『Battlefield 2042(バトルフィールド2042)』では今夏の大型アップデート「シーズン1」に向けた修正作業が続いており、4月1日には、以前論点が整理されたマップのバランス調整について、具体的な変更点が紹介されています。
マップ改変計画、その後
『BF2042』では引き続き、今夏の「シーズン1」に向けたアップデートが行われています。
3月3日には、開発スタッフの手により『BF2042』のマップデザインにおける5つの問題点が整理され、「マップの横断にかかる時間の長さ」や「遮蔽物の少なさ」など、掘り下げた解説がされていました。ここでの議論を元に、4月1日からは公式サイト上で、今後行われる具体的な変更内容の一部が紹介されています。
今回の記事の前提となっているマップデザインに関する議論については、こちらの記事をご確認ください。
マップの横断にかかる時間
128人規模のコンクエストが実現した『BF2042』ですが、マップが広すぎるために、セクターとセクターの間を移動するのにも時間がかかりすぎるという問題がありました。
これを受け、今回は「カレイドスコープ」と「リニューアル」の2マップにおける、改変後の各セクターの位置が公開されています。
「カレイドスコープ」はセクターB1が移動している以外は、全体的にあまり変わっていないように見えますが、「リニューアル」については、遠方にばらついていた各セクターの距離がはっきりと縮まったのが分かります。
なお、移動の問題については「ビークルを増やすべき」という意見も多かったそうですが、これはゲームパフォーマンスの観点から短期間では実施できず、今回は見送られています。
ビークルに関しては、増やす代わりにマップ内で使えるビークルの選択肢やカテゴリを変更することも検討しているそうです。アイデアとしては、「2座席ビークルのM5C ボルトを装甲車両扱いにし、代わりにMAVを輸送機カテゴリーに、さらにMD540 ナイトバードを攻撃ヘリコプターのカテゴリーに入れる」といったことを挙げています(詳しくは後述)。
遮蔽物と射線
全マップを通して、長距離の射線が通り過ぎているという問題に対する回答が求められていました。
長距離での撃ち合いが主体になってしまうことは開発側も望んでいないことから、マップ内に新たに遮蔽物となるオブジェクトを追加することで、セクター間の移動を比較的安全なものにしています。
遮蔽物を追加する際には戦闘の没入感も意識したアップデートが加えられる予定で、たとえば「カレイドスコープ」のB1に遮蔽物を増やす際には、軍事関連施設を設置し、草地を泥土に変え、さらに有刺鉄線で囲んでその世界観を深めています。
戦闘の激しさ
128人で戦うモードでは、セクター付近での撃ち合いが激しくなるだけでなく、ビークルからの攻撃もあって状況が混沌とし、何が起きているのか分からないという問題が指摘されていました。
この点を解消するために、ビークルによる制圧力を弱める方向で、各ビークルへのアクセスとクールダウンが以下のように調整されます。
- 128人用モードで、いつでも起動できる攻撃用ビークルとヘリの数を、各カテゴリーで3から2に減少させる。これにより、交戦する攻撃用ビークルは、最大でも戦車2両と攻撃ヘリ2機までとなる
- 攻撃用ビークルとヘリのクールダウンを60秒から120秒に増加
- 前述の通り、MD540 ナイトバードは輸送機から攻撃ヘリのカテゴリーに移動。MC5 ボルトも輸送車両から攻撃用ビークルのカテゴリーに移動
制圧力の高い攻撃用ビークルの活動時間と、これらに対処する時間が短くなることで、混戦エリアの改善を見込んでいるとのことです。
またコールイン・システムについても多数の要望が届いており、「コールインできるのは軽車両とレンジャー(犬ドローン)だけにすべき」という声が多いそうですが、この点については今後も議論を続けていくとのことです。
目標間のルート
ほとんどのマップでセクターとセクターをつなぐ定番のルートが分からないため、どのタイミングでどこを移動するのが安全か、または危険かも分からなくなっている問題についてもアップデートが予定されています。
しかし、この点についてはまずスポーン地点やセクターの場所移動を完了させたところから、前述した遮蔽物の追加と並行する形で明確なルートを構築していくとのことです。
各マップに、セクター間のルートとして使い物にならないエリアがある問題についても対処されます。たとえば「リニューアル」の、現在のセクターE1があるエリアについては、前述したセクターの位置変更に伴って、ここを「マップ外」にするそうです。
リリース予定
今回紹介されたマップ調整のリリース予定については、以下のように説明されています。
- 次回アップデート:ビークル関連のゲームプレイと、ビークルへのアクセス方式の調整
- シーズン1:「カレイドスコープ」と「リニューアル」の各セクター、拠点スポーン地点、遮蔽物と射線の調整
- シーズン1期間内には、他のローンチマップへのアップデートに関する議論も始まる
- さらに具体的な日程は今後も共有していく
次回は「スペシャリスト」について
先月からはマップをテーマに議論が進められてきましたが、シーズン1でのアップデート案がまとまったところでで、次回は『BF2042』のスペシャリストたちをテーマに議論されることが明かされました。
こちらは現在もSNSやDiscord、Redditなどでフィードバックを受け付けており、マップ調整のときと同様にプレイヤーの意見を集め、論点を整理していくようです。
ベータ時点からさまざまな意見のあった『BF2042』のスペシャリストに、どのような形で手が加えられるのでしょうか。今夏のシーズン1に向けて、次の展開に注目したいところです。日本のプレイヤーの皆さんも、今回提示されたマップ変更案や、スペシャリストのことなど、思うところがあればぜひコメント欄にお寄せください。
Source: BF2042 Official
コメント
コメント一覧 (22件)
PSPLUSでフリープレイでプレイできたVのほうがおもろい。もう4月ここまで高いお金だして買ったユーザーをなめてるゲームはないよ。(アンセムがあったわ)
アプデの頻度、内容が絶望的すぎる。ちょっとした改善案で毎回期待する古参プレイヤーしかBFは付き合えない。
そもそもPVで登場しているバギーが出撃画面から選択できないのか謎すぎて草
全員がスペシャリストじゃなくて、チームに各スペシャリスト1人だけとかでもいいと思うわ(もちろん少ない分性能もあげる)
イメージとしてはMGOのユニークキャラみたいな
リニューアルE1はアクセスが悪いせいで人が寄りつかなかったんであって、作り自体に不満はなかった。
出来れば削除でなく丸ごと違う場所に移設して欲しい
求めてることはマップ修正でもスペシャリスト強化でも謝罪の言葉でもないんやぞ
本当に求めてることは返金や
ゴミを買ってしまったという現実の中お金だけでも返してほしいってプレイヤーの心の声を汲み取りなさいな
もうアンインストールしたんで、仮に完璧に調整されたとしても二度とプレイしません。
単純に払ったカネを返してほしいと思うのみです。
自分で選択・購入した責任もとれないで返金返金騒ぐの哀れで笑う
まだ冷静に物事考えられないキッズだからしゃあないけどね・・・
発売前のドヤ顔おもろい
https://fpsjp.net/archives/396637