『Deep Rock Galactic: Rogue Core(ディープロックギャラクティック ローグコア)』は、Ghost Ship Gamesが開発中の4人協力型FPS。間もなくPC Steamにてクローズドアルファが開催され、参加者を募集している。
ブレイヤーはドワーフのエリート探索部隊「リクレイマー」となり、つるはし片手にエイリアンだらけの洞窟を奥深くへと進んでいく。採掘を通じて、ランダムな選択肢の中からチームをアップグレードしてビルドを組成するのが特徴だ。サービス継続中の『Deep Rock Galactic』から派生した、ローグライトジャンルのゲームになっている。
『Deep Rock Galactic: Rogue Core』クローズドアルファ間もなく開幕
『Deep Rock Galactic: Rogue Core』は、Ghost Ship Gamesが手がける『Deep Rock Galactic』の派生作品だ。フレンドと協力し、ランダム生成されるマップで「採掘」、「探索」、「戦闘」をしていくという『Deep Rock Galactic』のコアを引き継いでいる。
一方で、システムや武器、ダメージのメカニズム、バランス面などで多数の変更や改善を実施。そのためDLCではなく、新規のスピンオフ・タイトルとしてリリースされる。

2023年から2024年にかけて、試作版の開発やデザインの見直しなど多数の準備が行われてきた本作だが、いよいよ2025年にクローズドアルファが実施されることになった。
テストには、Steamストアページの「Deep Rock Galactic: Rogue Core Playtestに参加」欄にある、「アクセスをリクエスト」から参加申請できる。なおテストは数週間にわたって開催されるが、申請者全員が参加できるわけではない点に注意。
このクローズドアルファの具体的なスタート日はまだ決まっておらず、30日以内(5月上旬)には開始する見込み。早期アクセスの開始は2025年末までを想定しているが、こちらもあくまで予定だ。開発状況は毎月のブログ・アップデートで共有される。
『Deep Rock Galactic: Rogue Core』どんなゲーム?

『Deep Rock Galactic: Rogue Core』のジャンルはローグライト。プレイヤーは「ドワーフ」となり、最大4人で探索のエリート部隊「リクレイマー」チームを結成。ランダム生成されるマップを採掘しながらその奥深くへと進んでいく。
『Deep Rock Galactic』と同じ世界設定を共有しているが、開発スタッフによる解説動画「Rogue Core - Closed Alpha & The Road Ahead」でも、2つは「別のゲーム」であることが強調されていた。
大きな違いは、ゲームの構造にある。新作『Rogue Core』では最低限の装備だけでミッションをスタートし、探索を通じてランダムなアップグレードやギア、アビリティを獲得しながらチームを強化していく。

具体例としては、つるはしを使って「エクスペナイト」と呼ばれる緑に光る鉱物を収拾。これを一定数集めるごとに、チームに同行する自動錬成ドローン「REPD」がチーム・アップグレードを提供してくれる。
マップは複数の層で成り立っており、徐々に難易度も上がるため、戦いながらチームを可能な限り強化させていく必要がある。
4人でそれぞれ別のビルドを組み上げていくよりも、「チームビルド」を意識し、役割分担しながら強化していくことが重要なシステムだ。この点は『Deep Rock Galactic』の精神を引き継いでいる。

また、ミッションを進めるにつれての難易度上昇も、急激なものになっている。『Deep Rock Galactic』ではミッション開始時点から終了地点までの難易度変化はより安定したものだった。
上述の通り、アップグレードにより多くのランダム性が盛り込まれたので、さらに緊迫感のある探索体験になりそうだ。

『Deep Rock Galactic』にあったクラスシステム(ガンナー、エンジニア、ドリラー、スカウト)とキャラ強化システムはどう変化するのか。ミッションごとにどの要素がリセット、または引き継ぎされるのか。2タイトルのさらに具体的な差異が気になるが、この辺りはクローズドアルファで実際に確認したいところ。Steamストアページから早速テストに申請してみよう。
Gaming Device Power Tune for FPS

Source: Steam, YouTube
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