Electronic ArtsおよびDICEの歴史そのものと言える『バトルフィールド』シリーズのうち、『バトルフィールド1943』、『バッドカンパニー』、そして『バッドカンパニー2』の3作品は、現地時間4月28日を最後にストア販売が終了し、さらに現地時間12月8日にオンラインサービス全体が終了となることが発表されました。
BFシリーズ3作品が販売終了&オンラインサービス終了
2008年(日本では2009年)にリリースされた『バトルフィールド1943』と『バトルフィールド バッド カンパニー』、そして2010年にリリースされた『バトルフィールド バッド カンパニー2』の3タイトルが、2023年でリリース15年を迎えるのにともない、「その旅路に終止符を打つ」ことがEAのBF公式サイトより発表されました。
具体的には、以下の予定となっています。
- 現地時間2023年4月28日:『BF1943』、『BFBC』、『BFBC2』はデジタルストアから削除。購入できなくなる
- 現地時間2023年12月8日:これら3タイトルのオンラインサービスが終了
- 『BFBC』と『BFBC2』のシングルプレイヤーキャンペーンなど、オフラインコンテンツは引き続きプレイ可能
『バトルフィールド1943』
「当時、本作は『バトルフィールド』シリーズのコンソール版としては3作目で、第二次世界大戦の太平洋を舞台に、アメリカ海兵隊または大日本帝国海軍の一員として戦うものでした。
『BF1943』はデジタルゲームとしてのみ発売され、PlayStation 3とXbox 360の独占タイトルでした(※訳注:PC版については、『BF3』の開発に集中するため2011年に発売中止が発表された)。重要なことに、コンソールで初めてウェーク島をプレイできるようになったのです」
『バトルフィールド バッド カンパニー』
「マーロウ。スウィートウォーター。レッドフォード。そしてハガード。あなたの心に深く響く4人の名前です。『バトルフィールド バッド カンパニー』では、個人的な探求のために危険を冒して無断離隊をした、アイコニックかつ親しみのもてるトラブルメーカーの一団が登場しました。
キャストと彼らの物語が皆さんの興味をかきたてただけでなく、現在はラッシュと呼ばれるモード『ゴールドラッシュ』という、金の延べ棒を延々と追い求める彼らの姿を通じて、バトルフィールド・フランチャイズに新しいコアモードがもたらされました。そして愛すべき、しかし危険なスマイリーグレネードについても触れなければ、バッドカンパニーとは言えないでしょう。
本作は他にも、Frostbiteエンジンや、以降バトルフィールドで一貫してきた楽しくも混沌としたマルチプレイヤー体験の誕生にもなりました」
『バトルフィールド バッド カンパニー2』
「『バッドカンパニー2』では、これが最後と思われる敵陣への潜入任務のためにバンドが再結成されました。しかし任務が完了すると、彼らは南米に向かうことになり、ますます危険で、かつ謎めいた任務を遂行することなったのです。
『バッドカンパニー2』は、Frostbiteエンジンに新たな改良が加えられたことで、PC版のプレイヤーに初めて『軍隊のはみ出し者たち』を紹介した作品でもありました」
現在、そして未来のバトルフィールドのため
オンラインサービス終了の背景については、「私たちは現在、そして未来のバトルフィールド体験に焦点を移し、皆さんと一緒に新しい思い出を作りたいと考えています」とあり、やはり他のサービスを提供・継続するためのリソースの都合であることがうかがえます。
BFシリーズでは、現在『BF2042』のシーズン4が進行中。リリース後に多数の修正や改善、マップリワーク、兵科システムの再導入などでアップグレードされ続けてきた『BF2042』も、ようやくイヤー1の大型アップデートを完了させたところです。
2023年の予定ついては「シーズン5」の存在が既に発表されており、これがイヤー2コンテンツの一角をなすようです。一方でモバイルタイトルとして開発中だった『Battlefieldモバイル』は開発が中止されたことが発表され、『2042』以降の開発計画は不透明なままです。
2000年代後半のBFを象徴する『バッドカンパニー』シリーズには、とりわけ思い出深い方も多いはず。オンラインサービス終了は残念なお知らせですが、引き続き今後のバトルフィールドの展開に注目していきましょう。
Source: EA
コメント
コメント一覧 (4件)
1943が自分にとって最初のBFだったので感慨深い
お疲れ様でした
BF1942がなくならないのは助かる。
あとBFVは、もっとアプデが欲しい(´;ω;`)
BF2042が終了すればいいのに
BFBC2は神ゲーだった。