Bungieが開発を進める新作脱出型FPS『Marathon(マラソン)』の最新開発状況を伝える「Dev Insights: Runner Shells」が公開された。
今回の映像では、プレイヤーがタウ・セティの地で身に纏うことになるバイオ合成体「ランナー・シェル」の具体的なクラス分けや、そのカスタマイズの詳細が明らかになっている。
かつての面影を残しつつも全く新しい姿へと変貌を遂げた『Marathon』において、この「ランナー・シェル」は勝負を左右する最も重要な要素となる。
独自ビルドで「自分だけのランナー」を創り上げよう

キャラクターの役割を特化させる「ランナー・シェル」は、肉体を捨てたプレイヤーの意識を転送するためのバイオ合成ボディで、「生体プリントされた身体」という設定だ。
各シェルは特定のゲームプレイ・アーキタイプ(役割)に基づいて設計されており、遠距離でもそのシルエットを一目見ただけで、敵がどのような脅威を持っているかを瞬時に判断できる設計になっているようだ。
プレイヤーはTau Ceti(タウ・セティ)へ持ち込む「コア」、「インプラント」、「武器」、「モッド」を組み合わせることで、各シェルのプレイスタイルをさらに自分好みに調整することが可能となっている。
開発チームは完成形のビルドを押し付けず、プレイヤー自身が最適解やシナジーを発見できる設計を重視している。
独自のビルド構築:コアとインプラント

本作のカスタマイズの鍵を握るのが「コア」と「インプラント」の使い分けだ。
- コア(Cores): 特定のランナー・シェル専用に設計されたパーツ。アビリティの挙動を直接変化させる。例えば「シーフ(Thief)」専用のコアを使えば、グラップルデバイスのチャージ数を増やしたり、ドローンに索敵機能を追加したりできる。
- インプラント(Implants): 全てのシェルで共有可能なパーツ。ステータスの上昇やランダムなパークを付与する。最上位ティアのインプラントには、視線を切った後も敵へのピン(マーキング)を維持する「Ping+ V5」のような強力な固定パークが存在する。

判明した7種のランナー・シェル詳細
現在公開されているシェルと、その特徴は以下の通りだ。前線制圧、ステルス、偵察型、高機動、探索・略奪)、救護型という6系統が存在し、それぞれ明確に異なるプレイ体験を提供する。
1. Destroyer(デストロイヤー)

- アーキタイプ: 戦闘スペシャリスト
- 特徴: 個人用防衛バリケード、ミサイルシステム、移動スラスターを装備。敵の脅威に対して正面から戦闘を仕掛けるために設計されている。
2. Assassin(アサシン)

- アーキタイプ: シャドウエージェント
- 特徴: 合成スモークの展開やカモフラージュ技術を駆使する。姿を消しての奇襲や、不利な状況からの離脱を得意とする。
3. Recon(リーコン)

- アーキタイプ: 諜報スペシャリスト
- 特徴: エコーパルス、トラッカードローン、ホログラフィックな足跡の追跡機能を備える。敵の識別と追跡に長けた、情報戦の要だ。
4. Vandal(ヴァンダル)

- アーキタイプ: コンバット・アナーキスト
- 特徴: 地上を驚異的なスピードで移動し、ノックバックキャノンで戦場を混乱させる。アームキャノンを地面に撃って大ジャンプし、着地時に範囲ダメージを与えるといったトリッキーな動きも可能。
5. Thief(シーフ)

- アーキタイプ: 隠密回収
- 特徴: 強化バイザーと操作可能なバタフライ型ドローンにより、戦利品を素早く発見・回収する。グラップルを使用して有利なポジションを確保したり、即座に逃走したりできる。
6. Triage(トリアージ)

- アーキタイプ: フィールドメディック
- 特徴: 回復ドローンの展開、再起動(リブート)能力、戦闘バフの付与が可能。自身と味方の生存率を大幅に引き上げる、分隊に不可欠な存在だ。
7. Rook(ルーク)

- アーキタイプ: スカベンジャー
- 特徴: 「スカベンジャー・モード」専用のフレーム。すでに進行中のマッチにソロプレイヤーとして途中参戦する際に使用する。ロードアウト(装備)を持ち込むことはできないが、何も失うリスクがないため、物資回収に特化した選択肢となる。マスク変更で偽装することもできる。
Marathon概要
| 項目 | 詳細 |
| タイトル | Marathon(マラソン) |
| 開発元 | Bungie |
| ジャンル | PvPvEサバイバル脱出型FPS |
| プラットフォーム | PlayStation 5 / Xbox Series X|S / PC |
| 発売時期 | 2026年3月発売予定 |
今回の発表で、『Marathon』が単なる撃ち合いのゲームではなく、シェルの特性とカスタマイズの相乗効果を楽しむ「構築」の側面が非常に強いことが浮き彫りになった。特に、リスクゼロで参戦できるユニークかつトリックスターな「Rook」の存在は、脱出型FPS特有の緊張感に新たな遊びの幅をもたらしてくれそうだ。
気になるキャラデザインだが、今後は、外見をカスタマイズするコスメティック要素についても詳細が発表される予定。タウ・セティでの過酷な生存競争に向けて、自分ならどのシェルを選ぶか、今からシミュレーションしておくとしよう。
FPS POWER TUNE
Source: Bungie







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