三度の飯よりFPS!
そんなEAA編集部が見つけたインディーFPS/TPSゲームを紹介する「インディーFPS探検隊」
doekuramoriは1月3日、PC Steam用シングルプレイヤーFPS『Beyond Citadel(ビヨンドシタデル)』をリリースした。
プレイヤーは「殉教者」となって機械要塞「シタデル」の奥深くへと進み、謎めいた敵たちと戦う、ストーリー主導型の2.5Dシューターだ。前作『The Citadel(シタデル)』の世界を引き継ぎつつ、武器や敵の種類などのコンテンツが増加している。
『The Citadel』の続編『Beyond Citadel』がリリース
- 『Beyond Citadel』Steamストアページ
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『Beyond Citadel』の舞台は、黙示録に描かれるような終末世界。かつては100億の民が暮らす王国だったが、7人の喇叭吹きに率いられた悪魔たちにより人類はほぼ滅亡。生き残った14万4000の人々は天使に導かれ、人類最後の生存圏「シタデル」を築いた。
ゲームとしては、プレイヤーは「殉教者」となり、謎めいた敵であふれる不気味な要塞を踏破していくという内容。ストーリー仕立てのシングルプレイヤーFPSだが、前作『The Citadel』をプレイしていなくても楽しめるようにデザインされている。
90年代シングルFPSをアニメ調の現代ゲームに
『Beyond Citadel』全体の体験は、『DOOM』や『Marathon』など90年代の代表的FPS、いわゆるブーマーシューター系の名作からインスパイアを受けたものだ。2.5Dグラフィックで描かれたマップ内をプレイヤーの一人称視点で進み、現れた敵を銃器や近接武器で倒し、リソースを集めていく。
要塞内はステージ攻略形式になっている。マップを探索し、カギを回収し、閉じられていたドアの向こうへと進み、さらに下のステージへ。ストーリー全体は章で区切られており、各章の最後では「喇叭吹き」と呼ばれるボスとのバトルも発生する。
難易度は3択から選べる(イージー、ノーマル、ハード)。ここに、武器のカスタマイズ要素や、キャラクターの育成システムも合わさり、ストーリー主導型でありながら繰り返しプレイにも対応している。たとえばショットガンを改造して遠距離性能を向上させたり、「傲慢」を上げて、活力、スタミナ、体力の最大値を上げたりできる。
さらに、NPCから消費アイテムや装備を購入できる要素もある。単に敵を倒して進むだけでなく、難易度によってはゴールドなどのリソース管理も重要だ。
90年代風とはいえ、現代ゲームとしてのガンアクションも多彩。殉教者の武器(「祭器」と呼ばれる)には、リロードはもちろん、弾詰まりやコッキングの動作も搭載。左右にリーンもできる。敵もまた、体の一部を失っても攻撃し続けてくる場合があり、銃撃戦の没入感を高めている。
銃器はハンドガン系、ショットガン系、斧、ミニガンなど多彩。武器に対応した弾薬の種類も用意されている。強化・育成要素と組み合わせて、さまざまな武器でのプレイスタイルが試せるようになっており、見た目は「90年代ゲームのインスパイア」でありながらも現代のゲームとして成立している。
魅力的なNPCとアート、ただしグロ表現注意(オフ可)
『Beyond Citadel』はゲーム性だけでなく、アニメ調の独特のアートデザインも魅力。道中では世界観を補足してくれる個性的なキャラクターたちとの出会いもあり、拠点となるサンクチュアリでも交流できる。トレーラーなどで作品の雰囲気が気に入ったならおすすめしたい。
とはいえ敵の身体の破壊描写はそれなりにグロい(設定でオフにできる)。殉教者もひどい死に方をするパターンがある。世界設定にはぴったり合っているものの、苦手な方は注意。逆に「黙示録」、「美少女+銃器」、「エログロ」にぴんと来た方は、Steamページから早速プレイしてみよう。
情報募集
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Steam
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いろんな意味で今の時代に逆行しているゲーム 好きおもに太ももが!