プレイヤーが動く時だけ時間も動くシステムと、サイバーパンクで数奇な世界観が特徴的な『SUPERHOT（スーパーホット）』。プレイ体験を大きく拡張した続編の『SUPERHOT: MIND CONTROL DELETE』が7月17日に発売されたばかりですが、早々にしてシリーズ大減額セールを行っています。
Steamセール「Super Hot Sale」
- 『SUPERHOT』― 1,240円（50%オフ） 【Steamリンク】
- 『SUPERHOT VR』― 1,499円（40%オフ） 【Steamリンク】
- 『SUPERHOT: MIND CONTROL DELETE』― 1,499円（40%オフ） 【Steamリンク】
- 『SUPERHOT ONE OF US BUNDLE』（VRを除くシリーズ作品）― 2,328円（53%オフ） 【Steamリンク】
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ゲーム性が大幅拡張『SUPERHOT: MIND CONTROL DELETE』
SUPERHOT: MIND CONTROL DELETE | Launch Trailer | Out Now
2020年7月17日に発売された『Superhot: Mind Control Delete』は、もともと前作『SUPERHOT』の拡張コンテンツとして開発されていました。ゲーム内容もその経緯を忠実に反映しており、『SUPERHOT』のシステムは全てそのままに、さまざまな新要素を追加した作りになっています。
▲象徴的な『導入』もそのままだ。
固定されたストーリーの流れに沿っていた前作とは違い、『SUPERHOT: MIND CONTROL DELETE』はプレイヤー自身が行き先を選ぶキャンペーン形式。戦闘に挑む「ノード」エリアの他に、ノード開始時に選択できる「コア」スキルや、ノード進行中にランダム取得の「ハック」スキルを習得するエリアなどがあります。
▲固定したストーリーを自動で追うスタイルから一変、マップ画面ができた。
▲1つのノードは多数の連続したステージで構成され、合間にランダムでさまざまなハックを選択できる。
▲1発でもかすればゲームオーバーだった前作と比べ、体力はライフ制に。しかし死んだらそのステージではなく、そのノードの最初からやり直しなので、通しの難易度はむしろ上がった。
個性豊かな「コア」や「ハック」スキルの存在の他にも、敵や武器の種類も増え、リプレイ機能も強化されるなど、戦闘コンテンツの出来栄えは前作から順当に強化されています。しかしストーリー面はディープなサイバーパンク感が溢れる前作と違い、あっさりとした表現に。
▲一部のノードで軽くキーワードが何枚か並べられるだけで、メタ表現を通してプレイヤーの現実を侵食していた前作よりは薄口だ。
時止めFPSという独特なスタイリッシュアクションだけを楽しみたいなら、今作『SUPERHOT: MIND CONTROL DELETE』のみでも大丈夫です。しかしサイバーパンクやメタ表現が好きな方ならば、前作『SUPERHOT』から遊んだほうがより大きい満足感を得られるでしょう。
幸いにして今回のセールはシリーズ全作品が対象なので、これを機に『SUPERHOT』ワールドに飛び込んでみるのも良いのではないのでしょうか。
『SUPERHOT:MIND CONTROL DELETE』の発売日は2020年7月17日、対象機種はPC（Steam）、PS4、Xbox One。
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