーリーが描かれます。

登場人物はいずれも強さと英知を兼ね備えた人々であり、ストーリーを担当するスタッフは、会議の席で何度も話し合っているうちにそれぞれのキャラクターになりきって話すようになっていったそうです。スタッフたちのそれぞれ異なる経験、異なる仕事を経てきた個性が、『CoD:ヴァンガード』の登場人物たちにも如実に反映されています。

実在の英雄たちがモチーフ

映画俳優のChike Okonkwo氏が声優を担当するのは、イギリス軍第9パラシュート大隊のArthur Kingsley(アーサー・キングスレー)軍曹です。彼のモチーフとなったのは、イギリス軍初の黒人空挺兵としてトンガ作戦に参加し、戦火をかいくぐりながら前線まで重要な情報を送り届けた英雄Sidney Cornell(シドニー・コーネル)軍曹です。

もう一人の主要キャラクターは、ソビエト軍人のPolina Petrova(ポリーナ・ペトローヴァ)中尉。こちらはソビエト赤軍史上最高の女性スナイパーとして評価され、スターリングラード攻防戦で活躍したLyudmila Pavlichenko(リュドミラ・パブリチェンコ)少佐がモチーフです。

3人目のキャラクターはWade Jackson(ウェイド・ジャクソン)大佐。彼のモチーフは、アメリカ海軍のパイロットであり、ミッドウェー海戦で大日本帝国海軍の航空母艦・赤城や飛龍の撃沈において主要な役割を果たしたVernon “Mike” Micheel(バーノン・「マイク」・ミッチェル)大佐です。

4人目のキャラクターはLucas Riggs(ルーカス・リグス)少尉。モチーフはニュージーランド軍のCharles Upham(チャールズ・アップハム)大尉。北アフリカ戦線でエル・アラメインの戦いで活躍するなど、ヴィクトリア十字章を二度授与した兵士です。

もちろん彼ら英雄たちの物語には敵となる存在が必要で、この役を担うために、ドイツ軍のゲシュタポ局長Heinrich Muller(ハインリヒ・ミュラー)をモデルにした、Heinrich Freisinger(ハインリヒ・フライジンガー)というキャラクターが登場します。第二次世界対戦の終盤、ベルリン市街がソ連軍によって包囲された中、あくまでナチス・ドイツのイデオロギーにこだわる党幹部らは「プロジェクト・フェニックス」なる極秘計画を立案。その存在を知った同盟国の首脳らにより、複数の特殊部隊員がベルリンに潜入し、「プロジェクト・フェニックス」の正体を突き止めるべく戦うというのがストーリーの大筋となります。

キャンペーンの中には、捕虜となりゲシュタポ本部地下で尋問を受ける主人公の姿など、センシティブな描写も盛り込まれていますが、スタッフはこれらを注意深く扱い、迫真性のあるストーリーづくりをしていったそうです。

『CoD:ヴァンガード』の発売日は2021年11月5日で、対象機種はPS5 / PS4 / PC / Xbox One / Xbox Series X | S。

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コメント

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By 匿名

    フェニックス…不死鳥…
    ゾンビ?

  2. By 虫

    第二次世界大戦が1950年代まで続いた世界線っていうのはデマだったか

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