『DEFECT(ディフェクト)』は、emptyvesselが開発中のPC向け新作シューター(Steamストアページ)。プレイヤーは複数の警察組織やギャング団などの勢力に所属し、4人でチームを組んで他のチームと対戦する。
現時点でゲームプレイの詳細はほとんど明かされていないが、公開されたトレーラーはサイバーパンクな雰囲気たっぷり。ハイテク都市を舞台にした、没入感のあるゲーム体験になりそうだ。現在Steamでウィッシュリスト登録を受付中。
サイバーパンク4v4v4v4シューター『DEFECT』トレーラー公開
「人類最後の都市に崩壊の時が迫る。無秩序を満喫せよ」。
『DEFECT』はサイバーパンクなアートスタイルが特徴の、チームベースの目標志向型シューター。「ザ・システム」と呼ばれる独裁AIが、非人道的な論理で人類最後の都市を支配する世界が舞台。
サイバーパンクな「警察vsギャング」
ゲームとしての『DEFECT』には、サイバー都市で繰り広げられる「警察vsギャング」の構図を反映した勢力システムがある。
プレイヤーはザ・システムの警察軍「ローグ・ポリス・エレメンツ」や、権力を求めて争う多数のギャングら、複数の勢力から所属先を選択する。PvPモードのほかにCo-opモードがプレイでき、銃器の密輸やターゲットの暗殺、容疑者の逮捕などのミッションが用意されている。
各チームは4人で構成。クレジットを掴み取ろうとする他のチームを退けつつ、自分たちの報酬獲得を目指す。すべての対戦には複数の目標が用意されており、対戦は毎回異なる終わり方を迎える。
他にも、「スクワッド・カー」や「ギャングの隠れ家」機能にも言及。ここで対戦前の準備を整えられるようだ。
Steamでウィッシュリスト登録受付中
現時点ではまだまだ不明点の多い『DEFECT』だが、Steamストアの説明には「4x4x4x4」の記載が。大きめのマップに複数チームで展開するタイプのゲームと推測できる。
開発中のゲームプレイ映像では、壁越しに敵のシルエットを捉える装備、壁際への武器固定するシステム(リーンかもしれない)などが見て取れる。開発にUnreal Engine 5を用いていることもあり、ガンプレイには爆発や粉塵などのエフェクトが精細に描写されている。
開発を手がけるemptyvesselは、これまでもシュータータイトルに携わってきたベテランスタッフたちから成るスタジオ。共同創業者のGarrett Young氏は、かつてActivisionやid Softwareに務め、リブート版『DOOM』など多数のAAAタイトルを世に送り出してきた。他にも『アンチャーテッド』シリーズや『ボーダーランズ』シリーズなど、人気タイトルを通じて長らくゲーム業界に携わってきたタレントをそろえ、少数精鋭でAAAクラスのゲーム開発に専念する。
まだまだ謎の多い『DEFECT』だが、サイバーパンク・シューターの期待作としてこれから注目を集めるだろう。続報に備え、気になる方は今のうちにSteamストアでウィッシュリストに登録しておこう。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Steam
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