『エーペックスレジェンズ』が「2021年に最もツイートされたゲーム」2位に輝く、「ゲームの話題が多い国」では日本が首位

Respawn Entertainmentの『Apex Legends（エーペックスレジェンズ）』では現地時間1月11日より「暗き深淵」イベントがスタート。Twitterでは2021年に最もツイートされたゲームのランキングを発表しており、その中でエーペックスが他の人気作から抜け出して2位の座を射止めています。

2021年はエーペックスの話題が2位に

Twitterは公式Blogでスタッフがさまざまなトピックを発信しており、日本時間1月11日には、「A Banner Year for Gaming on Twitter in 2021（2021年にTwitterで最高の1年を過ごしたゲーム）」というタイトルで、Twitter上で最もツイートされたゲームのトップ10を発表しています。

Respawnが手がける『エーペックスレジェンズ』は、数々の人気作の中から抜け出して見事に2021年第2位のツイート数を記録しています。実際に昨年はシーズン10の開始時にTwitchでFPSカテゴリのトップに立つなど人気が高まり続け、アップデートがリリースされる日はいつも、コミュニティで話題となったレジェンドや武器（とサーバー落ち）のことがトレンド欄にも載っていたことを、ご記憶のプレイヤーも多いと思われます。

2020年の記録では8位だったことを踏まえると、エーペックスにとってはプレイヤー層とコンテンツがともに大きく拡大した、良い1年だったことが分かります。

なお2021年の1位は、miHoYoが手がける基本プレイ無料オンラインオープンワールドRPG『原神』で、こちらは2021年12月に発表されたThe Game Awardsでもベスト・モバイルゲーム賞を受賞している作品です。モバイルゲームと言えばエーペックスもモバイル版のテストが進行中ですが、果たして2022年はエーペックスが1位の座を奪い取ることができるのでしょうか。

• 2021年にTwitterで最も話題になったゲームベスト10
• 1位：原神
• 2位：エーペックスレジェンズ
• 3位：あんさんぶるスターズ！！
• 4位：ファイナルファンタジー（シリーズ）
• 5位：Fate/Grand Order
• 6位：あつまれ どうぶつの森
• 7位：荒野行動-『KNIVES OUT』
• 8位：マインクラフト
• 9位：プロジェクトセカイ
• 10位：フォートナイト

日本人の「ゲーム好き」も再確認

今回のBlogでは他にも、「2021年に最もゲームのツイートをした国」のランキングを公開しており、2020年から引き続き日本が第1位に輝いています。日本は北米に劣らず、世界的に著名なゲーム企業の本社が多数所在していることが、人々の間でゲームの話題が盛り上がりやすいことにつながっているのかもしれません。

2位のアメリカと3位の韓国は昨年から変化がなく、4位のタイと5位のブラジルは昨年から入れ代わっています。ベスト10全体では、昨年からスペインが消え、7位に新たにインドネシアが入っています。ランクインしている新興国はいずれも、IMF（国際通貨基金）が発表している世界経済見通しで先進国に劣らない高い成長率が予測されており、国内経済の堅調さを基盤に、2022年はブラジルや東南アジア諸国でもゲーミング文化のさらなる拡大が見られるでしょう。

全体の数字に着目すると、2021年のゲーム関連のツイートは24億回以上で、昨対比で14％も上昇しており、2017年との比較では10倍以上になっているとのこと。中でも、2021年第4四半期はTwitter史上で最もゲームの会話が多かったそうです。

2022年についてTwitterのBlogでは、北米で特に盛んなeスポーツシーンの発展に注目していることがうかがえます。日本のでもこの動きに牽引されてeスポーツが発展していくのか、それとも独自の文化を成長させ、世界全体でのゲーム文化の多様化に寄与するのかは気になるところですが、引き続き2022年のトレンド動向に注目していきましょう。

Source: Twitter Blog