ストリーマーのShroudがリードゲームプレイアドバイザーとして開発に加わった『Spectre Divide』がSteamで正式にリリースした。 3vs3で攻守交代制のタクティカルFPSで、プレイヤーはBotを召喚していつでも操作を切り替えて戦う一人二役が特徴のタイトルだ。
当記事では『Spectre Divide』がどのようなゲームか解説しよう。
Spectre Divideの試合の流れ
Mountaintopが開発する『Spectre Divide』は、1人で2つのキャラクターをシームレスに操作し、キルされてももう1体のキャラクターに即座に切り替わるユニークな作りとなっている。 試合の流れは『CS:GO』や『VALORANT(ヴァロラント)』と非常に似通っている。
プレイヤーはSponsorと呼ばれるキャラクターを選択する。各Sponsorにはロールやスキルが設定されている。 ローンチ時点では8名のスポンサーが用意されている。
マッチが始まるとアタッカーとディフェンダーチームに分けられ、7ラウンド終了時に攻守が交代する。ZEUSという爆弾を起爆するかディフェンダーを全員倒せばアタッカーチームの勝利。爆弾を解除するかアタッカーを全滅させればディフェンダーの勝利。 先に8ラウンドを先取したチームが勝利となる。
マッチが始まるとまずは武器とアーマーと装備を購入するBuy Phaseから始まる。 『CS:GO』や『VALORANT』をプレイしたことがあればすんなりと慣れるだろう。
いつでもBotと切り替えて戦況を動かすSpectre
『Spectre Divide』には2つのユニークな点がある。 一つは分身となる”Spectre”だ。ゲームタイトルにもある”Spectre”は「幽霊」を意味する。 プレイヤーはいつでもSpectreを召喚し、Botに操作させることで索敵や囮に使うこともできる。 また、Spectreの操作はいつでも切り替えることができるので、プレイヤーが操作しているキャラクターが倒されてしまっても、Spectreに乗り移ることで逆転を狙える。 そのため、3vs3の試合だがフィールド上では最大12体のキャラクターを同時に展開できるようになっている。
チームを組んでランク上位を目指すCrew
もう一つの特徴は”Crews”だ。
プレイヤーは3試合を完了するとCrewという最大60名のチームに自動で配属される。そして毎週ごとに同じディビジョン内にいる別のCrew達と、限定報酬を目指してスコアを競う。スコアは基本的にただゲームをプレイすれば獲得できて、どのようなプレイをしたかでスコアが変動する。
各プレイヤーは自分の好みのマップを設定でき、そのマップで試合を完了すると他マップよりもスコアにボーナス追加される。また、スポットライトアワーという時間限定ブーストもある。
Crew内部には軽いソーシャル機能があり、メンバー同士でチャットを行えたり、他プレイヤーの勧誘なども行える。上位のディビジョンを目指すなら積極的なCrew勧誘は必須だろう。
『Spectre Divide』はSteamで無料配信中。記事執筆時点でのSteamの評価は「賛否両論」になっており、ゲームプレイよりもスキンなどの過剰な価格設定への批判が特に目立っている。また、ローンチ直後ということもありサーバーも不安定なようなので、プレイする際には注意しよう。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Spectre Divide
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