エックスディファイアント：要望多かった「チームデスマッチ」数週間内に実装！ リリース2週間でプレイヤー数は1,000万人を突破

Ubisoft（ユービーアイソフト）の基本プレイ無料アリーナシューター『XDefiant（エックスディファイアント）』ではプレシーズンが進行中。6月11日の「Ubisoft Forward」ではシーズン1が発表された。

しかし7月2日に始まるシーズン1まで、新コンテンツの追加をじっと待つ必要は無さそうだ。プロデューサーのMark Rubin氏が数週間内に「チームデスマッチ」モードを実装すると発言し、注目を集めている。

『エックスディファイアント』でチームデスマッチ実装へ

先日の「IGN Live 2024」に出席したRubin氏。リリースされたばかりの『エックスディファイアント』の好調ぶりに驚いていることを語った。プレイヤー数はリリース1時間後に100万人を超え、2週間以内に1,000万人を越えたという。

今後についても前向きだ。リリース前からXにたびたび登場してプレイヤーと交流してきたかげで、貴重なフィードバックを得られているという。それは開発方針を決めるうえでも参考になっており、会場では多くのファンの前で以下の発言をした（3:00ごろ）。

「フィードバックを受け、開発過程では多くの変更を加えてきました。リリース後の数週間、プレイヤーからずっと要望され続けてきたものの一つはチームデスマッチモードです。これは数週間内に見られるでしょう。この場で発表します。数週間内にチームデスマッチモードが出ます」

シンプルな「チームデスマッチ」ルール

「チームデスマッチ」は、『エックスディファイアント』とよく比較される代表的FPSタイトル『コール オブ デューティ』でも基本とされるモード。2チームに分かれて対戦し、先に一定のキル数を獲得したチームが勝利。あらゆるFPSの中で恐らく最もシンプルなルールだ。

現在の『エックスディファイアント』は、指定エリアの確保が求められる目標志向型のルールが中心。「ホットショット」モードのみキルで発生するバウンティの争奪が重要だが、キル数そのもので勝敗が決まるモードはなかった。

データも公開予定、コミュニティとともに決断

Rubin氏からは他にも、バランス調整についての話があった。スナイパーライフルの弱体化が発表済みだが、その他はまだ不透明。

Rubin氏もさまざまなプレイヤーの『エックスディファイアント』動画を見て、「この武器が強すぎる」、「このメタが強すぎる」といった話題を毎日目にしているという。同時に手元のデータもチェックしている。

しかし、実際のところリリースからまだ3週間ほどしか経っていない点を留意する必要がありそうだ。現時点で、バランス調整について決断を固めるには時間的に不十分としている。とはいえ少なくとも、特定の武器のサイレント弱体化のようなことはしないとのこと。

今回のインタビューでRubin氏は他にも、コミュニティに対する透明性を重視していると述べた。今後は、開発側で収集しているデータの共有も計画中。このデータを使って、プレイヤーたちと一緒に『エックスディファイアント』の今後を決めていく考えだ。

• タイトル：『XDefiant（エックスディファイアント）』
• 発売日：2024年5月21日
• 対象機種：PC / PS5 / Xbox Series X|S

Source: YouTube, IGN