Activision(アクティビジョン)が手がけるCoDシリーズ最新作『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』は11月10日発売予定で、現在予約受付中。
『CoD:MW3』のタイトル通り、今回がリブート版「モダン・ウォーフェア」シリーズの第3作となります。とはいえ、これでシリーズが完結するわけではないようで、開発スタッフが『CoD:MW3』以降の展開について気になる発言をしています。
開発スタッフが『CoD:MW3』以降のストーリー計画に触れる
2023年の新作『CoD:MW3』は、リブート版『モダン・ウォーフェア』の3作目。2007年から始まった旧作『Call of Duty 4: Modern Warfare(コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア)』は3部作として完結しましたが、今回も3作目のヴィランとして超国家主義勢力を率いるウラジミール・マカロフが登場し、プライス大尉らタスクフォース141と対決します。
こうした類似点から、2019年から始まったリブート版も今年で完結と考える方もいるでしょう。しかし、『CoD:MW3』開発スタッフでナラティブ・ディレクターのBrian Bloom氏が、ワシントンポストとのインタビューで『CoD:MW3』以降のストーリーについて触れています。
「まだ始まったばかり」
「リブートされた3部作のストーリーは、今年のリリース(『CoD:MW3』)後も拡大していきます。新たに確立されたストーリーを土台に、今後のゲームで語られる長期的なストーリー用のキャラクター・アーク(*)が計画されています」
*キャラクター・アーク:創作用語。登場人物の精神が物語を通じて変化していくさま。たとえば「最初は内気だった主人公が、劇中の出来事を通じて徐々に成長し、勇敢な人物になっていく」といった変化を図示するのに用いられる
「キャラクター・アークは一方向に進むものだと思うでしょうが、アークから外れたり逆戻りすることもあります。人は進化することもあれば、退化することもあります」
「こうしたキャラクター・アークはすべてストーリーを語るための豊かで肥沃な大地をもたらし、止まることはありません。実際、まだ始まったばかりと言えるでしょう」
『モダン・ウォーフェア4』は出る?
「『CoD:MW3』後も拡大」、「まだ始まったばかり」ということで、『CoD:MW3』でプライス大尉らタスクフォース141の物語は終わらず、さらなるストーリーを描いていく展望があるようです。
2022年の『Call of Duty: Modern Warfare ll(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll)』でも、「レイド」という3人協力型のPvEモードが導入されました。これはキャンペーンの終了後から直接続くストーリー仕立てのミッションで、『CoD:MWll』本編では端役だったファラや、出番のなかったアレックスにも焦点が当てられました。
『CoD:MW3』のストーリーの続きも、再び「レイド」のような形式で描かれるのでしょうか。それとも完全新作『モダン・ウォーフェア4』の計画があるのでしょうか。
スピンオフや「CoD2024」の噂を再チェック
過去の噂を漁っていくと、ゴーストが主役のスピンオフ・キャンペーンをInfinity Ward(インフィニティ・ウォード)が開発中、というものがありました。インタビューでBloom氏が「アークから外れることもあれば、逆戻りすることもある」と述べているように、ゴーストのような人気キャラクターのスピンオフや、「過去編」のようなものが描かれる可能性もありそうです。
また、現在の話題の中心は『CoD:MW3』ですが、コミュニティでは既に2024年の「CoD 2024(仮)」に関する噂や考察もさかんです。その中核にあるのが、「2024年はTreyarch(トレイアーク)が手がける『ブラックオプス』シリーズの新作で、舞台は湾岸戦争」という説です。
現在のActivision傘下スタジオの持ち回りシステムを踏まえると、確かに2024年はTreyarchがメインスタジオである可能性は非常に高いと言えます。しかし、2025年は再びInfinity Wardによる「モダン・ウォーフェア」の続きが描かれるのかもしれません(なお、信憑性は低いですが2025年の噂も一応あります)。
『CoD:MW3』予約でキャンペーンを1週間早くプレイ可能
今回のインタビューにはネタバレとも取れる面があり、『CoD:MW3』でタスクフォース141が全滅、またはマカロフと引き分けになって終わるような悲惨なオチには(多分)ならないと分かります。
しかし、ストーリーについてまだまだ不明点が多いのも事実です。トレーラーでも、旧作を連想させるようなシーンが映っており想像力を刺激されます。
『CoD:MW3』は現在予約受付中。『CoD:MWll』からほぼすべての武器やアイテムを引き継げるマルチプレイヤーモードも魅力的ですが、キャンペーンの展開を早く見たい方は、『CoD:MW3』を予約することでオープンベータとキャンペーン・アーリーアクセスが可能になります。
『CoD:MW3』のキャンペーンでは「オープンコンバット・ミッション」を採用。ミッションをどのような方法でクリアするか、プレイヤー側の好みに応じて選択できるシステムになっています。この「オープンコンバットミッション」についても、これから次々に情報がもたらされるでしょう。
旧作『CoD:MW2』と2022年の『CoD:MWll』がまったく異なるストーリーであったように、『CoD:MW3』も完全新規のストーリーが予想されます。キャンペーンに興味がある方は、ぜひ『CoD:MW3』の予約を検討してみてください。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅲ)
- 発売日:2023年11月10日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: The Washington Post
コメント
コメント一覧 (20件)
BOよりMWの方が面白いもんで頼むから2024年はMW4にしてくれ
BOの湾岸戦争がどうこうなんて嘘だと言ってくれ、絶対スベるから
冷戦も現代戦も近未来戦も全部作り直した方がいいね。
もしアメリカとソヴィエトが戦争したらのとかにしてほしい。
MWが売れて、そっからCW、Vと色んな意味で滑って今回のMWⅡで売上は伸びてるからまぁ「MW擦っときゃいいんじゃね?」ってなるのはわかる
個人的には武器の細部と名前違ったとしてもオモチャみたいな架空銃ピョンピョンしながら撃ってるより楽しいからBO5!とか言われるよりは一生MW擦ってて欲しい
モダンの名前使わないと売れないから仕方ないね。
ストーリーは期待できるんだろうけど、とにかくマルチプレイ推すならクロスプレイするのやめてほしい。PADがApexと比較にならならいレベルで強すぎてPCではチーターじゃないと勝てないレベル。
そろそろ近未来戦も見たい
AWみたいな路線でまた頼むよ
カルテルにテロ組織、PMCときて次は何?民兵?もうやったか
CoDに限った話じゃないが ゲームの規模が肥大化して行った結果
ヴィラン側を漫画の様に絶対悪として書く必要があって
戦争物でそれすると単純なプロパガンダになりかねないし
シーン自体も4(AC130)とかMW2(空港の津波ボーン☆)みたいに社会問題化させれると売り上げに
響くから出来なくなったって言うのが正しいんだと思うわ
MWⅡも本編がメキシコなのはそれが理由じゃないかな
悪い言い方すれば「あそこなら題材にしてもおこられなさそう」な場所を題材にしたいって所かと
なんかただのヒーローシューターになってないか?
旧MWシリーズはいきなり味方や操作キャラが亡くなったりして戦場の無慈悲な部分を描いてたけど今のリブート版って緊張感ないよな
アレックスもしれっとMW2019で生きてたのは唖然とした。普通足だけじゃ済まんだろあれでキャンペーンのラストのシーンが安ぽくなった