現地時間3月17日、Respawn Entertainment/EAが開催中の『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』公式大会エーペックスレジェンズ グローバルシリーズで、プロプレイヤーのGenburtenとImpelial Halの2名がハッキングされ、試合中に強制的にチートを付与され操作も奪われるという前代未聞の事態が発生した。
エペ公式大会ALGS中にハッキング
エーペックスレジェンズ グローバルシリーズ(以下ALGS)とはApex Legendsのesports大会だ。 今年で4年目を迎え、各地域に分かれてトッププレイヤーたちが競い、勝ち残ったトップチームたちが賞金総額500万ドルをかけてALGSチャンピオンシップで戦う。
ALGS スプリット1リーグのNAリージョンファイナルが現地時間3月17日に開催されたが、悪意あるハッカーにより大会が延期された。まず標的にされたのはアメリカチーム"DarkZero"のGenburten選手であった。
第3試合中にGenburten選手の画面に、AIMBOTなどチートでおなじみの単語やリコイルを無くすNo Swayなど記載されている謎のコマンドリストが突然表示されたのである。そして、Genburtenに他プレイヤー達の位置が丸わかりになってしまうチートが強制的に付与され、ゲーム内チャットにはGenburten名義でハッキング行為が投稿されるという前代未聞の出来事が発生したのだ。
Genburtenは急いで試合を離脱してそれ以上の被害を防いだが、信じられない事態にぼうぜん自失としていた。 なお、突然のハッキングによりチームメイトを失ってしまったDarkZeroだが、たった2名なのにその試合で2位になるというさすがのプレイを記録している。しかし、マップの反対位置にいたZaptoh選手をハッキングされたGenburtenが弓でキルしているというありえない事態が発覚し、第3試合は無効試合となった。
続く第4試合では”TSM”のImpelialHal選手が標的になった。今度はAimbotを強制付与され自分で射撃ができなくなり操作も奪われてしまう。 当然ながらこの試合も無効試合だ。ImpelialHalは試合を抜けた後に一時的にBANされてしまうという不遇の事態にも見舞われている。
ALGS 延期へ
最終的にALGS運営がNAリージョンファイナルを延期すると表明した。 突然のハッキングにより大事な試合を破壊され、各チームと運営の労力が無に帰してしまった。このような事態はこれまでに起こっておらず、Apex Legendsだけでなく他のesports大会でもこのような悪質極まりない事態が発生するかもしれないのが恐ろしいところだ。
Source: @PlayApexEsports, Genburten
コメント
コメント一覧 (7件)
他にやることもなく、友達もいないんやろなぁ、こういう奴って...
家族にも疎まれ、恋人も友達もいなくて、永遠に負を撒き散らす害悪になるしか出来ない不適合者
この件で運営叩いてるやつ出そうだけど、参加者含め完全に被害者だからな勘違いしちゃいけんよ
MW3の時ロビーで名前全員ハッカーの名前に変えられたなぁ
そのロビー抜けたら直ったけど
悪趣味ですな...
15年もそいつ野放しなのか・・・
2009年MW2では感染チートっていう無差別チート付与があったけど名前的(Destroyer2009)にこれをリスペクトしているやつがやってるからマジで大変...
Destroyer2009ってハッカーがやってるみたいですが、2009年MW2で感染チート(常時UAV、オートエイム、ウォールハックが、感染チート保持者がホストになってしまったらマッチ参加者全員が感染、本体再起動しないと直らない)が流行ってゲーム破壊されたんですよね。