ヴァロラント：約1年ぶりの新マップ「カロード」発表、下がりながら戦える“多層防衛”型フランスマップ

06/23/2025

URLをコピーしました！

本日2025年6月23日、Riot Games（ライアットゲームズ）は無料タクティカルFPS『VALORANT（ヴァロラント）』に実装予定の新規マップ「カロード」を発表。同日実施された「VALORANT Masters Toronto 2025 - Grand Finals -」の前には、カロードを用いたショーマッチも実施された。

CONTENTS

カロード // マップ紹介トレーラー - VALORANT

「カロード」は、日本時間2025年6月26日（木）に開幕するSeason 2025 Act 4（パッチ11.00）で実装予定となっており、リリース初日からコンペティティブのマッププールに追加される予定である。

このアップデートでは、既存マップの「パール」と「スプリット」がローテーションから外れ、「バインド」と「カロード」が新たにプール入りする。

また、カロードの実装から2週間はコンペティティブ敗北時のRR減少が50%軽減され、勝利時にはRR獲得量が通常の2倍（100%増加）となる仕様が適用される。

さらに、6月26日から7月1日までの期間限定で、「スイフトプレイ」には「カロード」専用のキューが設けらる。うまく活用することで、短時間でマップの雰囲気や構造に慣れることができるだろう。

「カロード」マップ制作秘話 // Dev Diaries - VALORANT

同時に公開された「カロード」の制作秘話によると、本マップはフランスの旧城下町に存在するレディアナイト塩の採掘施設を再利用したロケーションが舞台。気候変動によって荒廃した土地を背景に、現代的かつクラシックなマップデザインが融合している。

マップ構成は2サイト・3レーンの標準的な形式を踏襲しつつ、「多層防衛」という新たな戦闘設計思想が導入されている。これは、防衛側が前線を維持しつつ、段階的に後退しながら継戦できる構造を意味し、立体的でスケールの大きなマップ構造と組み合わせることで、プレイヤーに新たな戦術的選択肢をもたらす。

加えて、マップ内にはイースターエッグやストーリー要素も多数盛り込まれており、世界観の奥行きを体験できる設計となっている。開発陣は「VALORANTで培った5年間の知見を詰め込み、アートスタイルとゲームプレイの両面で“次のレベル”を目指した」と語っており、細部の作り込みにも注目が集まる。