Riot Games(ライアットゲームズ)は、基本プレイ無料のタクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』に適用される最新パッチ11.07の詳細を公開した。本パッチでは、一部エージェントの視認性改善や、アビリティ情報の一貫性を維持することを目的としたシステム面のアップデートが実施されている。
エージェントのアップデート(全プラットフォーム共通)
サイファー

- “スパイカメラ”
- ビジュアルのグリッチ効果の一部を削除
このエフェクトは素早く連続してカメラ視点に切り替えた際に目立っていたが、調整後は頻繁な切り替えを行っても情報の見落としが発生しにくくなる。
素早く連続してカメラ視点を切り替えた際にエフェクトが目立ち、情報の見落としにつながってしまう問題を解決するための調整。今後は頻繁に切り替えを行っても視認性が安定し、情報を把握しやすくなるだろう。
ウェイレイ

- “コンバージェントパス”
- 視認性を改善し、回避の際にエッジの位置がより分かりやすくなりました。
ゲームシステムのアップデート(全プラットフォーム共通)
新エージェントやアビリティーを追加していくにあたり、似た効果のあるアビリティー間で、プレイヤーに表示される情報の一貫性が維持されるようにしたいと考えています。そのために、大きく分けて2種類の変更を行います。
1.設置後に再発動が可能なアビリティ


設置して再発動可能なアビリティーは判別しやすい青緑色で表示するようにし、視認性を向上させました。
- 対象ヒーローと対象アビリティ
- チェンバー
- トレードマーク
- ランデヴー
- キルジョイ
- ナノスワーム
- ヴァイス
- レーザーヴァイン
- アークローズ
- ヨル
- ゲートクラッシュ
- チェンバー
2.操作可能なアビリティとロックオン効果のあるアビリティ


新たなアビリティーの情報表示と挙動を一貫性のあるものとするため、操作可能なユーティリティーやドローンのミニマップ上での表示方法の一部を調整しました。アイコンに矢印を追加して向いている方向が分かるようにし、味方と敵の色分けを追加しました。また、プレイヤーをロックオンするドローンには索敵中の状態表示を追加しました。
- 対象ヒーローと対象アビリティ
- フェイド
- プラウラー
- レイズ
- ブームボット - 新規(以前はミニマップ上に表示されませんでした)
- ゲッコー
- ウィングマン
- スラッシュ
- スカイ
- トレイルブレイザー
- ガイディングライト
- シーカー
- ソーヴァ
- オウルドローン
- テホ
- ステルスドローン
- フェイド
モードのアップデート
- 10月4日に新規カスタムモードを追加
新モードについて現時点で明らかになっているのは「カスタムロビーを作成し、フレンドを1人または2人招待することで利用可能」という点のみである。詳細は、Champions Finalsの期間中に発表される予定だ。
不具合修正(全プラットフォーム共通)
- エージェント
- チェンバーのヘッドハンターのリコイル(反動)のリカバリーが、想定よりも早く見える場合がある不具合を修正。
- ブリムストーンのオービタルストライクのマップアイコンが、効果範囲が消えるのに合わせて消えるように変更。
- 従来は、効果が消えても少しの間プレイヤーに表示されてしまっていた。
- エージェント選択画面で特定の動きをすると、レイズの髪にちらつきが発生していた不具合を修正。
- フェニックスのブレイズが、重なっていないにもかかわらずアセントのガラスを破壊することがある不具合を修正。
既知の不具合(全プラットフォーム共通)
- エージェントが消えてしまうバグの大半を解決するための修正を実施。
- 現在も完全な修正に向けての調査を進めている段階で、こうした事態が稀に発生する可能性がある。
- タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
- 発売日:2020年6月2日
- 対象機種:PC(Riot Games)
Source:VALORANT
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