2025年10月10日にElectronic Artsより発売された待望の新作FPS『Battlefield 6(バトルフィールド6)』。その海外メディアレビューが解禁され、レビュー集積サイト「Metacritic」でのメタスコアが明らかになった。
時点でのスコアは、PlayStation 5版での49件のレビューに基づき84点の総合点を記録。「概ね好意的」な評価でのスタートを切っており、シリーズの復活を期待していたファンにとっては朗報と言えるだろう。
『BF6』メタスコアは84点オーバーで発進

Metacriticに登録されたPlayStation 5版のレビュー49件のうち、96%にあたる47件が好意的なレビュー、4%の2件が賛否両論、そして否定的なレビューは0件という内訳になっている。
プラットフォーム別のメタスコアは以下の通り。特にXbox Series X版は88点と高い評価を獲得している。
- PlayStation 5: 84点 (49件のレビュー)
- Xbox Series X: 88点 (10件のレビュー)
- PC: 84点 (38件のレビュー)

海外メディアから「シリーズの栄光への回帰」と絶賛

多くのメディアが、本作のマルチプレイヤー体験を高く評価しており、「シリーズの復調」や「原点回帰」といったキーワードで本作を称賛している。
95点を付けた「But Why Tho?」は「『Battlefield 6』はフランチャイズにとって大きな飛躍であり、オンラインファーストパーソンシューターの頂点に返り咲いた」と最大級の賛辞を贈っている。
また、「PSX Brasil」(90点)は、「偉大なマルチプレイヤーフランチャイズの一つが栄光の日々に戻った」とし、その理由として「シリーズ最高のサウンドデザイン」「有能な破壊システム」「豊富なカスタマイズ」「多彩なマップ」を挙げ、これらが激しい戦闘と没入感を生み出していると評価した。
他にも、「ファンが待ち望んでいた『Battlefield』体験」(GAMES.CH / 87点)や、「ここ数年で最高の『Battlefield』作品」(Gamers Heroes / 85点)といった声が上がっており、マルチプレイヤーに関しては多くの批評家が満足している様子がうかがえる。
一方でシングルプレイヤーキャンペーンには厳しい意見も

マルチプレイヤーが絶賛される一方で、シングルプレイヤーキャンペーンについては厳しい意見が目立つ。
「IGN Brasil」(80点)は、キャンペーンを「期待外れでまったく記憶に残らない」と断じ、ゲームの弱点だと指摘。しかし、「シリーズ屈指とも言える完成度の高く簡潔なマルチプレイヤーモード」によって支えられていると述べている。
また、「Hey Poor Player」(70点)は、キャンペーンを「楽しいが短い」としながらも、その役割は多様なマルチプレイヤーシステムの「拡張されたチュートリアル」のようだと評した。
これらのレビューから、『Battlefield 6』の魅力の核は、あくまで大規模なマルチプレイヤー対戦にあると見てよさそうだ。
まとめ:待望の復活、今後のプレイヤー評価にも注目

批評家レビューでは、『Battlefield 6』はシリーズの強みである大規模なマルチプレイヤー体験を現代に蘇らせ、「シリーズの真の復調」を印象づけることに成功したようだ。キャンペーンモードに課題は残るものの、多くのファンが求めていた「Battlefieldらしさ」が存分に味わえる作品として、高く評価されている。
なお、プレイヤー自身によるユーザースコアは、日本時間2025年10月12日午前4時から投稿が解禁される予定。批評家だけでなく、実際に戦場へ赴く兵士たちからどのような評価が下されるのか、今後の動向にも注目していきたい。


FPS POWER TUNE


Source: Metacritic
コメント
コメント一覧 (4件)
個人的に期待しすぎた・・・
ベータはもう少しマシだったのに、重すぎないか?
それにキャンペーンが本当につまらない
9800円の内容ではない
期待も不安もデカい、メタスコアはメタスコア自体が賛否分かれる部分あると思うけど良いゲームに高得点を付ける事もちゃんとあるからそこは良いと思う
発売日もうすぐか…気になるわ
最近のfpsの中では高い方やん
点数はBFV以上BF1以下