Sledgehammer Games制作の2014年版『Call of Duty』では、民間軍事会社(PMC)が重要な要素となりそうな事を先ほどお伝えしましたが、さらに追加でPMCに関する興味深い動画とインフォグラフが公開されています。
PMC の実相
Activision Blizzardにより公開された動画は、世界のタブーに迫り戦争に関するドキュメンタリーを多く排出するメディアのViceと共同で制作されたもので、「次のCall Of Dutyでは、世界最強の軍は国ではなく企業である。現実では本当にそうなのか?実際に調査した」という見出しで始まり、世界各国で営業を行う民間軍事企業へのインタビューなどをフィーチャーしています。
Call of Duty® - Superpower For Hire
動画内でインタビューを受けた民間軍事企業の兵士は「正規軍でイラクで5年作戦に参加して得られるのが12万ドル、PMCでは2年で40万ドル稼げる。すでに優秀な兵士のほとんどは正規軍には存在しない。」と衝撃的な発言をしています。
PMC 雇用できる強力な力
下記のインフォグラフではPMCに関する情報が一覧できます。
- アフガニスタンでの作戦において占領軍の62%(10万人以上)はPMCによって雇われた兵士である
- 世界の民間セキュリティー市場は毎年2000億ドル(約20兆円)を超える規模であり、これは湾岸戦争の2倍のコストである
- 世界で最も雇用を行う非公開企業の3位はPMCで、62万人を雇用。これはペンタゴンの27倍の人員
- 民間警備市場には1500万人が従事し、これはギリシャ、ベルギー、オーストリアの人口を上回る
プレイヤーが属するであろうPMCが、いかに優秀で規模の大きいものかを示す情報となっており、否が応でも期待を煽られます。
以下、Wikipediaより引用。
民間軍事会社(みんかんぐんじかいしゃ)とは、直接戦闘、要人警護や施設、車列などの警備、軍事教育、兵站などの軍事的サービスを行う企業であり、新しい形態の傭兵組織である。
PMC(Private Military CompanyまたはPrivate Military Contractor)、PMF(Private Military Firms)、PSC(Private Security CompanyまたはPrivate Security Contractor)などと様々な略称で呼ばれるが、2008年9月17日にスイス・モントルーで採択されたモントルー文書で規定されたPMSCs(Private Military and Security Companies)が正式名称とされている。
冷戦の終結により各国で軍縮が進む一方で、民族紛争やテロリズムが頻発した1980年代末期から1990年代にかけて誕生し、2000年代の対テロ戦争で急成長した。国家を顧客とし、人員を派遣、正規軍の業務を代行したり、支援したりする企業であることから、新手の軍需産業と定義されつつある。
コメント
コメント一覧 (5件)
62万人を雇用。おかしい。
現代にはそんなに軍人おらんぞ。歩兵もいらん。
予備役全部ひっくるめりゃ超えるだろうが。
社会風刺的なゲームになっていくのかな
ベタベタな設定でもマルチが面白ければ全て問題ないけどね
近未来はわけわからんアタッチメント出てくるのが嫌だなぁトラッカーとかファインダーとか
完全にMGS4だな
どうせPMCが武装蜂起するんだろ
ナノマシンとか出てきたりして(mgs感)