本日2024年8月23日、Riot Games(ライアットゲームズ)は、無料タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』に間もなく実装されるエージェント「ヴァイス」を発表。新規センチネル「ヴァイス」のゲームプレイトレーラーとエージェントトレーラーを公開した。
ヴァロラント 新エージェント「ヴァイス」
以下では、各種トレーラーとVALORANTの公式日本語Xで公開された情報内容をまとめている(実装時点で変更される可能性あり)。
アークローズ(無料アビリティ)
視認できないアークローズを設置する。再使用すると、それを見ていたすべてのプレイヤーの視界を奪う。再設置可能。
“アークローズ”は、設置型のフラッシュアビリティ。最大ストック数は1。
設置後は、キルジョイの“ナノスワーム”やサイファーの“サイバーケージ”と同様に、設置位置に照準を合わせて手動で起動を行う。後述するアビリティで敵の動きを検知、制限しつつフラッシュを起動させ有利な撃ち合いを展開できる。
設置位置の自由度はかなり高く、ブリーチの“フラッシュポイント”と同じように、壁の反対側に設置・起動することもできるようだ。
シアー
ステルス状態の罠を設置する。敵が罠にかかると、破壊不能な壁が短時間出現する。
センチネルエージェントと言えば(セージを除く)の「敵の侵入を検知」するタイプの設置アビリティ。敵の侵入を検知すると、短時間だが破壊不可能な壁が出現するので、エントリー役と後続を分断できる。最大ストック数は1。
罠にかかった本人は後退できなくなるものの、特にデバフ等の付与はされない。そのため、先に設置した他アビリティを合わせて発動し、カバーが合流する前に速やかな対処を行いたい。
レーザーヴァイン
視認できなくなるレーザーヴァインのネストを発射する。発動すると、敵にスロウ効果とダメージを与える。
アビリティのイメージとしては、スロウ効果を持つ代わりに、停止でダメージを無効化できる“ナノスワーム”といった印象。敵の進行に対して起動すれば「スロウ状態での撃ち合い(移動すれば+ダメージ)」か「被ダメージを受けて撤退」の択を仕掛けることができる。最大ストック数は2。
しかし、移動を行わなければダメージを受けないという性質上、類似の範囲効果アビリティに比べるとクリアリングや解除妨害としての運用は少々不向き。滞在でダメージが確定するそれらと異なり、動かず撃ち合う事も選択できるため、対応時のチーム内意識の分断が魅力になりそうなアビリティだ。
スチールガーデン(アルティメット)
金属のトゲの奔流を噴出し、短いチャージの後、敵のプライマリ武器を使用不能にする。
ヴァイスのアルティメット“スチールガーデン”は、敵のメインウェポンを一定時間無力化する能力となっている。サブウェポンやアビリティの使用は許してしまうものの、通常のバイラウンドでは大幅有利に、エコラウンドでも武器状況五分の展開に持ち込むことが可能。
発動に必要なポイントは、ゲームプレイトレーラーを見る限り8ポイント。センチネルでは、チェンバーやセージ、フェイドと同じポイントに設定されている。
「ヴァイス」の実装時期は8月29日
ヴァイスの実装タイミングは、Episode 09: Act IIと発表されており、2024年8月29日のサーバーメンテナンス後からプレイ可能になると考えられる。
ヴァイスは、敵の侵入を検知するアビリティが“シアー”1つであるため、センチネルとしての信頼度はキルジョイやサイファーなどに比べると少々劣る印象。一方で、センチネルで初となるフラッシュアビリティ“アークローズ”を所持しており、設置から起動までの時間次第ではイニシエーター的な運用ができるかもしれない。
また、アルティメットアビリティの“スチールガーデン”はセンチネルが持つアルティメットとしては、かなり攻撃的。総じて、「裏の警戒」や「情報戦」を得意とする現在メジャーなセンチネル(キルジョイ、サイファー)よりも、チェンバーやデッドロックに近い「受け止めながら展開の起点を作る」タイプの立ち位置になりそうだ。
各種アビリティの起動に対して「戦う」のか「立て直す」のかを相手に選択させる、物理的にも心理的にも「分断」が特徴的なエージェント「ヴァイス」の登場に期待したい。
- タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
- 発売日:2020年6月2日
- 対象機種:PC(Riot Games)
Source:VALORANT
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