『Battlefield 6(バトルフィールド6)』の開発者が、多くのプレイヤーが懸念するPC版のチーター問題とクロスプレイ機能について言及。海外メディアIGNのインタビューに対し、「チーターとの戦いに完全に勝利することはできないかもしれない」と前置きしつつも、コンソールプレイヤーにはクロスプレイを有効にし続けてほしいとの異例の呼びかけを行い、コミュニティで大きな話題を呼んでいる。
バトルフィールド6「チーターとの戦いに終わりはない」
インタビューに応じたRipple Effect(旧DICE LA)のテクニカルディレクター Christian Buhl氏は、PC版におけるチート行為の蔓延が深刻な問題であることを認識していると語った。
開発チーム内にはアンチチート専門のチームが存在し、エンジニアやアナリストが最新のチートを分析し、プレイヤーをBANするなど、チート対策に多大なリソースを投入していることを強調。「我々はチート対策をゲームの健全性にとって極めて重要だと考えている」と述べ、断固とした姿勢を示している。
しかし同時に、Buhl氏は「我々がチーターに完全に勝つことは決してできないでしょう。終わりなき、いたちごっこなのです」と発言。PCプレイヤーと対戦する場合、チーターがゼロになることは保証できないという、厳しい現実についても正直に認めた。
一部の人が困ることを理解しつつも、『CoD:BO7』や【BF6』が「セキュアブート必須化」にしたのもチーター問題に端を発している。


なぜコンソールプレイヤーの協力が必要なのか

この「チーター撲滅は不可能」という現実を踏まえた上で、開発チームがコンソールプレイヤーに望むのは、クロスプレイ機能をオフにしないことだという。
「コンソールのプレイヤーには、我々がPC側で行っているチート対策に十分な信頼を寄せてもらい、その(チーターがいるという)理由だけでクロスプレイをオフにしてほしくない、と願っています」
Buhl氏は、クロスプレイが有効であることの重要性を説く。プラットフォームの垣根を越えてプレイヤー人口を確保することで、マッチメイキングが迅速化され、よりスキルレベルの近いプレイヤー同士がマッチングしやすくなるなど、ゲーム体験全体の向上に繋がるからだ。もし多くのコンソールプレイヤーがクロスプレイを無効化すれば、プレイヤーベースが分断され、こうしたメリットが損なわれてしまう。
もちろん、プレイヤーにはクロスプレイをオフにする選択肢も用意されている。しかし、開発チームとしては、チーター対策への継続的な努力を信じ、健全なマッチング環境を維持するために協力してほしい、というメッセージを発信した形だ。
プレイヤーの信頼を勝ち取れるか

この開発者の発言は、チーター問題の深刻さに正直に向き合ったものとして評価する声がある一方、「対策を完璧にしてから言うべきだ」といった批判的な意見も当然予想される。
『Battlefield 6』が、チーターという長年の課題に対してどれだけ効果的な対策を講じられるのか。そして、プラットフォームの違いによる不公平感を乗り越え、全てのプレイヤーが楽しめるクロスプレイ環境を構築できるのか。開発チームの今後の取り組みと、コミュニティの反応に注目が集まる。
FPS POWER TUNE


Source: IGN
コメント
コメント一覧 (3件)
CS側のデメリットが大きすぎる
支那を隔離すりゃいい話なだけでは?
そういやCSでもキーマウ使えるから最悪BFVみたいにチーター天国になってもCS持ってればコンバーター無しで移民ができるんだな
開発には申し訳ないけど案外それが平和かもなぁ 2042ぐらいならまだ許せるけどvはもうゲームにならんからし