Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではシーズン11「エスケープ」が進行中。eスポーツ競技シーンALGSは年末年始の中断期間となっていますが、ファンたちはその間「どの地域がいちばん強いか」という議論で盛り上がり、エーペックスの開発スタッフさえもこの議論に登場しています。
世界最強の地域はどこなのか
『エーペックス レジェンズ』のeスポーツ競技シーンALGSでは現在2021-2022シーズンが進行中で、12月上旬にはスプリット1のレギュラーシーズンが終了。2022年1月より、各地域でプレイオフが開催されます。
年末年始は公式戦がないことから、本来であれば話題に乏しいエーペックス競技シーンのRedditですが、あるユーザーが投げかけた「今いちばん強い地域はどこだ?」という質問が激論を呼び起こしています。
ALGSは現在、北米、南米、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、APAC North(日韓)、APAC South(東南アジア・西アジア・オセアニア)の5つの地域グループに分かれていますが、2020-2021シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響もあって世界中のチームが集まってのオフライン・チャンピオンシップは開催されず、5つの地域でそれぞれオンライン・チャンピオンシップが開催されていました。
しかし、それぞれの国のファンたちはALGSの配信を見つつ、各地域のエーペックスの違いについてさまざまな見解を持っているようです。どんな地域に注目が集まっているのでしょうか。
- 「最強かどうかはともかく、APACは過小評価されてるし、北米にも勝てるだろう(と願ってる)」
- 「APACはFPSはもちろん対戦ゲームで世界を獲ったことがない。その点では賛同できないね(※訳注:実際には『LoL』の競技シーンなど前例は多数ある)」
- 「普通に考えてEUだろう。いちばん練習量が多いし、常に他の地域よりもメタが進んでる。上位の顔ぶれは固まってないし、トップチームに近いスキルを持ったチームがたくさんある。他の地域ではこういうチームは少ない」
- 「EUはAPAC Northの5分の1くらいしか練習してないだろ」
- 「APACはホリデーシーズンでも連日40チームはスクリムしてるし、大会が近いと60チーム以上になる。韓国のクリスマスは家族の休日というよりは、カップルの休日であることを覚えておいて欲しい。日本も似たようなものだ。だから今まさにスクリムしていてもおかしくない」
- 「APAC Northだ。北米とEUはひどく停滞してるのに、APAC Northはしてない。北米はオープンが始まってからそれほど成長してないし、EUもこれまではゆっくり停滞していたが、ヴァルキリーメタが登場して停滞が加速してる。APAC Northは成長し続けているし、特にRiddleのようなとんでもないチームが今まさにいる」
- 「でも彼らが地域内で対戦してるのは『そんなに強くない』チームだろ? 2つか3つの良いチームが、他の多くのそこそこの対戦相手と戦うのは、統計に大きな影響を与える気がする」
- 「APAC Northの平均は北米の中堅やEUの下位と同じくらいで、APAC Northのトップチームは北米やEUのトップよりも強い」
- 「何を根拠に言ってるんだ(笑)」
- 「統計分析と、彼らがどんな風にプレイしてるかに基づいてる」
議論を追っていくと、エーペックス人気の高さと、それに伴う選手人口の多さが知られているためか、日本や韓国が所属するAPAC North地域に予想以上に高い注目が集まっていることがうかがえます。一方で、多種多様な国のチームが集まっていることから、EUに優位性があるという見方もあるようです。
開発スタッフも一言
eスポーツファンたちの議論には、エーペックスの開発スタッフでリードソフトウェアエンジニアのricklesauceurことSamy Duc氏も顔を出しています。EUが優れていると主張するプレイヤーに、「だいたいあってる(Pretty much)」とだけ述べています。
2022年の公式戦も各地域内でのオンライン開催が続く見通しですが、果たしていつか、世界中の強豪チームがオフライン会場に集結し、世界最強チームを決められる日が来るのでしょうか。2022年以降のALGSの展開にも引き続き注目していきたいところです。
Source: Reddit
コメント
コメント一覧 (13件)
日本なんてメインのCSがコンバーターまみれな時点でね。
日本のeスポーツは見る専に近い流行と思ってる
PCとコンシューマーの比率的にもまず分母が小さいしな
でも日本人padしかいねぇじゃんw