エレクトロニック・アーツが手がける『Battlefield 6(バトルフィールド6)』は2025年10月10日発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam、Epic)、PlayStation 5、Xbox Series X/Sで、すでに予約受付中。
9月25日には、この『BF6』で復活するキャンペーンモードのトレーラーが公開された。「NATO軍とパックス・アルマータの全面戦争」がテーマの『BF6』だが、迫真の映像を通じてストーリーの一部を垣間見ることができる。
『バトルフィールド6』キャンペーンモード・トレーラー
『バトルフィールド6』の注目ポイントは多数あるが、「キャンペーン」の復活がその一つとして挙げられる。
キャンペーンとはいわゆるストーリーモードのこと。『BF6』における全体像はまだ不明ながら、基本的には一本道型のPvE体験が想定されている。

その内容は、現実の世界でもアイデンティティを失いつつあるNATO(北大西洋条約機構)が、民間軍事会社(PMC)「パックス・アルマータ」と全面戦争を繰り広げるというものだ。パックスにはNATOを離脱した旧加盟国が資金を提供しているとされているが、PMCが何を求め、どのようにNATO軍との交戦に至るのだろうか。

主人公役はエリート部隊「ダガー1-3」
気になるその物語は、「ダガー1-3」というチームが中心になる。彼らはアメリカ海兵襲撃連隊(マリーン・レイダーズ)に属するエリート部隊だ。
概要欄では「ジブラルタルの海岸を強襲せよ、ブルックリンの街で激しい銃撃戦を繰り広げろ、敵地へHALO降下を敢行せよ」と、その作戦の一部が示唆されている。
BF6公式サイトでは、ダガー1-3のメンバーの略歴も紹介された。この5人のうち4人には「援護兵」、「斥候兵」、「工兵」、「突撃兵」と、ゲームの兵科システムにあわせた役割が設定されている。

- クリフ・ロペス
- 両親からは医学部進学を望まれたものの、ロペスはそれを拒み、戦場での栄光と冒険を求めた。感情表現がストレートなロペスは、分隊の援護兵として、ダガー1-3を見捨てることは決してない。

- シモーネ・「ゲッコー」・エスピナ
- ゲッコーは祖父の農場で狩りを学び、追跡の腕前を軍隊でのキャリアに活かした。アドレナリン中毒の彼女は、特殊部隊の工作員になった。ダガーで最も新顔のメンバーとして、分隊の斥候兵エキスパートとしての実力を証明する覚悟ができている。

- ディラン・マーフィー
- 将校としてのキャリアよりも前線を選んだ戦士であるマーフィーは、勇気と戦略的思考力により、ダガーの工兵としてチームに欠かせない存在となっている。

- ハズ・カーター
- 高校時代はクォーターバックで、名声よりも荒野を選んだ。ハズは海兵隊で運動能力とサバイバル技術で認められ、最終的に海兵襲撃連隊に加入し、突撃兵エキスパートとして頭角を現し、分隊のリーダーにまで昇進した。

- ルーカス・ヘムロック
- CIA工作員で、経歴はほとんどが閲覧不可能。ヘムロックについて知られているのは、祖国に尽くす真の愛国者であり、国のためなら何でもする覚悟があるということだけだ。
開発は『デッドスペース』リメイクで知られるMotive

まるで戦争映画の予告編のような映像だが、この世界がゲームとして楽しめるのだから期待が高まる。
キャンペーンの開発を担当するのはMotiveスタジオ。EAの『Star Wars:スコードロン』やリメイク版『Dead Space』で広く知られるようになったスタジオだ。







『BF6』におけるストーリー構築にあたっては、以前スタッフらが「影響を受けた作品」について語ってくれていた。まだまだ気になることの多いキャンペーンモードだが、以下の記事でそのヒントをチェックしてみて欲しい。

FPS POWER TUNE


Source: YouTube
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