Ubisoft(ユービーアイソフト)は『XDefiant(エックスディファイアント)』の年間計画を記載した「イヤー1ロードマップ」をアップデート。「毎シーズン新勢力や新武器を追加」などコアの部分はそのまま、開発者がこれまでXなどで予告していた機能を含め、今後の新コンテンツが詳細に追記された。
一方、リリース時から問題視されてきたネットコードについても続報が。パケットの自動再送信システムを見直すとともに、パケットのサイズ自体を縮小することで解決を見込んでいる。
『エックスディファイアント』イヤー1ロードマップ・アップデート
『エックスディファイアント』公式サイトに掲載された、最新版のロードマップはこちら。
リリース前に掲載されたイヤー1ロードマップ(下)と比較すると、新勢力、新武器、新マップ、バトルパスについてはそのまま。さらなる新コンテンツの予定が大量に追加された。
これらはすべて、今後の状況に応じて入れ替わる可能性がある点に注意。また、各シーズンの開始時にまとめてリリースされるわけではなく、シーズン中のアップデートで実装されるものもある。
シーズン2でプライベートマッチ・ベータなど新機能
シーズン2は9月下旬にリリース予定。新勢力は『ファークライ ニュードーン』の敵勢力「ハイウェイマン」であることが明かされている。
全体像は日本時間9月19日午前2時からUbisoftの公式YouTubeチャンネルにて公開。ロードマップでも、キャラクターの立ち絵が先に公開されている。
- 注目のコンテンツ
- 新勢力「ハイウェイマン」
- 新武器3種
- 新マップ3種
- 新デバイス
- 「BOMB!」モード
- (ベータ)プライベートマッチ
- 期間限定ゲームモード
- プレイヤー進行状況
- イベントチャレンジ
- 目標達成での武器XP進行
- バトルパスの進行速度改善
- 新たな武器マスター迷彩
- 新たなランク報酬
- 新バトルパス
- ゲームプレイ品質改善
- 「乗り越え」の改善
- プレイヤーの衝突判定の改善
- 足音オーディオの改善
- トップ500リーダーボード
- ランク用ロードアウト
- ランクのマップ投票
「BOMB!」モードはいわゆるサーチ&デストロイで、両チームが攻撃側と防衛側に分かれる。攻撃側は指定された拠点への爆弾の設置を目指し、防衛側はその阻止または解除を目指す。
プライベートマッチ機能のベータ版が登場する点にも注目。さらに、以前のアップデートで高速化した武器のレベル上げがさらにスピードアップ。各ゲームモードの目標を達成した場合でも武器XPが手に入るようだ。
シーズン3で「プレステージ」や「勢力マスター」
- 注目のコンテンツ
- 新勢力
- 新武器3種
- 新マップ3種
- 新ゲームモード+新マップタイプ
- BOTモード
- プライベートマッチ
- 期間限定ゲームモード
- プレイヤー進行状況
- デイリー報酬
- プレステージ
- 勢力マスター
- バッジ
- 新たなランク報酬
- 新バトルパス
- ゲームプレイ品質改善
- リプレイ(デス時のリプレイカメラ)
- 初心者のユーザー体験改善
- ランクへの再加入機能
- ランクの制裁システム
詳細不明ながら、BOTとの対戦モードがシーズン3で登場。また、以前から登場が予告されていた「プレステージ」もシーズン3でアクセスできるようになる。同様に、「勢力マスター」や「バッジ」といった、おそらくやり込み要素の一部と思われるものが追加されていく。
要望の多かったキルカメラも実装され、プレイのしやすさと、継続してプレイするモチベーションの両面で大きな向上が見られそうだ。
シーズン4では「大型イベント」や「武器マスター2.0」
- 注目のコンテンツ
- 新勢力
- 新武器3種
- 新マップ3種
- 新デバイス
- 大型テイクオーバーイベント
- 期間限定ゲームモード
- プレイヤー進行状況
- 武器マスター2.0
- 武器迷彩チャレンジ
- 新たなランク報酬
- 新バトルパス
- (今後さらなる情報)
- ゲームプレイ品質改善
- ランクの降伏投票機能
- (今後さらなる情報)
シーズン4では大型のテイクオーバーイベントを目玉としている。これは『エックスディファイアント』でも最大規模のものになるとのこと。ゲーム全体が何らかのテーマで改装されるようなものがイメージできる。
「武器マスター2.0」や「武器迷彩チャレンジ」も気になるが、現時点では詳細不明。
ネットコードの改善作業継続
コンテンツの追加と並行し、ネットコード、マッチメイキング、アンチチートも継続的に改善予定。特にネットコードについては、より詳細な状況と予定が解説された。
開発チームはリリース後から、ネットコードとそれに関連する弾抜けの問題への改善を行ってきた。この分野の専門家を増員して作業を続けており、主に以下の2点に力を入れている。
- パケットの再送量を増やし、パケットロスから生じるプレイヤー体験の不具合を緩和。これによって増加する分の帯域幅の使用率は減らしていく
- ゲームプレイシステムのより多くの部分を軽量なネットワークプロトコルに移し、レスポンスを改善
具体的に言うと、現在2回になっているパケットの自動再送システムを、4回に増やしたいとのこと。パケットロスの発生そのものは一般的な現象で、4回再送するというのも業界では標準的。しかし『エックスディファイアント』のような対戦型FPSの世界では、その重要度が変わってくる。
そこでパケットの再送回数を増やすことになった。ただし、再送回数が増えるほど通信速度も遅くなるため、逆にネットコードの問題が悪化するという問題が生じる。そのため、並行してパケット自体のサイズを小さくし、4フレームでの自動再送を実現。これによりネットコード体験に大幅な差異を生み出すことを見越している。
ただしこの作業には、改変やテストを含めてそれなりの時間がかかる。遅くともシーズン2の終わり頃に何らかの成果を出せることを望んでいる。
シーズン2への準備を進めよう
シーズン1も終盤を迎え、現在『エックスディファイアント』ではログインするだけでXコインなどが受け取れるログインボーナスを毎日開催中。間もなく全貌が明かされるシーズン2に向けて、今のうちに準備を整えておこう。
- タイトル:『XDefiant(エックスディファイアント)』
- 発売日:2024年5月21日
- 対象機種:PC / PS5 / Xbox Series X|S
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Xdefiant Official
コメント
コメント一覧 (3件)
ランクマッチが一番虚無って言う珍しいゲーム
シーズン4で打ち切りかあって感想です
BOMB来るの遅すぎるわ1か月後BO6なのに今更すぎる