本日2023年11月15日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 のアップデートを実施。リワークされたロードホッグの実装と複数の不具合修正が行われた。
リワーク「ロードホッグ」実装
開発者コメント:今回のロードホッグのリワークは、前線における彼のタンクヒーローとしての存在感を高めると同時に、ロードホッグと戦う敵プレイヤーが以前より不満を抱いていた〈フック〉による強力コンボの安定的な強さの見直しを主眼としています。
まず、〈スクラップ・ガン〉のメイン攻撃とサブ攻撃を1つのメイン攻撃に統合しました。近距離で最も威力を発揮するのは変わらず、遠くにいる敵に与えられるダメージ量が増えています。
〈テイク・ア・ブリーザー〉はリソース式のアビリティに生まれ変わり、操作しやすくなるよう、アビリティの割り当てもサブ攻撃に移りました。残量の回復も時間の経過とともに行われる仕様に変わっていますが、アビリティをこまめに使用できるようになったことで、タンク用アビリティとしての使い勝手が改善し、カウンターへの耐性も高くなっています。
新アビリティ〈ピッグペン〉は、設置後に敵が近づくと発動するトラップ式のアビリティです。近くの相手に対してダメージを与えると同時に、その相手の移動速度を低下させるので、ロードホッグがより広範囲を掌握できるようになります。事前にちょっとした戦略を立てておけば、味方の防御にも〈フック〉のコンボの効率アップにも活用できるアビリティです。
新アビリティ“ピッグペン”補足解説
リワークされたアビリティの詳細や解説については、こちらの記事を確認していただきたい。実装されるまで詳細が不明だった“ピッグペン”の仕様だが、実際にゲーム内で確認したところ、以下の事が確認できた。
- “ピッグペン”
- 設置前と起動後のトラップは破壊不可。
- 起動前(設置済み)に限り破壊可能で耐久値は100
- トラップが作動する範囲は、設置位置から半径約2.5m
- 作動したトラップの効果範囲は、設置位置から半径約4m
ジャンクラットのアビリティ“スティール・トラップ”の作動範囲が、設置位置から半径1mであるため同じ距離感で対応していると起動させてしまう点に注意。一度作動させてしまうと効果時間(3秒)が終わるまで破壊できないため、味方チーム全員が動きにくくなってしまう。
また、“スティール・トラップ”と同様に味方視点と敵視点でトラップの見え方が異なり、敵に設置された場所によってはかなり視認が難しくなることも。
ソンブラのリワーク実装時とは異なり、専用のシーズンチャレンジ等は実装されていないが「プログレッション」のロードホッグのページには“ピッグペン”用の項目である「罠にかけた敵」は追加されている。リワークされたロードホッグは、既にライバル・プレイを含むすべてのゲームモードで使用可能となっているので、モードを問わず新しいロードホッグを活用していきたい。
不具合の修正
一般
- 以前のアップデートで修正済み - ショップで発生していた読み込みに関する不具合を修正
- 以前のアップデートで修正済み - 一部アビリティの振動がマッチ内の全プレイヤーに起きる不具合を修正
ヒーロー
- ライフウィーバー
- 〈ライフグリップ〉が〈不和のオーブ〉の効果を解除する不具合を修正
- 完全に展開される前の〈ペタル・プラットフォーム〉から飛び降りたプレイヤーに対して〈EMP〉が効かなくなる不具合を修正
- ソンブラ
- ソンブラが、投擲した〈トランズロケーター〉にテレポートせず、〈チャージ〉で突進するラインハルトに押さえつけられたままになる不具合を修正
- 切り替えで発動した場合に〈ハック〉が正常に動作しなくなる不具合を修正
- 戦闘から離脱した後、〈ステルス〉による不可視状態が再発動しなくなる不具合を修正
- 以前のアップデートで修正済み - ソンブラのアルティメットのコストが10%減少しない不具合を修正
- 以前のアップデートで修正済み - 状況によって〈不和のオーブ〉のクールダウン中に〈ステルス〉発動中のソンブラがUIに表示される不具合を修正
- ザリア
- 状況によってザリアの〈バリア・ショット〉が展開されなくなる不具合を修正
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
Source: Overwatch 2
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