三度の飯よりFPS!
そんなEAA編集部が見つけたインディーFPSゲームを紹介する「インディーFPS探検隊」
(開発中のため内容は変更される場合があります)
『STRAFTAT(シュトラフタート)』は、インディーズ系スタジオLemaitre Brosが手がけるPC Steam版向け新作FPS。その最大の特徴は、「1v1での対戦」に特化している点だ。
非常にシンプルなルールだが、1対1なため緊迫感もある。武器やマップのボリュームとハイテンポさも相まって、繰り返しプレイがしたくなる作品になっている。
『STRAFTAT』がSteamでリリース、カジュアルな1v1決闘シューター
1v1と聞くと、『CoD:ウォーゾーン』での収容所バトルを思い浮かべる方が多いかもしれない。Lemaitre Brosが開発・リリースした『STRAFTAT』は、「1v1」という要素のみをゲームとして完結させた、非常にお手軽なFPSだ。
ルールは単純で、1ラウンドをBO3で対戦する。ラウンドが変わるとマップも変わる。そして5ラウンド先に勝利したプレイヤーが、試合全体の勝者となる。このラウンド数はホスト側で設定可能で、最低2~最大50ラウンドまで続けられる。使用するマップもホスト側で設定可能。
自分でロードアウトを組むことはできず、各マップにそれぞれ設定されている武器を拾って戦う。
昔風の単発式ライフル、アサルトライフル、ショットガン、サブマシンガン、斧にサーベル、宇宙人が使いそうなビーム銃など、武器のバリエーションは豊かだ。ピストル系やサブマシンガンはアキンボもできる。キャラコン要素としては、ジャンプ、しゃがみ、さらにリーンがあり、躍動感のある操作が可能。
対戦を開始するには
対戦を開始するには、以下の方法がある。
- 「HOST」機能でロビーのホストになり、ロビーIDを使ってフレンドを誘うか公開設定(Public)にして誰かが入ってくるのを待つ
- 「JOIN」で公開されているロビーに勝手に入る(入られた方はキック可能)
- 「Quick Match」でランダムマッチングをかける
- 「準備完了(Ready Up)」にセットしないと始まらないので注意
対戦マップはDLC込みで140種以上
対戦マップには、高層ビルのような場所や、荒野、宮殿、砂漠など多様なものが用意されている。すべて1v1用の小型マップだ。
『STRAFTAT』には進行システムがあり、対戦を繰り返してXPを稼ぐことで、新しいマップと外見変更アイテムがアンロックされていく。
さらに580円のDLCを購入すると、最大140種のマップでプレイ可能。DLCマップには10種のDLC限定武器と、帽子の外見変更アイテムも収録されている。ロビーのホストがDLCを持っていれば、対戦相手もDLCマップにアクセスできる。
シンプルながらも侮れない魅力
SteamDBによると記事執筆時点で同接は500~600人ほどで、お世辞にもスタートダッシュに成功しているとは言い難い。しかしレビュー数344件のうち、高評価は97%以上と上々。実際にプレイしてみると、ゲームのコアは以下の点で魅力的だ。
- ゲーム自体が軽く、すぐプレイできる
- 1v1なのでマッチングがすぐ決まる
- マップごとに配置されている武器が決まっており、学習しつつ戦略を練られる要素もある
- 1v1ガンファイトはシンプルで面白い!
- 一戦が短いので、繰り返しプレイしやすい
実際に土曜日の夜に「公開」設定でロビーを作ってみると、意外にすんなりと、次々に決闘希望者が現れた(環境によるかもしれないが)。マッチングが成立してからすぐに対戦がロードされるので、多人数を必要とするPvPにありがちな「待たされる時間」がまったくない。ラウンド設定にもよるが、さくっとした1v1を繰り返しプレイできる体験の良さも侮れない。
1v1と言えば『STREET FIGHTER 6(ストリートファイター6)』のような格闘ゲームがすぐに連想されるが、FPSで開拓されていく未来はあるのだろうか。基本プレイ無料でカジュアルな1v1が楽しみたいという方は、試しに『STRAFTAT』をダウンロードしてみてはいかがだろうか。
情報募集
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Steam
コメント
コメント一覧 (1件)
キャラコン大好きマンが好きそうなゲームだな