Ubisoft(ユービーアイソフト)は、基本プレイ無料のアリーナシューター『XDefiant(エックスディファイアント)』の「シーズン1」を公開。現地時間7月2日にアップデートが実施される。
シーズン1では、6番目の勢力として「GSK」が登場。ショックワイヤー、アクティブ・ディフェンス・システム(ADS)、そしてフラッシュシールドという守備的なキットを駆使し、対戦のメタに刺激を与える。
『エックスディファイアント』シーズン1全情報
守備力に優れた新勢力「GSK」
(※以下、日本語名は記事上の仮訳)
シーズン1の新勢力は「GSK」。Ubisoftが手がけるタクティカルシューター『レインボーシックス シージ』の特殊部隊「GSG-9」がモチーフ。確保したエリアのキープに役立つ、守備的なキットを備えている。
キャラクターとしては、「カプタン」、「クリーガー」、「スターク」の3名が選択可能。彼らGSK共通のスキルは以下のとおり。
GSKのスキルセット
- パッシブ:ハードヒット
- ヘッドショットダメージを低減させる防弾ヘルメット。スナイパーライフルでもヘッドショット1撃では倒せなくなる
- アビリティ1:ショックワイヤー
- 電流の走る有刺鉄線を設置。踏んだ敵に電撃ダメージを与えてスピードを低下させる。最大3つ展開可能。殴って破壊できる
- アビリティ2:ADS
- アクティブ・ディフェンス・システムを設置。敵の投てき物をシャットアウトする。こちらのADSは投げて設置するしくみで、天井などの高所にもつけられる。デッドセックのハイジャックで奪える
- ウルトラ:フラッシュシールド
- 強烈なフラッシュ機能を搭載したシールドを装備。敵の視界をくらましながら一方的に攻撃できる。シールドを構えているときは、サブウェポンに装弾60発のマシンピストル93Rを装備(予備弾薬なし)
LVOA-Cなど新武器3種
シーズン1の新武器は3種。すべてシーズンバトルパスから無料でアンロックできる。
- LVOA-C(アサルトライフル)
- 連射速度と操作性に優れ、中距離で使いやすいAR。ボディへのキルタイムはARクラス最速
- SAWED-OFF(サブ武器)
- 装弾2発。通常ショットガンよりも射程が短いが、至近距離では最高の選択肢。他のサブ武器よりも移動速度がやや遅め
- L115(スナイパーライフル)
- エイム速度やダメージなどの各種スタッツにおいて、現在のスナイパーライフル2種の中間程度の性能としてデザインされている
「クラブハウス」など新マップ3種
シーズン開始時には、新マップとして「クラブハウス」が登場。ここは『レインボーシックス シージ』でおなじみの同名対戦マップがモチーフで、ガレージやバーなどが再現。さらに倉庫など『エックスディファイアント』独自のエリアにもアクセスできる。
屋内は2階部分にも行ける。シージとは異なり各エリア間の壁や床はあらかじめ大きく破壊されており、走り回りやすいデザイン。
マップ内には、ドローン、展開型シールド、バリケードなどシージファンなら思わずニヤリとする小物も。対戦しつつ見て回ってみよう。
シーズン中に「デイトナ」と「ロックフェラー」追加
クラブハウスの他にも、1か月ごとに新マップが1つずつ追加。オープンワールド・レースゲーム『ザ クルー2』より、直線型マップ「デイトナ」。さらにルートシューター『ディビジョン』シリーズから、アリーナ型マップ「ロックフェラー」が登場する。
新モード:「キャプチャー・ザ・フラッグ」と「ボム!」
シーズン1の新ゲームモードは2種類。ハイテンポに走り回る「キャプチャー・ザ・フラッグ」と、慎重な立ち回りが求められるラウンド制の「ボム!」が登場する。
- キャプチャー・ザ・フラッグ(シーズン開始時)
- 敵チームの拠点からフラッグ(旗)を奪取し、自チームの拠点へと持ち帰るのが目標。自チームのフラッグを奪われないように注意
- ボム!(シーズン1内に登場)
- 攻撃チームと防衛チームに分かれるモード。攻撃側は指定のエリアに爆弾を設置し、爆破することが目標。防衛側は爆弾設置を阻止するか、設置された爆弾を解除することが目標
ランクマッチがいよいよ開幕
プレシーズンからテストに参加できたランクマッチが、シーズン1から本格スタート。『エックスディファイアント』で真のスキルを競い合う4v4モードとなる。参加してランクを上げることで、ランク限定報酬を獲得できる。
ランクには、独自のルールやマッチメイキング方式、パーティー制限などの細かな仕様がある。参加を検討している方は、こちらの記事で事前に確認して欲しい。
新たな武器マスター
ブロンズ、シルバー、ゴールドの既存の武器マスターにくわえ、新たにレベル4~6まで3種類の武器マスターを追加。
- マスターレベル4:チタンヴァイオレット
- マスターレベル5:チタンアジュール
- マスターレベル6:チタンプリズマ
プレステージは「まだ」
なお『エックスディファイアント』にはプレステージ・システムが導入されることが明かされているが、シーズン1では登場しない。実装日程は未定。
プレステージとは、『エックスディファイアント』とよく比較される『コール オブ デューティ』のやりこみ要素の1つ。タイトルによって仕組みがやや異なるこのシステムだが、『エックスディファイアント』のプレステージがどのような形式になるかは不明。
シーズンバトルパス
シーズン1のバトルパスでは、90ティアにわたってさまざまなアイテムが獲得できる。上述の新武器もバトルパスの無料トラックに含まれる。
キャラクターや武器には、青白い「スペクトラ」テーマのスキンや、トランプデザインの「ワイルドカード」シリーズが収録。レジェンダリースキンでは、スターク用「サンダーボルト」が目玉。
他にも、カスタマイズ要素のプレイヤーカードやアニメーション、絵文字セット。さらに合計1300分のXコインを集められる。
クリエイターズプログラム
Ubisoftから『エックスディファイアント』のクリエイターとして認められると、「クリエイターズプログラム」に参加できる。これはシーズン1開始時から有効。
ゲーム内ストアに行くと、画面右下に新たにクリエイターサポート用のボタンが追加されている。ファンは自分の好きなクリエイターをここで指定できる。次の14日間、ゲーム内で何らかのアイテムを購入すると指定したクリエイターを支援できるしくみ。
シーズン1のクリエイターズプログラムに関するさらなる詳細は、『エックスディファイアント』公式サイトに掲載予定(記事執筆時点)。
コンシューマー版のキーマウサポートなど今後の予定
コミュニティデベロッパーのZack Padgett氏が、『エックスディファイアント』のDiscordコミュニティから多く寄せられた質問について回答。
- コンシューマー版でのキーボード&マウスサポートは引き続き実装予定。日程は未定
- 次のシーズン以降も、新武器はすべてバトルパスの無料トラックでアンロック可能。シーズン内に解除できなかった武器には、次のシーズンでアンロックチャレンジが導入される
- プライベートマッチ機能を実装予定。続報は後日
- キルカメラ機能は今のところ共有できる情報はないが、関連する作業に取り組んでいる
なお画像左下にある通り、7月3日までにコード「FVRT-T425-TGTH-64S3」をこちらの引き換えページ(Ubisoft公式)で入力すると、AK-47用スキン「パンチ」が獲得できる。こちらも忘れずに獲得しておこう。
- タイトル:『XDefiant(エックスディファイアント)』
- 発売日:2024年5月21日
- 対象機種:PC / PS5 / Xbox Series X|S
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Press Release
コメント
コメント一覧 (7件)
フラッシュシールドが武器枠じゃなくてよかった
ウルトねOK
アークスとかいう社不と同社でも制作やら構想が別スタジオな事もわからない奇人が集まってる地獄のコメント欄
アサクリで激ヤバな会社なのわかったからやりたいけどやらない
山ほど開発スタジオ抱えてるUBIのタイトルひとつやらかしたからって、その他全部やらないってのは
むしろクリード(信条)極まってるね
まぁどうしようが勝手だけど
FPS出してる会社大抵問題起こしてるけど、普段遊んでるゲームはどうぶつの森とかゼル伝ってとこかな?
カプタンだと!?ダイブアタックしろ!囲め囲め!(アークス並感)
虹六から来たキャラがヘッショ耐えるの笑える