『Incursion Red River(インカージョン レッドリバー)』は、インディー系スタジオGames Of Tomorrow(ゲームスオブトゥモロー)が開発中の、オンライン協力型・脱出系タクティカルシューター。
プレイヤーは最大3人のフレンドとチームを組み、さまざまな契約やチャレンジをこなしながら現地ベトナムでの名声を高めていく。協力プレイ可能な「ベトナムタルコフ」という雰囲気のこのゲームだが、Steamにて現地時間4月10日よりアーリーアクセスが開催される。
『Incursion Red River』の舞台は無法地帯ベトナム
『Incursion Red River』の舞台となるのは現代のベトナム。Games Of Tomorrowはドイツのインディー系スタジオだが、ベトナムがいつの間にか危険な無法地帯へと化しているという、突飛な設定になっている。
Steamストアページには背景設定が解説されている。ベトナム戦争での米軍撤退や、その後のソ連崩壊を経て、ベトナムは中国の支援を受けながら今日まで発展。中国は欧米の影響力を排除すべく、国内にベトナム共産党を結成し、アメリカとのブラックオプス的対立を繰り広げてきた。その結果、ベトナム社会は崩壊した。
途中までは史実だが、2015年より国際的な軍事介入が始まったという。国家間の対立は次の3年で紛争へと発展。さまざまなPMCや、国家への忠義をなくした民兵組織が入り乱れる有様に。こうしてかつて繁栄していたベトナムは今や、戦争と無法者たちによって引き裂かれた状態にある。
『Incursion Red River』のゲームプレイ
『Incursion Red River』ではUnreal Engine 5を採用し、ゲームとしての楽しさと、リアルさの間でバランスが取られている。
プレイヤーは、戦争から利益を得ようとする民間軍事企業の一員となり、ストーリーに沿ってさまざまな戦闘や探索を行う。最大3人のフレンドとチームを組み、3つの異なるPMCから課された契約やチャレンジを達成。報酬を獲得しながら現地での名声を高めていく。シングルプレイにも対応。
武器やギアはベンダーのもとで購入できる。各武器には正確にシミュレーションされた弾道システムによってユニークな個性が設定されており、アタッチメントでカスタマイズ可能。遠距離から戦うか、接近して戦うか、スタイルはプレイヤーの自由。総じて『Escape from Tarkov(エスケープ フロム タルコフ / EFT)』のフレンド協力型バージョンという雰囲気だ。
プレイヤーの家として機能する「潜伏拠点」システムもある。ここではアイテムの売買や、新しい契約の受注。フレンドの招待。さらにはインベントリを管理しつつ、射撃場で武器のテストもできる。
ウィッシュリスト登録者10万人突破
このゲームはもともと『Project Quarantine(プロジェクト・クァランティン)』の名で開発されていたが、2024年2月に現在の『Incursion Red River』へとリブランドされた。2月の時点でデモプレイも開催され、ウィッシュリスト登録者も10万人を突破。作品への期待度がうかがえる。
『Incursion Red River』のアーリーアクセスは4月10日開催。価格は16.99ドル(約2,578円)で、4月22日までは20%オフのセールも開催される。
記事執筆時点で日本語サポートはないものの、英語でも問題ないというプレイヤーや、雰囲気だけでも楽しみたいプレイヤーは、ウィッシュリストに登録してみてはいかがだろうか。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: X, Steam
コメント
コメント一覧 (3件)
vPないとユーザーが離れやすいのはCoDくんが2年かけて証明してくれたんだよな
DMZの方がまだMWZより人が定着してたっていう
バトロワから始まってこの数年、vPに疲れてる勢は結構多いからゲームの出来次第では化ける
その出来が何より重要なところではあるけど…。
タルコフはPvPがあるから緊張感あって飽きないけど
このゲームは序盤はおもろいかもしれんけど、後半飽きそう
正直流行らない気がする