Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン4「オペレーション・ハイキャリバー」のテストサーバーが進行中。日本時間11月25日、このシーズンアップデートで予定していた、防衛側の各種カメラガジェットに対する変更が、多くの不具合により延期されることが発表されています。
R6S「防衛側カメラの調整」延期
現地時間11月30日にスタートするイヤー6シーズン4「オペレーション・ハイキャリバー」では、新オペレーターThorn(ソーン)などの新コンテンツが登場するほか、既存のゲームシステムにも調整が加えられます。
そのうち注目を集めたのが、「防衛側のカメラガジェットを外に置くことが、実質的に不可能になる」という変更です。特に影響を受けるのがValkyrie(ヴァルキリー)のブラックアイで、カジュアルや競技シーンを問わず、作戦の見直しは必至とされていました。
ところが日本時間11月25日、北米シージ公式Twitterより、この変更が延期となることが発表されています。
新しいリリース日程として、シージ開発側は2月に行われる世界大会「シックスインビテーショナル2022」以降、つまりイヤー7の始まる2022年3月以降に改めてリリースすることを見込んでいるそうですが、修正範囲が膨大なため、具体的な部分を示すことは難しいようです。
マップの構造上の問題か
どういった問題から、このような大幅なリリース延期に至ったのかは、北米公式Twitterより解説されています。
「海岸線の例:緑のゾーンは物理的な壁を表わしています。外壁が40センチ、内壁が20センチです。コンパスに表示される名前や、屋外・屋内の識別に使用される各部屋の区切りは、壁の中心の黄色い線で描かれている部分をなぞるようになっています。
海岸線は比較的古いマップで、空間の分割も手動で行われていました。つまり新しいゲームシステムではエラーが生じ得るものなのです。こうした例は2階のビリヤードルームで見ることができます。ここにある屋内外の境目は、凹んだ天井よりも低くなっており、モデルがカーブしている部分は技術的には『屋外』として表示されます。
もしここにカメラを投げたら、コントロールを失うことになるでしょう。識別方式を改善するために、こうした点を修正しているところです」
全マップでこうしたチェックと修正を行うことを考えると、やはり延期は避けられないようです。リリース以来のシステムが、2022年を前にして問題を起こしている形ですが、本来のアップデート予定が今後無事にリリースされることが期待されます。
Source: Twitter
コメント
コメント一覧 (7件)
これに関しては技術的なところの調整が難しいってサルでもわかるように説明してくれてるからありがたいね。ただ「諸事情」って濁されるとユーザーは邪推するからな。
カメラ仕様変更は良い調整だからしっかりマップ調べてから実装してほしいから仕方ない
Twitter見てると圧力に屈したなみたいなこと言ってるやつおってうんざりするわ
こればっかりはしゃあないな
テストサーバーとFIX関連整えて、最近はコンパスの改善みたいに調整早くなってきたから頑張れって感じだ
あまりにも複雑なんだよなあこのゲームの作りは そりゃバグもでるわ
モジーで奪ったドローンを隠す場所探してたら、たまに「エリア外に出てる」みたいな表示が出るのはそういうことだったのか。
どこが屋外扱いになってるとか調べるのめっちゃ大変そうやな