Riot Games(アットゲームズ)の無料タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』では、日本時間1月11日よりスタートするEpisode 6に向けてPBEパッチノートを公開。オーメンのスモーク弱体化が注目を集めましたが、開発スタッフはこの弱体化に対し、「埋め合わせ強化」をする可能性に触れています。
ダークカヴァー弱体化
アップデート6.0に向け、PBEパッチノートが正式版に先がけて公開されました。
新エピソードの目玉は新マップ「ロータス」と、「スプリット」への変更ですが、プレイヤーの注目を集めたのはオーメンの弱体化で、パッチノートには以下のように記載されています。
- オーメンのダークカヴァー(E)
- 壁の内側に設置したダークカヴァーは、付近の地面の高さまで落ちるようになる
- 注釈:ワンウェイスモークはVALORANTの一部です。しかし対抗するのが難しいため、これを意図的かつ無理の無い範囲に制限しておきたいのです。今回の変更がオーメンのパワーレベルにどう影響するかは引き続き注視していきます。
スモークを壁に埋め込み、自分だけが相手の足などを見られる(ワンウェイ)射線を作れるのがオーメンの強みの1つでしたが、「対抗するのが難しい」ということで、通常のスモーク展開時と同様に床やオブジェクトの上に落ちるようになりました。
しかしすべてのワンウェイが否定されているわけではありません。ワンウェイも「VALORANTの一部」であり、(定義は曖昧ですが)対戦していて無理の無いワンウェイスモークは今後も許容されるようです。
埋め合わせ強化の可能性も?
世界中のオーメン使いが落胆する中、開発者の一人であるAltombreことColeman Palm氏がRedditに登場し、今後オーメンの埋め合わせ強化をする可能性を述べています。
「ご安心を。私たちはこれがオーメンの弱体化であると認識しており、これを埋め合わせる強化の機会があるかどうかを調査する初期段階にあります(ただし、約束はできません。今回の変更の影響を見ていきたいのです)。私たちは、「壁の内側の赤い矢印」によるワンウェイスモークは、直感的に理解できず、意図的なものでもなかったと感じており、今後はよりアクセスしやすく意図的なゲームプレイになるようオーメンをさらに調整したいと思います」
開発側も、今回の変更が明らかな弱体化であることは理解しているようです。しかし実際のところどのくらい影響があるかは、パッチ適応後の対戦環境を見ないと分からないというのはもっともです。パッチ5.12でパラノイアが値引きされて使いやすくなったこともあり、危惧されているほど存在感に影響はないのか、それともどのマップでも姿を見なくなってしまうのか…。
もしも6.0からオーメンの評価やピック率が著しく低下した場合は、上述の通り埋め合わせ強化が行われることになるでしょう。
- タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
- 発売日:2020年6月2日
- 対象機種:PC(Riot Games)
Source: Reddit
コメント
コメント一覧 (1件)
他のキャラでも出来るワンウェイに統一されるだけでオーメンにしか出来なかったワンウェイは出来なくなるよってこと。