基本プレイ無料の新作ヒーローシューター『FragPunk』がおもしろそう！ カードシステムで「ルール自体を捻じ曲げる」斬新なFPS

NetEase GamesとBad Guitarによる、新作5対5ヒーローシューター『FragPunk（フラッグパンク）』が発表された。本作は2025年にXbox Series X|SとPC（Steam）でリリース予定の注目タイトルだ。

『FragPunk』の最大の特徴は、プレイヤーの強化や敵の弱体化、さらにはルール自体を変更するユニークな「Shard Card（シャードカード）」システム。これにより、毎ラウンド異なる戦略が要求され、プレイヤーの適応力が試されることになる。

『FragPunk』7つの特徴

1. シャードカードシステム:
   • 70種類以上のカードでルールを変更し、ゲームプレイに変化を加える。ジャンプ力の増強、攻守の役割逆転、弾丸への炎や連鎖雷効果の付与、プレイヤーの復活など、多彩な効果がある。
2. 10人の個性的なヒーロー:
   • それぞれ独自のスキルや特性を持つ「ランサー」と呼ばれるキャラクターから選択可能。
3. 15種類の武器:
   • プレイヤーの好みや戦略に合わせて選択可能。FPS伝統のスナイパーやアサルトライフルのほか、一部の武器にはユニークな能力が付与されている。
4. 4つのマップ:
   • 複雑で多様な設計のマップデザイン。
5. ビジュアルエフェクト:
   • リアルとスタイリッシュを融合させたテクスチャーを組み合わせた印象的なビジュアルエフェクト。
6. 高速ペースの戦闘:
   • 各ラウンドは約2.5分と短く、素早い判断と正確な狙いが求められる。
7. 無限のリプレイ性:
   • ヒーロー、武器、シャードカード、マップの組み合わせにより、毎回新鮮な体験が可能。

ルールを捻じ曲げる「シャードカード」システムの概要

『FragPunk』で最も特徴的な「シャードカード」システムをもう少し詳しく見てみよう。

• 70種類以上のユニークなカードが用意されている
• 各ラウンドの開始時にプレイヤーがカードを選択できる
• カードの効果はゲームのルールや環境に直接影響を与える
• 効果が高いカードほど高コスト

シャードカードの効果をチェック

シャードカードの効果は公式に明言されているわけではないので、推測も含まれることに注意してほしい。

1. World Flip: マップを歪め、敵プレイヤーの重力を一時的に反転させる？（トレーラー参照）
2. Chain Reaction: ヒットすると敵に感染する電気属性の弾丸を発射。
3. Dragon's Breath: プレイヤーの弾丸に火属性ダメージを付与（ダメージUP）。
4. Overtime: チームに追加の30秒を与える？（計3分）
5. Healing Bullets: 弾丸に回復効果を付与する？
6. Death's Embrace: 敵のHPが50%以下になると、敵の背後に死神が現れ敵を倒す。
7. Stanse Herbs: マップの地面が草で覆われ身を隠すことができる。
8. Close Havoc: 敵に接近すると武器ダメージが10%増加。近づくほど倍率が上がる可能性もある。
9. Battle Frenzy: キルごとにプレイヤーのスキルが1ずつ増加する。
10. Clear Path: マップ上のすべてのドアを除去する。
11. Headshot Master: ヘッドショットのダメージを25%増加させる。
12. Bighead: 敵チームのメンバーの頭部を拡大する。
13. Fog Phantoms: マップを霧で覆い、敵の位置をピンするファントムを生成する。
14. Psychic Lin: 一時的に敵の位置にテレポートし、敵の視点を第三者視点で見ることができる。
15. Swift Support: マップ全域の味方にテレポートすることができる。
16. Initial Scan: ラウンド開始10秒後に、敵の位置を3秒間スキャンする。
17. Lucky Bullets: 特定の条件下で弾丸に特別な効果を付与する（効果はランダム？）。
18. Hard Rain: 戦闘から離脱後、特定のエリアに留まるとシールドを得る。
19. Soul Train: 敵を倒すとソウルをドロップし、一定数集めるとその敵の能力を得ることができる。
20. Reaper's Sight: マップ上にテレポート可能なパッドを生成する。
21. HUD RIMIX: 自身と敵のHPを変更？
22. 凍った床（詳細不明）
23. クローン技術（詳細不明）
24. デジタル足跡追跡（詳細不明。Initial Scanと同様？）
25. プレイヤーの復活（詳細不明）

どれもユニークで興味深いが、カードは70種以上とのことなので、さらに45以上のカードがあることになる。「デスエンブレイス（死の抱擁）」は実質、敵の体力を半分にするのだろうか。

「ヘッドショットマスター」と「ビッグヘッド」の組み合わせはとんでもなく有利になりそうだが、恐らく高コストであることが予想される。

どのラウンドでどのカードを切るのか。戦略的思考が求められそうだで、銃撃戦よりも重要になるかもしれない。