ウォーゾーン2.0：ランクプレイ制限リスト更新 / KV Broadsideとドラゴンブレス弾、ワンショットスナイパー制限

ActivisionおよびRaven Softwareが手がける『ウォーゾーン2.0』では、シーズン03後半から競技モード「ランクプレイ」がスタートし、バトロワでトリオが真の実力を競い合えるようになりました。

しかしシーズン04のアップデートでは、ドラゴンブレス弾が強化。注目が集まりましたが、これはランクプレイの公平性を損なうとして、KV Broadsideとともに「制限入り（ランクプレイで使用禁止）」となりました。なおスナイパーライフル用の炸裂弾も、ランクでは制限入りとなりました。

『ウォーゾーン2.0』ランクプレイに制限武器・アタッチメント追加

シーズン04が始まったばかりの『ウォーゾーン2.0』ですが、アップデートから数日にして、早くも武器・アタッチメントの制限リストへの更新が発表されました。

ウォーゾーンの公式Trelloボードに掲載された、『ウォーゾーン2.0』ランクプレイへの変更は以下の通りです。

制限武器の更新内容

制限武器をアップデート：

• KV Broadside
• ドラゴンブレス弾（ショットガン用）
• 炸裂弾（スナイパーライフル用）

開発者コメント「KV Broadsideと、記載のアタッチメント類は、今後のアップデートまでカスタムロードアウトメニュー内では制限されていないように表示されますが、ゲーム内では制限されており、対戦が始まれば制限されているものとしてロードアウトに表示されます。地上で拾えるアイテムについても、これらの新たな制限項目とともに後日アップデートされます。

留意事項：ウォーゾーンのランクプレイにおける競技設定は、競技性と公平な対戦をお届けするために複数のチームで取り組んでいます。制限項目はデータとフィードバックに基づいてアップデートしており、制限されたアイテムは、バランス変更を経て次回のシーズンで戻ってくる可能性があります」

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KV Broadsideが制限入り

KV Broadsideはシーズン02の新武器（ショットガン）。実装直後からその強さ、とりわけ連射性能の高さに注目が集まり、すぐに弱体化されたという経緯があります。

その後、シーズン04パッチノートではショットガン6種に細かな調整が入り、KV Broadsideも「中距離ダメージを減少」というさらなる弱体化を受けていました。

一方でコミュニティが注目したのは、弾薬アタッチメントである12ゲージ ドラゴンブレス弾の近距離ダメージが増加した点です。ショットガン系は元から近距離での戦闘を意識した武器種でもあったことから、このドラゴンブレス弾への強化は、開発側の意図しない結果をもたらしたことがうかがえます。

ウォーゾーンのストリーマーであるFifakillも、制限武器更新前に「ワンショットスナイパーとファイアショットガンが今ランクプレイを破壊している」とTwitterで苦言を呈していました。

やはりデータ上の勝率が意図しない高さになったのか、新シーズン開始直後の制限入りとなりました。Treyarch公式Twitterのリプ欄で、プレイヤーたちは今回の発表を「Ｗ（大勝利）」の文字で喜んでいます。

ワンショットスナイパーも制限

スナイパーライフル用の「炸裂弾」（MCPR-300、Signal 50、Victus XMR、FJX Imperiumで使用可能）も新たに制限されました。

シーズン04のウォーゾーンでは、プレイヤー体力が100から150に上昇。フルアーマーで最大HP300となり、ゲームの根幹部分とともにキルタイムが大きく変化しました。

一方で、いわゆるワンショットスナイパーがシーズン03で復活したことで、ヘッドショットの腕前に自信のあるプレイヤーにはむしろ有利環境になっていたのですが、ランクプレイではこのスタイルは禁止となりました。

シーズン03の人気武器はCronen Squall

データトラッキングサイトのWZ Rankによると、シーズン03終了直前の時点で最も人気があったのはバトルライフルのCronen Squallでした。

フルオートとセミオートの切り替えで性能が大きく変わるバトルライフルは、多様な環境かつ対戦時間の長いウォーゾーンにはうってつけ。シーズン02までは他の武器の方が使いやすかったこともあってバトルライフル全体の影が薄かったのですが、シーズン03ではCronen Squallがその救世主となりました。

とはいえシーズン04では、Cronen Squallにもさらなる調整が入っています。強化や弱体化、制限リスト更新の玉突きで、武器メタ全体が今後どのように変化していくかに注目していきましょう。

Source: Trello