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盾オペレーターついに弱体化?『シージエックス』"手足ダメージ"への変更を撤回へ / 逆にマシンピストル&ショットガン強化?

盾オペレーターついに弱体化?『シージエックス』手足ダメージへの変更を撤回へ 逆にマシンピストル&ショットガン強化?
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Ubisoftは『Rainbow Six Siege X(レインボーシックス シージ エックス)』で予定されている次回の小規模なアップデートについて、その一部内容を先行して発表した。

現地時間12月11日のこのアップデートY10S4.1では、『シージエックス』スタート時に実装され、現環境への影響が指摘されていた「手足へのダメージ」の変更が撤回。猛威を振るう盾オペレーターたちが、実質的な弱体化を受けることが見込まれている。

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『シージエックス』"手足ダメージ"への変更を撤回

  • 四肢ダメージへの変更を撤回
    • 「私たちのバランス哲学は皆さんのフィードバックを受けて進化していると述べてきましたが、Y10S4.1では、元は『シージエックス』でリリースされた四肢(手足)ダメージのアップデートを撤回する予定です」
  • Y10S4.1で実施(現地時間12月11日)
    • 「さらに先でのアップデートを予定していたものですが、開発チームはこのアップデートをホリデーシーズンよりも前に行うことを優先しました」

今回の発表に対して、リプ欄や引用欄は主に海外プレイヤーたちからの喜びの声であふれている。まるで一足早めにクリスマスのプレゼントをもらったかのようだ。

「手足ダメージ」をめぐる議論、盾持ちに有利?

以下は、『シージエックス』からちょうどシージを始めたという新規プレイヤーに向けた解説。手足へのダメージが、なぜそこまで重要なトピックになるのだろうか。これもシージならではのバランス議論ポイントであるためだ。

他のシュータータイトルと同様、シージもキャラクターの身体部位ごとに異なるダメージ倍率が設定されている。

『シージエックス』となったY10S2アップデート以前は、手足ダメージは一律75%。たとえばボディに当たった弾が100ダメージを出すとすると、手足に当たった場合は75ダメージになるという具合だった。

6月の『シージエックス』アップデートで発表された「手足へのダメージの変更」では、武器の種類と弾薬の口径ごとに手足へのダメージ倍率が細かく変化した。詳細な変更内容はY10S2デザイナーノートに残されているが、たとえばハンドガンなら50%、スナイパーライフルなら70%という風に、全体的に手足へのダメージが弱体化された。

リスポーン不可能なタクティカルシューターの性質上、正面からガンファイトを挑むことは基本的にハイリスクな選択肢であることが望まれている。シージ開発者の意図としては、手足へのダメージを低くすることで「よりチャレンジ性があり、達成感を得られる」ようにゲームプレイを向上するねらいがあった。

一方でこの手足ダメージ弱体化は、発表当時からRedditなどで賛否さまざまな指摘が見られた。プラスの面としては、実質的にキルタイムがやや長くなり、ランダムな撃ち合いで運良く勝てるようなシチュエーションが減ることが予想されていた。

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しかしマイナス面は、当時から猛威を振るっていたMontagne(モニターニュ)、Blitz(ブリッツ)、Blackbeard(ブラックビアード)のような、いわゆる盾オペレーターたちが実質的に強化される点だった。

防衛側視点では、ヘッドとボディへのダメージは盾でブロックされてしまうので、肩、手、足を狙うしかないが、手足ダメージが弱体化されると、盾持ちをキルするのが余計に難しくなってしまう。防衛側オペレーターの武器がサブマシンガン中心(連射速度に優れるが1発あたりのダメージが低め)である点を踏まえると、なおさら攻撃側にとって有利な変更と見なされた。

「盾メタ環境」は現在も続いている。代表格とも言えるMontagneに至っては、11月に行われた世界大会ミュンヘンメジャーでも全体BAN率63.5%の堂々1位を記録。大会中、実に108回もBANされていた(Liquipediaより)。盾オペレーターの存在が、いかに現在の防衛側の選択肢を縛っているかが察せられる。

手足ダメージの弱体化と盾持ちオペレーターとの関係について、開発側から具体的な数字が出てきたことはない。しかしコミュニティは今回の発表を、実質的な「盾持ち弱体化」と解釈したようだ。厄介な盾オペレーターを倒しやすくなったというわけだ。

マシンピストルとショットガンは実質強化?

もしかしたら、「盾オペが弱くなった」という話では終わらないのかもしれない。

手足ダメージ弱体化が撤回される点については、Redditではもう少し掘り下げた指摘も見られる。マシンピストルやショットガンが実質強化される可能性だ。

これは5月に手足ダメージ弱体化が発表された際、プラス面の一つとして捉えられていた部分だ。

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シージの貫通メカニズム

シージには銃弾の「身体貫通メカニズム」があり、それぞれの銃弾には「貫通しない」、「腕を貫通してボディや頭に当たる」、「貫通して後ろのプレイヤーにも当たる」という3種類の設定がある。2019年のY4S4で整理された仕様が現在まで続いている形だ。

このうち「腕を貫通してボディや頭に当たる」というのがシージの大半の武器の仕様だ。この仕様があるおかげで、たとえば敵をアサルトライフルで撃ったとき、弾が腕に当たったとしても、貫通してボディダメージ、角度によってはヘッドショットと判定してもらえる。

一方で、弾が「貫通しない」仕様であるマシンピストルと(スラグ弾以外の)ショットガンの場合、多くの弾やペレットを一気にばら撒ける代わりに、着弾が手足ダメージとして処理される可能性が他の武器よりも高いという特徴があった。

つまりY10S2で行われた手足ダメージ弱体化は、盾オペレーターを実質強化している一方で、マシンピストルとショットガンの実質弱体化としても機能していたのだ。

これがY10S4.1でまた元に戻るため、特にマシンピストル系が多少使いやすくなるのではないだろうか。昨今ではオペレーターのロードアウトを拡充する目的で、新マシンピストルのReaperMK2が攻防問わず多くのオペレーターに配られてアクセスしやすくなっている。

そのReaperMK2については、手足への「50%ダメージ(=1発15ダメージ。少数点以下切り捨て)」が「75%ダメージ(=1発23ダメージ)」になると考えられる。盾オペがもし使いにくくなったと感じたら、次はマシンピストルを試してみてはいかがだろうか。同様に、50%ダメージになっていた小口径弾を使う武器(USP40、Mx4 Storm、POF-9など)の有用性も再検討してみたい。

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Source: R6S Official

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • そもそもなんで強化したのかこれが分からない

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