Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』では8月9日よりシーズン14「ハンテッド」がスタートします。これに向けて8月5日には、この新シーズンで登場する新レジェンド・ヴァンテージの持つアビリティの詳細が公開されました。
極地で育った凄腕のスナイパー、ヴァンテージが登場
シーズン14「ハンテッド」では新レジェンドとしてヴァンテージが登場。相棒のコウモリ・エコーとともにエーペックスゲームに参加します。
レジェンドとしては最年少の18歳であり、その奇妙な出自もあってヒューズやホライゾンら大人たちからは怪訝に見られていた彼女ですが、トレーラーでも描かれていたように狙撃の腕前は超一流。ゲーム内のアビリティも彼女の個性を反映したものになっています。
ヴァンテージのプロフィール
- 本名:シオマラ"マラ"コントレラス
- 年齢:18
- 帰るべき世界:パゴス
- 戦術アビリティ:エコー配置
- パッシブアビリティ:スポッターレンズ
- アルティメットアビリティ:スナイパーのマーク
ヴァンテージを育てた母親は、アウトランズで起きた内戦の中で(本人が言うには)無実の罪をかけられ、投獄されていました。しかし囚人輸送船が惑星パゴスに墜落し、その時点で身ごもっていたヴァンテージとともに、長らく2人で狩猟生活を送っていました。
その後、アウトランズ・ストーリーズ「サバイブ」の結末で描かれていたように、母親が送信した救難信号によって2人は惑星外の人間に発見されたようです。ヴァンテージは救出されましたが、代わりに母親は改めて身柄を拘束されてしまいます。母親の無実を証明するため、ヴァンテージはエーペックスゲームに参加します。
コンセプトアーティストのRachel Gagner氏によると、エーペックスゲームにおけるスナイパーをデザインするうえで、「ギリースーツのおじさん」という典型的な狙撃兵ではなく、新しいデザインを導入したかったそうです。ヴァンテージは、背は低いものの、体つきはがっしりしており、運動能力にも優れた人物です。その服装や装備は、パゴスに墜落した輸送船で入手した旧式のものをカスタマイズしたものです。
パゴスの外に出たばかりのヴァンテージにとって、目に映るものすべてが新鮮です。辞典でしか知らなかった外の世界に触れた彼女がどう反応するか、ゲーム内のボイスにも注目してみてください。
ヴァンテージのアビリティ
パッシブ:スポッターレンズ
ヴァンテージのパッシブは「スポッターレンズ」。彼女のヘッドギアにつけているアイピースを使い、敵チームの情報収集をすることができます。
このパッシブでは、中~長距離スコープ装備時にADS状態になると、敵のレジェンドの種類、チームの人数、シールドのティア、距離などの情報を収集し、ピンを立てることでチームメイトにその情報を共有できます。武器を構えていないときも使えます。
また、高倍率スコープを装着した武器を使っているときは、画面上に着弾地点のインジケーターが表示されるようになるため、弾速と減衰の仕様がそれぞれ異なっていたエーペックスの各種スナイパーライフルが、より扱いやすくなるでしょう。
戦術:エコー配置
ヴァンテージはエーペックス初の動物とともに戦うレジェンドで、ホイッスルを使って相棒のエコーとコミュニケーションができます。
このエコーはヴァンテージの戦術アビリティ「エコー配置」として機能します。エコーを任意の場所に飛ばし、再度アビリティを起動することで、ヴァンテージは背負ったブースターを使ってエコーのいる場所まで飛んでいくことができます。
垂直移動が容易になるため、スナイパーやスポッターにうってつけの高所を確保できるデザインとなっています。一方でジャンプバッドとは異なりチームメイトは連れて行けないため、孤立しないようにする意識も重要になります。また、エコーに自分の射線が通っていないと起動できません。
エコーは生きた動物のキャラクターであるためか、撃ってダメージを与えたり、キルすることはできず、「エコー配置」を妨害できないようにデザインされています。ただしエコーが移動すると各種のサウンドエフェクトが生じるため、敵チームの背後にエコーを飛ばして奇襲する、といった使い方はできないようデザインされています。
また、エコーを視認されるとその場所にいずれヴァンテージが飛んでくることがバレてしまうというデメリットもあります。ただし、飛んでいくタイミングはヴァンテージの方で決められるため、エコーを敢えて敵の視線誘導に使って、かく乱することもできます。スキルとアイデア、敵との読み合いが重要になる戦術アビリティと言えるでしょう。
なお裏話として、エコーは元々小鳥だったそうですが、デザインの過程で白いコウモリに変わったそうです。
アルティメット:スナイパーのマーク
アルティメットアビリティ「スナイパーのマーク」を起動すると、ヴァンテージは専用のカスタムスナイパーライフルを装備します。
このSRで被弾した敵は10秒間、固有のマークがついて強調表示されます。ライフルのベースダメージは50ですが、マークした敵に対してはベースダメージが100に倍増します。弾が当たるたびにダメージはさらに増加し、マークした敵にチームメイトが与えるダメージにもバフがかかります。なお、このマークには(トレーラーでもわずかに確認できたように)スキャンとしての効果はなく、撃たれた敵には10秒間隠れておくという選択肢もあります。
味方のダメージにもバフがかかる点が魅力的ながら、バフを活用するには効果時間内に弾を当てなければならないのは難点に思えます。しかし「カスタムSRは通常の武器スロット2つとは別枠」、「当てられなくてもペナルティはない」、「当てさえすればダメージレースで圧倒できる」ことを踏まえると、いざというときにチャンスを作れる選択肢としてチームに加える余地があるでしょう。むしろエイムに自信があるプレイヤーなら、詰めにいく場面では常勝できるようになるかもしれません。
このカスタムスナイパーライフルの詳細な仕様については未だ不明点が多いのですが(弾速や減衰、連射速度のほか、たとえば武器を切り替えたいときにこのSRはいつでも消せるのか、弾薬を使い切らないと次のアビリティチャージができないのか、リロードはできるか等)、開発スタッフのChris Winder氏が言うには、1マガジン5発で、弾は自動でセットされ、使い切る必要はないとのことなので、恐らくこの武器限定のアモを使い、制限時間で勝手に消える方式のようです(※細かな仕様は判明し次第追記していきます)。
追記:アルティメットのチャージ方式について
「ヴァンテージのアルティメットは他のすべてのレジェンドと異なり、(ほとんどの場合)いつでも使用可能です。弾が全5発になるのは100%チャージしたときで、20%チャージのときは1発、40%チャージのときは2発、という具合です」
練習してチームプレイに貢献しよう
ヴァンテージのアビリティセット全体を見ると、昨シーズンのニューキャッスルに引き続きお手軽には使えないレジェンドという印象です。しかしパッシブから得られる情報はどれも貴重で、さらに味方全体のダメージバフが期待できるというのはやはり見逃せないポイントなので、時間をかけて練習する甲斐のあるレジェンドとも言えます。何より、得た情報を元にどういう手順で仕掛けるべきか、チームメイトとあれこれ相談しながらプレイするのが楽しくなりそうなレジェンドです。
8月9日にシーズン14「ハンテッド」がスタートした際は、ぜひヴァンテージをピックして、これまでに無い立ち回りを極めてみてください。
Source: Pressrelease
コメント
コメント一覧 (9件)
無能キャラじゃないけど、こんな能力があっても別にメタ変わらんから無意味だな
???「最高の銃だッ!!!」
キーマウとかじゃなくpt専用だろこんなの
ウルトに被弾したら10秒被ダメ増加か…長いなぁ
最初だけ地雷が大発生して消えていく感じになるな
真意を発揮......わぉ...
パッと見た感じマウスの方が真意を発揮するように見える キーマウ論争にある程度バランスとろうとした?
真意を発揮...?w
真価