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キーボード&マウスデビューに最適? ポータブルゲーミングPCを高解像度モニター出力するPCドック「US3C-GCHD/HN」先行体験、4K/60Hz対応で7,980円想定

キーボード&マウスデビューに最適? ポータブルゲーミングPCを高解像度モニター出力するPCドック「US3C-GCHDHN」先行体験、4K60Hz対応で7,980円想定
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PCの周辺機器を手がけるアイ・オー・データ機器は2月1日、ポータブルゲーミングPCの映像をモニターに出力するドック「US3C-GCHD/HN」を発表。発売は2024年3月下旬で、想定価格は7,980円(税込)。

パッと聞いただけではどんなデバイスなのか分かりにくかったが、都内で行われた先行体験会で試遊することができたのでその模様をお届けしたい。

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ポータブルゲーミングPC用ドック「US3C-GCHD/HN」

アイ・オー・データ機器が手がける「US3C-GCHD/HN」は、Steam DeckなどのポータブルゲーミングPCに対応したドック。屋外でもゲームができるのがポータブルゲーミングPCの利点だが、屋内でも広い画面のゲーミングモニターやキーボード&マウスで快適にプレイするための拡張デバイスだ。

外部ディスプレイは、フルHD/240Hz、WQHD/120Hz、さらに4K/60Hzのリフレッシュレートにも対応。ポータブルゲーミングPCをPC本体のように用いて、滑らかなゲームプレイが楽しめるとのこと。

アイ・オー・データで動作確認済みのポータブルゲーミングPCは以下の3点。

これらの機器の拡張ドックが本製品となる。他メーカーの製品にも対応しないことはないそうだが、購入の際は一応意識しておこう。

「US3C-GCHD/HN」の実物を先行体験

ポータブルゲーミングPC用を高解像度モニター出力、アイ・オーのPCドック"US3C-GCHD/HN"発表、最大240Hz4K/60Hzにも対応
「US3C-GCHD/HN」正面
ポータブルゲーミングPC用を高解像度モニター出力、アイ・オーのPCドック"US3C-GCHD/HN"発表、最大240Hz4K/60Hzにも対応
「US3C-GCHD/HN」背面

都内で開催された「US3C-GCHD/HN」の先行体験会で、実物に触れることができた。ちなみに会場で使われたモニターは、アイ・オー・データが手がけるゲーミングモニター「GigaCrysta(ギガクリスタ)」シリーズ。

電源入力はUSB-C(ポータブルゲーミングPC付属のACアダプターを接続)。デバイス接続用の端子はUSB-C、USB-A x2、有線LAN、HDMI出力(HDCP対応なし)。ポータブルゲーミングPCとドックは、ホスト接続用USB-Cケーブルで接続する。

『エーペックスレジェンズ』でテスト

Steam Deck、ROG Ally、Legion Goを「US3C-GCHD/HN」にそれぞれ接続し、FPSタイトルである『エーペックスレジェンズ』をモニター出力。射撃訓練場で試しに動かしてみた。

ざっくり測定ではあるものの、多数のオブジェクトがある広い場所で動かした際は、70~80FPS程度のフレームレートを確認。

ポータブルゲーミングPC用を高解像度モニター出力、アイ・オーのPCドック"US3C-GCHD/HN"発表、最大240Hz4K/60Hzにも対応
Steam Deckから『エーペックスレジェンズ』をGigaCrystaに出力
ポータブルゲーミングPC用を高解像度モニター出力、アイ・オーのPCドック"US3C-GCHD/HN"発表、最大240Hz4K/60Hzにも対応
Steam Deck+キーボード+マウス+モニター(+LANケーブル)の組み合わせで、さらに1つUSB-C端子が使える
ポータブルゲーミングPC用を高解像度モニター出力、アイ・オーのPCドック"US3C-GCHD/HN"発表、最大240Hz4K/60Hzにも対応
高いFPSが求められる本格競技プレイ以外であれば十分だろうか

描出の負担が少ないシーンでは140FPS以上出るものの、あらゆる場面で100FPS以上を維持するのは難しそう。本格競技志向のプレイヤーには物足りないだろう。

とはいえポータブルゲーミングPCが、まるでNintendo Switchのように出力先を切り替え可能になる点は大きな魅力。カジュアルにゲームを楽しむなら十分選択肢に入るし、シンプルに使いやすい。

コントローラーやヘッドセットなどの拡張が可能

他の利点として、端子の豊富さも挙げられる。現行のポータブルゲーミングPCは接続端子の数が限られている一方、「US3C-GCHD/HN」があれば、コントローラーやLANケーブルはもちろん、キーボードとマウス、さらにUSB接続のヘッドセットや、外付けタイプのSSDなども同時に接続できる。

電源は最大100WのUSB PDに対応し、プレイしながらの充電も可能。Steam Deckには純正のドッキングステーション(12,800円)もあるが、「US3C-GCHD/HN」なら7,980円で販売予定なのでお得かもしれない。

ポータブルゲーミングPCからのキーマウデビュー

ポータブルゲーミングPC用を高解像度モニター出力、アイ・オーのPCドック"US3C-GCHD/HN"発表、最大240Hz4K/60Hzにも対応
65型4Kディスプレイにも対応

昨今ではSteam Deckを皮切りに、ポータブルゲーミングPC界隈が盛り上がっている。家庭用ゲーム機よりも値が張るものの、サイズに対して高性能で、本格的なゲーミングPCより手が届きやすいためだ。エンジョイゲーマーには選択肢の一つとなるだろう。

ポータブルゲーミングPCでPCゲームデビューしたゲーマーが、次のステップとして「ポータブルゲーミングPC+ドック+外部ディスプレイ+キーボード&マウス」を選択するのもありかもしれない。

もちろん全部揃えるとそれなりのお値段となる。ポータブルゲーミングPCがほしいわけではない場合は、通常のゲーミングPCかゲーミングノートPCを購入するのがおすすめだ。

「US3C-GCHD/HN」のさらに詳細な仕様は、アイ・オーの公式サイトで確認できる。

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Source: IODATA


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コメント

コメント一覧 (3件)

  • 要は本体別売りで、記事自体もこれだと格安PCがあるみたいな書き方だから少し治した方が良い気がする PC民は「こんな値段で買えるわけないww」って言うんだろうけどPC初心者はそんな値段相場すら知らなんい層が多いからね 

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