CS2『カウンターストライク2』進化ポイントまとめ:スモークが3Dオブジェクトに / サブティック・アップデート / 全マップのオーバーホールなど

『Counter-Strike 2』進化ポイントまとめ:スモークが3Dオブジェクトに サブティック・アップデート 全マップのオーバーホールなど
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『CS:GO』がSource 2エンジンとなって進化した『Counter-Strike 2(CS2)』が正式発表されました。ゲームシステムはそのままに、システム面ではスモークグレネードやサーバーティックへのアップグレードがフィーチャーされています。

また、ビジュアル面も大きく強化されており、マップのオーバーホールを通じて、照明やエフェクトがより自然なものになっています。この記事では『CS2』で進化したポイントについて紹介していきます。

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スモークグレネードは3Dオブジェクトに進化

『Counter-Strike 2』ならではの進化としてフィーチャーされているのが、スモークグレネードへの変更です。

『CS:GO』でも使えたスモークグレネードですが、「チームの作戦の基礎となる」選択肢となるように、3Dオブジェクトのスモークを生成するものになりました。

その効果範囲が全プレイヤーに分かりやすくなっただけでなく、煙は光源に反応し、空間の形状に合わせて自然に広がったり、弾丸や爆発が生み出す衝撃波で変形したりします。

CS2の新要素_反応するスモーク
スモークが進化し、チームの作戦にとってより重要なものへと再定義された

煙の一部を銃弾で吹き飛ばして射線を作ったり、逆に視線を妨害したりすることが可能です。階段があるところでは、その段差に沿ってスモークが自然に広がり、他のスモークとも混ざり合うようになります。

サブティック・アップデート

CS2の新要素_サブティックレート
ティック間の細かな入力が正確に反映されるようになる

『CS:GO』では、ほとんどの場面ではシームレスなプレイができたものの、時折クリックとティックの間にあるわずかな差が、弾丸のタイミングに影響を与え、着弾地点がずれるようなことが生じていました。

この点を改善するため、『Counter-Strike 2』ではサブティック・アップデートが実施されました。移動や射撃がティックレートの影響を受けなくなり、プレイヤーが入力した発砲やジャンプ、ピークなど、ティック間の行動がサーバー側に正確に反映されるようになります。

全マップのオーバーホール

CS2の新要素_マップのオーバーホール
『CS:GO』のOverpass(爆弾設置地点A)
CS2の新要素_マップのオーバーホール
『CS2』のOverpass(爆弾設置地点A)

Source 2エンジンになり、すべての対戦マップもSource 2のあらゆるツールを駆使してオーバーホールされました。

ただし変更されたのは、照明と、それに伴うプレイヤーの視認性のみで、各マップの全体構造は『CS:GO』と同じです。照明に関してはSource 2エンジンの描画能力によって、パーツがよりリアルに描かれ、光が自然に反射するようになっています。

また、Source 2ツールとレンダリング機能により、コミュニティマップ作成者によるマップの作成、実験、イテレーションが簡単になるそうです。

インベントリアイテムもアップグレード

CS2_インベントリの引き継ぎ
多種多様なアイテムがアップグレード。新モデルも登場

『CS:GO』のインベントリアイテムは、『Counter-Strike 2』アップグレード時に丸ごと引き継ぐことができます。

すべてのアイテムにSource 2のマテリアルと照明が適用され、ストックされた武器はすべて高解像度モデルにアップグレード。さらに、一部の武器スキンにも新しいモデルが適用されます。

エフェクト、UI、オーディオの進化

『Counter-Strike 2』では、すべての視覚効果が更新されました。Source 2の照明とパーティクルシステムによって、水、爆発、炎、煙、マズルフラッシュ、弾道、衝撃エフェクトなどの挙動と外観が一新されました。

  • ゲームプレイのビジュアル
    • 『Counter-Strike 2』では、最も重要なゲームプレイのビジュアルが、より分かりやすくなるように再設計されています。銃弾の衝撃は遠くからでもはっきりと確認できるようになり、命中の向きがわかる血痕(時間の経過とともに薄れます)は、マップ内を移動する際の情報としてさらに役立つようになります
  • 環境エフェクト
    • 完全に再構築された、爆発、炎、C4爆弾の着火などを体験してください。『Counter-Strike 2』では、Source 2エンジンと最新のハードウェアを活用した環境エフェクトにより、ビジュアルの忠実度と一貫性が向上しています
  • UIの強化
    • 『Counter-Strike 2』では、UIを全面的に見直し、HUD全体に新しい視覚効果を追加しています。これにより、ビジュアルが向上しただけでなく、重要なゲームステータスがより分かりやすくなりました
  • オーディオ
    • 『Counter-Strike 2』では、サウンドが物理的な環境をより正確に反映し、よりはっきりとゲームの状況を表現できるように再構築されています。また、より快適な音響体験のためのバランス調整も行いました

正統進化を遂げた『Counter-Strike 2』は2023年夏に正式リリース予定。現在は選ばれたプレイヤーのみが参加できる、招待制の限定テストが始まっています。『CS2』のさらなる詳細については、テスト参加者からの報告を待ちたいところです。

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Source: CS2 Official

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コメント

コメント一覧 (9件)

  • 質実剛健これがCS
    足さないひかない
    良い判断です

  • Source2版Hammerに移行出来るだけで十分価値のあるアプデ
    正式スタートしたらみんなどんどんマップ作ろう

  • アンチチートと常時128Hzティックサーバーとマッチングシステムさえ改良してくれたらあとはもう何も要らないです

  • 全然違う新しいのが欲しいってCSGOエアプすぎw
    そんならVALOやれよw

  • どこが期待外れなの?CSGOの資産とか全部リセットするほうが考えられんわ。
    既にsteamゲーム人口ぶっっっちぎりで1位がCSGOなんだから変に弄られて困るよりアップデートでビジュアルを一新してマップ改善とかに留める方がユーザーにとってもvalveにとっても絶対良いだろ。

  • 期待はずれだよなー
    まぁシンプルなのがCSシリーズだしそこが良いんだけどね
    大型じゃなく新しく出して欲しかった 残念

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