『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』では、日本時間12月6日午前2時より「シーズン01リローデッド」がスタートする。マルチとウォーゾーンにもイベントや注目コンテンツが目白押しだが、ゾンビにも中世の古城が舞台の第3マップ「シタデル デ モール」が登場。
この記事ではミッドシーズンのゾンビについて、新要素を解説していく。
『CoD:BO6』シーズン01リローデッド(ゾンビ)
『BO6』マルチでは、今年も恒例の「CODマス」が開催。マルチとウォーゾーンの新要素はこちらの記事で解説している。
一方ゾンビモードでは、ターミナス島から脱出を果たしたウィーバーたちが、フランス南域のアヴァロン公国へとたどり着いたところだ。
新たに出現し始めたダークエーテルの脅威に対処しつつ、サマンサ・マキシスを救出する方法を求めて、一向は地元民からも避けられている不気味な古城「シタデル デ モール」を訪れる。ここに囚われている悪魔研究の専門家ガブリエル・クラフトを見つけ、「センチネルの神器」に関するさらなる情報を得なければならない。
1100年代に建造が始まり、1世紀を経て竣工したこのアヴァロンの巨大要塞は、フランスの犯罪一味フレンチ・シンジケートの作戦拠点でもある。1300年代、背信の騎士ガイ・ド・サン・ミッシェルと4人の執行官がこの地を占拠し、恐怖を駆使した犯罪による支配を開始したのがシンジケートの発端だ。
中世に起きた包囲戦に耐え、二度の世界大戦も経たこの城だが、アヴァロンの発展とともにその存在感は薄れつつある。現在は一般人の立ち入りを禁じ、シンジケート構成員らの住処に使われている。ここのメンバーを率いるのは、フランコと呼ばれる男だ。マヤにとっての仇でもあるこの人物は、ヤヌス計画との取引によってこの地にさらなる災いをもたらしている。
新たな敵「ドッペルガースト」
ドッペルガーストは人間に近い姿をしているようで、人間とは全く異なるグールたちだ。悲鳴を上げる2つの頭蓋を有し、腐った青白い肉が全身に張り詰められている。
大半の人間の1.5倍ほどの背丈があるこの怪物は、影から突然現れたり、小型アンデッドの群れの中に紛れて出現する。巻き型の器官を伸ばして素早い近接攻撃を繰り出してくるだけでなく、血まみれの針をまとめて射出し攻撃を妨げてくる。この針はダメージを与えるだけでなく、被害者に幻覚作用を引き起こすので注意が必要だ。
もし弱点を見つけ、倒すことに成功しても、後ろに下がった方が良いだろう。爆発によって血を撒き散らす様は、壮絶であると同時に不快でもある。
新ワンダーウェポン「バスタードソード」
大剣「バスタードソード」が、ゾンビモードの新たな近接武器として「シタデル デ モール」で入手できる。その一閃でアンデッドを両断するだけでなく、パリィを駆使して飛来物を弾き返す。
さらに、4つの属性の中から1つを付与することで、この剣は「エレメンタル・ワンダーウェポン」に変化する。属性ごとにユニークかつ高威力な特殊攻撃が搭載されており、時間経過で効果が増すパッシブ効果もついている。
- Caliburn: Dragon’s Fire(カリバーン:ドラゴンズファイア)
- アンデッドの肉を焼き尽くす炎の渦を放つ。ゾンビは燃え上がり、さらに巨大な火球を召喚する
- Durendal: Stag of the Storms(デュランダル:スタッグ・オブ・ザ・ストームス)
- いかずちの力を喚び起こす。放たれる電撃に敵はスタンし、よろめき、さらに電撃の光線によって薙ぎ払われる
- Balmung: Raven’s Shadow(バルムンク:レイヴンズ・シャドウ)
- 腐敗した敵集団をエーテルの深淵へと投げ込み、さらに闇の裂け目を使って付近の敵をワープさせる
- Solais: Lion of Light(ソラリス:ライオン・オブ・ライト)
- 敵の悲鳴を暗闇へと送ることで、暖かな光が自身の体を包み込む
メインクエストと新ギミック
「シタデル デ モール」のリリース時から、そのメインクエストにアクセス可能になる。シーズン02の開始前ごろにガイドモードも実装されるが、ガイドモードが出る前にメインクエストをクリアすることで、期間限定報酬としてウィーバー用オペレータースキン「Jackknife」や、5,000XP、ユニーク・コーリングカードが手に入る。
以下はこのマップ独自のギミック。メインクエスト攻略に活用しよう。
- オイルトラップ:煮えたぎる大量の油をゾンビの大群に浴びせかける中世式の罠。モロトフ・カクテルと混ぜ合わせると、より強力な効果を発揮するだろう
- ライオンキャノン:歯車じかけの回転台に置かれた、青銅製の巨大な大砲。要塞の外壁を破壊し、華々しく城内へと侵攻するための手段となる。この大砲の中に入ったらどうなるだろうか?
- シンジケートの戦利品クレート:城内の一部のクレートにはマークがつけられており、シンジケートが実在する証拠を見つけることができる。好奇心を発揮して調査してみてはどうだろう
- ポイント・オブ・パワー:金属製の、奇妙なマンホールのふたがマップの至るところで見つけられる。しかしどれも下水道にはつながっていない。どうやら異世界に関わる、何らかの使い道があるようだ…
他にも、新たなコーリングカード・チャレンジが多数登場。隠しチャレンジ「ダークオプス」にも新作が加わる。「シタデル デ モール」を探索し、情報や書類、オーディオログ、そして神器を収集していこう。
新パーク・ア・コーラ「ヴァルチャーエイド」
パークコーラ販売機に、新作「ヴァルチャーエイド」が登場。『BO2』からの復刻となるこのPERKを飲むことで、敵がドロップするアイテムの種類が増加。エッセンスの小瓶や、小型の弾薬がこれに含まれる。
他の8つのPERKも「シタデル デ モール」で入手できるが、一部はワンダーフィッツでしか購入できない。なお「ターミナス」と「リバティフォールズ」にヴァルチャーエイドの販売機はないが、ワンダーフィッツから購入できる。
ヴァルチャーエイドのオーグメント
- メジャーオーグメント
- フィールドアップグレイブ:ゾンビを倒すと確率でガスの雲が生成され、フィールドアップグレードをチャージする
- 死臭:ゾンビを倒すと確率でガスの雲が生成され、その中にいる間はプレイヤーの姿が隠れる
- 冥土の土産:ワンダーウェポンに、より多くの弾をドロップするようになる
- マイナーオーグメント
- Condor’s Reach:離れたところにあるアイテムを自動で拾う
- Carrion Luggage:クリティカルキルを出すと、確率でより多くのサルベージが手に入る
- Picky Eater:ゾンビを倒すと高確率で、現在の自分の装備品をドロップする
新弾薬MOD「ヒールライト」
- 「ハッピーカオス」イベントでアンロック
「ヒールライト」は、弾薬に光属性のエレメンタルダメージを付与するMOD。弾丸が命中した通常の敵や、スペシャルの敵の体力を、確率で体力回復グリフに変身させ、付近の負傷したチームメイトへと移す。
アーセナルマシンで他の弾薬MODと同様にアクセス可能。
ヒールライトのオーグメント
- メジャーオーグメント
- Antibiotic:回復グリフに触れた敵がダメージを受ける。ただしグリフの持続時間は減少する
- Big Game:エリートの敵でも起動するようになり、回復グリフを追加で3つドロップする
- Dual Action:回復グリフを消費すると、一時的に体力回復速度が上昇する
- マイナーオーグメント
- Longer Life:回復グリフの持続時間が延びる
- Extra Strength:回復グリフを消費した際の回復量が増加
- Express Remedy:グリフが味方に向かって行く距離を延長
新フィールドアップグレード「テスラストーム」
- 「ハッピーカオス」イベントでアンロック
アンロック後、メニューから装備できるようになるこの「テスラストーム」を使用すると、10秒間他のプレイヤーと電流でつながり、通常の敵をスタンさせてダメージを与える。
テスラストームのオーグメント
- メジャーオーグメント
- Transformer:電流フィールドによるダメージが、つながっている味方の数に応じて増加する
- Shockwave:起動時に、付近のすべての敵にスタン効果とダメージを与える
- Static Discharge:起動時に、致命傷を与える電撃波を周辺に放射する
- マイナーオーグメント
- Power Grid:味方とつながれる電流の鎖の範囲が拡大
- Overclocked:使用中、移動速度が上昇
- Lithium Charged:テスラストームの継続時間が延長
新ゴブルガム3種
- パワーの樽(レア):「フルパワー」パワーアップが出現する
- タイムアウト(ウルトラ):3分継続。通常の敵とスペシャルの敵を一掃し、ラウンドを終わらせる。この間、通常のスポーンは再開されない
- 祝日のごちそう(変わり種):ゾンビにホリデーシーズンの飾り付けがつく
「ハンドキャノン」をゾンビに追加
ゾンビ用のサポート・スコアストリークとして「ハンドキャノン」が作成可能に。コストは1250サルベージ。なおアンロックイベントだった「ヒットリスト」を逃した場合でも、武器庫機能を使ってアンロック可能。
ゾンビ訓練コース
ゾンビモードは今作が初挑戦というプレイヤーに向けた、ラウンド制ゾンビの入門モード。ベテランプレイヤーも基礎の再確認に使える。
アーセナルマシンの鬼軍曹の指示に従い、マップ内に散りばめられた「ステーション」フラッグを訪れることで、ゾンビモードについてさまざまな側面から基礎を学ぶことができる。
ゾンビのホリデーイベント「ジングル・ヘル」
『CoD:BOCW』以来となるゾンビのクリスマス「ジングル・ヘル」が帰ってくる。期間中はリバティフォールズがホリデー用に改装され、ミステリーボックス、工作台、アーセナルマシンが消える代わりに、プレゼントの箱などイベント独自の要素が楽しめる。
- メインクエストはこのモードでもプレイ可能。ただし工作台などが無いので、難易度は実質上昇している。ジングル・ヘルでクリアしても、通常のクリア報酬は受け取れる
- ジングルベルが聞こえる? お祭りムードの音楽に耳を傾け、空を見上げてみてはどうだろうか
- このイベントは新ゴブルガム「Holiday Cheer」を入手するのにうってつけ
- マップの至る所に雪玉が積み上がっている。拾って敵に投げつけると強力な武器に
- パワーアップ「Naughty or Nice」:この靴下型のアイテムを拾うと、良い子にはプレゼントが出てくる。悪い子にはヴァーミンが出てくる
- 雪だるま:リバティフォールズの各所に雪だるまが出現。中にゾンビが隠れていることもあれば、アイテムが見つかる可能性も。序盤から探しに行くことで手早くアイテムを集められるかもしれない
- プレゼントの箱:一定条件で、ゾンビが小さなプレゼントの箱をドロップ
- S.A.M.T.A.トライアル:マップ内に出現するSAMトライアルのホリデー版。マシンの近くにはプレゼントの箱も出現する
- 凍てつく寒さのラウンド:特定のラウンドでは自分が骨まで凍り付いてしまい、リアクションをするのが極めて遅くなってしまう。屋内に逃げ込むのが得策だ
ゾンビのゲームプレイアップデート
以下は既存のコンテンツへの調整。
- 中~高ラウンドでのマングラーの出現数を減少
- ゲーム内で動いているマングラーの数に上限を設定。ラウンド100で上限になるまで増加し続ける
- マングラーの腕についているキャノンの体力を減少
- スペシャルラウンドの継続時間を大幅に短縮。スポーンする敵の数と、スポーン間のディレイを少なくした
- ラウンド31~91の、パラサイトによるダメージを調整
- ラウンド150~400の、標準ゾンビが与えるダメージをわずかに増加
- タイトル:Call of Duty: Black Ops 6(コール オブ デューティ ブラックオプス 6)
- 発売日:2024年10月25日
- 対象機種:Xbox Battle Pass, PC Game Pass, PC(Microsoft Store, Battle.Net, Steam)PS5,PS4 / XboX X|S, One
Source: CoD Official
コメント
コメント一覧 (1件)
ガチ初心者向けのチュートリアルが実装されるのはBO4ぶりかー
アーセナル鬼教官は良いキャラしてんなって思ったけどまさかここでちゃんと教官してくるとは思わなかった
今回のワンダーウェポンは本当に厨二臭いカッコよさがあって良い、やっぱりBO3のアイゼンを思い出すねー