ベータ時点からチーター被害が問題視されている『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』。アンチチート担当チームの努力にもかかわらず、残念ながらシーズン02でも引き続き不正行為が目撃されている。
今回注目されているチーターは、「ロビーのプレイヤー指定して、強制的に試合から追い出す」というもの。本物であればセキュリティ面で大きな問題になる。
2月3日追記:アクティビジョンはこのチートの影響を否定した。ベータ時点では存在したが、既に対策済みとのこと。
『CoD:BO6』プレイヤーを強制キックする新チート?
ItsHapaが紹介しているのは、『BO6』のチートツールの1つ。他のチートと同じく画面上にツールボックスが表示されていたり、敵のシルエットが最初から見えていたりするものだ。
しかしこのツールには、「プレイヤーをロビーから切断する」という衝撃的な機能もついているという。
映像ではツール上で対象のプレイヤーを選択し「ロビーからキック」をクリックするだけで、キルログに次々と「切断」が報告されている。実際、左上のミニマップや銃声などが少しずつ静かになっているような...?

切断されたプレイヤーたちは全員同じ名前で表示されているが、どうやらゲーム内に表示されるアカウント名をリネームするチートと組み合わせているようだ。映像内での意図は不明だが、このようなリネームチートは、アカウント名を手がかりに通報されるのを防ぐのに使われているという。
昔からあるといえばある
チーターがサーバーを操作しているのも同然なので、事実だとしたら信じがたい光景だ。
リプ欄や引用では、「絶対にフェイクだ」と断言する声もある。一方で「RICOCHET(CoDのアンチチート)のコードは何年も前に流出している」という話や、「Activision社内にモグラ(裏切り者)がいて、チート業者にバックドアを売っているに違いない」といった陰謀論まで飛び出し、コミュニティをざわつかせている。
「チーターはなんでこのゲームをプレイしてるんだ?」というもっともな指摘も。
一方では、「今さら驚くことじゃない」となだめる向きもある。『BO3』などの旧作でも同じようなことができただろうと、実際にクリップを提供している。
とはいえ、この時代は状況が異なる。過去の『コール オブ デューティ』作品は、ゲームサーバーとP2P(ピア・トゥ・ピア)を組み合わせて情報を同期させる方式を採っていた(専用サーバーもあった)。プレイヤーキックなどの不正ツールがまかり通っていたのもそのため。現在は専用サーバーのみになり、ホストのプレイヤーがいなくなってゲームが落ちるといったことも起きない(懐かしい)。
『CoD:BO6』は2024年にリリースされたばかりのゲームだ。通信技術と同時に、ネットワークセキュリティも『BO3』から大きく進化したはず。しかしその点を踏まえると、今回の映像はますます不可解に思える。つい先日も、ゾンビモードのワンダーウェポンをウォーゾーンに持ち込むチーターが目撃されたばかりだ。
いずれにせよ、セキュリティを強化するためにプレイヤー側からできることは非常に少ない。二要素認証を設定しても、アカウントを乗っ取られないよう個人情報の扱いには日々注意し、怪しいプレイヤーはすぐに通報する習慣をつけるくらいだ。
チーターとの戦いは必ずいたちごっこになってしまうのが現状だが、RICOCHETを担当するアンチチートチームのコメントや、次の一手に期待したい。
追記:Activisionは対策済み
Activisionによると世間を騒がせたこの映像は『CoD:BO6』ベータ時点のもので、ローンチ時にはすでに修正されたとのこと。
- タイトル:Call of Duty: Black Ops 6(コール オブ デューティ ブラックオプス 6)
- 発売日:2024年10月25日
- 対象機種:Xbox Battle Pass, PC Game Pass, PC(Microsoft Store, Battle.Net, Steam)PS5,PS4 / XboX X|S, One

Source: X
コメント
コメント一覧 (13件)
アンチチートのアプデって本当にしたのかね、早速マルチでチーターと当たったけど
これでマルチで100%確実なチーターと当たったの通算3人目
しかもバン通知もこないし
どのゲームもCS全切りしてPCをメインにしていけばC対策にも力を入れざるを得ないんだしそれでいいと思うけどな
PC買えないような貧民が親指でFPSやってる事のが滑稽なんだし
PCとのクロスプレイはうんざりすることが多すぎる
APEXの様にCS同士だけのクロスプレイでいいだろ
コンバーターには何も言わんの?
apexでもチーターにキルされたら観戦画面へ行くのを阻止する為にクライアントエラーで強制的に落とすチートあるからな
存在を拒否なんて無理だろ
コンソール同士にしてもコンバーターを使う卑怯者がいるからなあ
そういうツールをYOUTUBERが紹介してたりするし
オンラインゲーはCS同士でやるのが1番確実で手軽なチーター対策。100歩譲ってもPvPをPCとやる気にはならない
中国に公式プロeスポーツチームのリーグを立ち上げて、如何にチートがダサいか認識させるしか無いのでは。
チートを隠す技術が飛躍的に発展するリスクの方がデカい気がする
あいつらゲームはチート使うのが当たり前って考え方だから、チート使えない公式大会なんてそもそも流行らないよ
P2P時代はCSにもラグスイッチとかあったなぁ
と言うかちっょと疑問なんだけど
昔と違ってゲーム側に与えるPC内の権限がどんどん強くなるからこれってイコールで突破された時にチーター側が潜れるPCの領域が比べ物にならん程危険って事になるんかな
VALORANTの最初は中国企業にそこまでの権限を与えるのはどうよって理由でちょっと騒がれてたけど
現状の問題としてやばいのって1つのアプリケーションにチート対策と言う名目で必要以上の権限を与えてて突破された時にはその権限の範囲内で好きにされる脅威がむしろ上がるって事になってるんじゃ・・
ゲームやってるだけでDDoS攻撃の踏み台として付与されるみたいな事になるんじゃと思うんだけど
できればワイの妄想が激しいだけで終わって欲しい
今はRING0は当たり前になってるよ
ハードウェアチート(DMAなど)色々手法があるからね・・・
PS5でプレイしてるけどPCとはマッチしないように設定しよ