BFH:「リアリティー」と「スピード感」に特化、サウンド制作の裏側

開発元のVisceral Gamesが『Battlefield Hardline(バトルフィールド ハードライン)』のサウンド制作の裏側を解説したメイキング映像を公開しています。
Battlefield Hardline Developer Diary Episode 3 – Sound of Speed
ニード・フォー・スピードの力も借り、スピード感に特化
サウンド制作の現場で重要とされたのは”スピード感”だそうで、人、ビークル、マップ、ゲームモード全てがよりスピーディーに感じるように様々な取り組みを行ったようです。
興味深いのはビークルのサウンド技術をEAの人気レーシングゲームである『Need for Speed (ニード・フォー・スピード)』シリーズから借りたとのことで、これはViceralもラッキーだったと動画の中で語っています。
実銃と実環境を用いた銃声のレコーディング
話を銃声に移すと、レコーディングの中でもワーナー・ブラザーズの撮影施設にて様々なシチュエーションを再現して行われた実銃を使っての大規模なレコーディングは圧巻です。実際のレコーディング風景は動画内で見ることもできます。
その他にも、室内のスタジオにて実銃を用いてのリロードやコッキング音、更にはボルトの開閉といった細かい稼動音のレコーディングも行われており、ディティールを追求するこだわりが見て取れます。
音を重ねてリアリティーを追求
こういったレコーディングを通して集められた、ボルトの開閉、内部のスプリング、通常の銃声、環境へのエコー、素材に応じた反響音などを組み合わせ実際の銃声が再生されます。
この音のレイヤーと組み合わせにより細かい環境の変化においても、リアリティーのあるサウンドを実現しているようです。
未だにコミュニティー内では大きく変化をもたらしたシリーズ最新作について賛否両論の声が聞かれますが、Visceral Gamesが見せる細かいこだわりと新しいチャレンジに対して興奮を覚えずにはいられません。
スピーディーに生まれ変わった『Battlefield』シリーズ最新作、『Battlefiled Hardline』。皆さんの現在の感想をぜひコメントにてお聞かせください。