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オーバーウォッチ2:ジュノ3連続弱体化など、12ヒーローにバランス調整

オーバーウォッチ2 S13 ミッドシーズンアップデート:12ヒーローにバランス調整、ジュノは今シーズン三連続での弱体化
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本日2024年11月13日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 で、シーズン13「スペルバインダー」のミッドシーズンアップデートを実施。12名のヒーローに対してバランス調整を行った。

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OW2 S13 アップデート:ヒーローのアップデート

ドゥームフィスト(強化)

  • “ロケット・パンチ”
    • 壁への叩き付け攻撃の条件となる角度が44度から55度に増加
  • “メテオ・ストライク”
    • アルティメットのコストが8%減少
    • 滞空中の回復量が1秒あたり75から90に増加

“ロケット・パンチ”でノックバックを付与された敵は、オブジェクトとの接触時に追加のスタン状態となる。しかし、接触する角度によってはそのままスライドするだけで、追加のスタン状態にならない場面があったが、今回の調整でその現象の発生する確率が低減された。

“メテオ・ストライク”の自己回復については「継戦の補助」が主な目的であったが、タンクが不在となるデメリットが大きく、回復が目的であれば即後衛に着地してサポートの回復を受けた方が良い状況が続いていた。今回の調整では、回復速度強化とコスト軽減の変更が行われており、これまでに比べ気軽に発動しやすくなったといえる。

とはいえ“メテオス・トライク”には、自己回復以外にも「クールタイム消化速度2倍」「着地時に“ロケット・パンチ”をチャージ」「ヒット時に得られる追加ライフが通常アビリティよりも多い」など「与ダメージ」以外にも強力な恩恵が多数存在するため、自己回復のみを目的とした発動は今後も現実的ではないが、それらを狙ったおまけとしては十分な回復量になるだろう。

ジャンカー・クイーン(弱体化)

  • “ギザギザブレード”
    • 投射物の基本サイズが0.2メートルから0.15メートルに縮小
  • “アドレナリンラッシュ”
    • 傷ダメージから得られる自己回復量の倍率が2.5倍から2.25倍に減少

タンクヒーローの中で選出率に反し、最も高いパフォーマンスを記録しているジャンカー・クイーンは、攻撃性能と耐久性能に弱体化が行われている。

“ギザギザブレード”のサイズ縮小は、大幅強化が行われた昨年5月以前に戻す仕様変更。“アドレナリンラッシュ”は、今年7月に行われたタンクヒーロー全般の強化前後の中間値となっている。ハッキリと何かができなくなってしまう程の弱体化ではないが、マッチを通してのパフォーマンス低下は避けられないだろう。

マウガ(強化)

マウガ
  • “オーバーラン”
    • クールダウンを6秒から5秒に短縮
    • 突進の速度が15%上昇

今シーズンの開幕時にも強化のあったマウガだが、開発コメントによると「パフォーマンスが想定よりも下回っている」とのこと。“焼夷チェーンガン”の強化に続いて、機動力の補助兼攻めの起点となる“オーバーラン”に強化が行われた。

強化点はいずれも優秀だが、今回も“カーディアック・オーバードライブ”への変更を避ける内容となっている。“カーディアック・オーバードライブ”は、少し数値を変更するだけでマウガのパフォーマンスを大きく左右するアビリティであるため、開発としてはあまり触れたくない部分なのだろう。

ハンゾー(強化)

  • “嵐ノ弓”
    • フルチャージにかかる時間を0.87秒から0.80秒に短縮
  • “龍撃波”
    • 敵が設置したオブジェクトにもダメージを与えられるようになりました

“嵐ノ弓”へのバランス調整は、主に射撃レート向上に繋がる強化調整。“龍撃波”は、バリアやタレット、トラップ等への与ダメージが可能となった。

“龍撃波”は龍の進行速度がゆっくりであるため、ダメージよりも「ダメージの高さを活かしたエリアの制圧能力」が評価されるアルティメット・アビリティであるため、同時に対物の不安要素を一掃できるのは能力にかみ合った強化と言える。

ジャンクラット(弱体化)

  • “コンカッション・マイン”
    • クールダウンを7秒から8秒に延長

225族の誕生により一部ヒーローを対象とした「“フラグ・ランチャー”→“コンカッション・マイン”」のキルコンボが復活したジャンクラット。今回の弱体化ではダメージ量への変更はなく、引き続き225族までに対する有効性は維持されているが狙える頻度としては間違いなく減少する。

加えて“コンカッション・マイン”は、機動力の補助として利用するシーンも多々存在するため、そちらへの影響も少なくないだろう。

リーパー(弱体化)

  • “ザ・リーピング”
    • ライフ吸収量が35%から30%に減少

今年6月の調整で“シャドウ・ステップ”の完了に必要な時間が、1.5秒から1.2秒へと大幅に短縮されたリーパー。ダメージヒーローの中でも上位の300という体力帯とあわせて、環境で高いパフォーマンスを記録していた。

今回の調整では与ダメージ量の一部を自身の回復として還元する“ザ・リーピング”に弱体化。“ヘルファイア・ショットガン”への調整によって回復量が前後することはこれまでにもあったが、“ザ・リーピング”自体への調整は初代OW時代以来となる。

トレーサー(強化)

  • “リコール”
    • クールダウンを13秒から12秒に短縮

シーズン12で“パルス・ピストル”の弱体化が行われた結果、開発の想定以上に脅威度が低下してしまったと言うトレーサー。

低下したといっても十分な選出率を維持しているため、攻撃面はそのままに生存能力を高める方向性で脅威度を増す狙いのようだ。“リコール”のクールタイムが12秒に戻るのは、ベンチャーが実装されたシーズン10開幕時のバランス調整ぶり。

アナ(強化)

  • “バイオティック・ライフル”
    • ダメージ量と回復量が70から75に増加

僅か5の変化だが225族のキルに必要なヒット数、300族のキルに必要なヒット数が共に1発減少する強化。アナ単体で敵ヒーローを削り切るシーンはそれほど多くないが、可能性の有無だけでも大きな差が生まれる。回復に関しても同様に僅か5の差で勝負が分かれる可能性が十分に考えられるだけでなく、“バイオティック・グレネード”の回復強化とあわせれば1発7.5の回復増加量となる。

ジュノ(弱体化)

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  • “オービタル・レイ”
    • アルティメットのコストが10%増加

前シーズンに高いパフォーマンスを発揮し、以降サポート屈指のメタヒーローとなっているジュノ。本調整で今シーズンに入ってからの弱体化は3回目。

開発コメントによると“オービタル・レイ”は「アルティメットの中では特に絶大な効果を発揮している」との事なので、前回の弱体化とあわせて、それなりの影響が予想される。

しかし“ハイパー・リング”によるスピードブーストや自身の機動力を活かした追撃能力などがラッシュ構成と抜群の相性の良さを誇るため、オリーサやラインハルトといったヒーローを軸とする場合には、まだまだ選択肢に入ってくるヒーローだろう。

キリコ(強化)

オーバーウォッチ2 キリコ
  • “クナイ”
    • リカバリー時間を0.55秒から0.5秒に短縮
  • 神出鬼没
    • クールダウンを8秒から7秒に短縮
  • 鈴のご加護
    • クールダウンを15秒から14秒に短縮

ジャンカー・クイーンやアナに対する明確なカウンターとして選出されるため、そこそこの出現頻度を維持しているキリコだが、最近の勝率はサポートクラスの中でもトップクラスに低いスコアとなっている。

その原因について開発は「ライフを225にまで下げた調整のあおりをかなり食らっている」と評価。今回直接の体力増加はなかったが「攻撃(射撃レート向上)」と「機動力」「自己回復にも使える主力アビリティ」の強化によって全般的なパフォーマンスの向上が見込まれている。

ライフウィーバー(強化)

  • “ライフグリップ”
    • クールダウンを19秒から18秒に短縮
    • 回復量が50から75に増加
  • “命の樹”
    • 効果の範囲外に出てから追加ライフが減少し始めるまでの時間を2.5秒から6秒に延長

弱体化が続いているジュノに対して、強化され続けているライフウィーバーだが、今回の調整も全て強化調整。

主に緊急撤退用として利用される“ライフグリップ”は、回復量が25増加。フルチャージ“ヒーリング・ブロッサム”1回分とほぼ同じ回復量に到達したため、その後の立て直しがスムーズになるだろう。

“命の樹”は、回復パルスの範囲外で追加ライフを維持できる時間が大幅に延長。もちろん自発的にエリア外に出た時だけでなく、破壊された時や効果時間が終了した時の持続時間も伸びているため、使いやすさだけでなく「恩恵の安定性」も大幅に増加する。

モイラ(強化)

  • “バイオティック・グラスプ”
    • 1秒あたりの自己回復量が24から30に増加

上位帯では選出率・勝率ともにキリコに近い立ち位置となっていたモイラにも強化が実施されている。キリコと異なり「225族に変更された影響が大きい」というわけではないようだが、耐久面に関して僅かに改善の余地があると判断されたようだ。

  • タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2
  • 発売日:2022年10月5日
  • 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
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Source: Overwatch

オーバーウォッチ2 S13 ミッドシーズンアップデート:12ヒーローにバランス調整、ジュノは今シーズン三連続での弱体化

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • ライフウィーバーのメインヒールリロードいらなくない?キリコとかリロードないのにそれよりチャージ時間かかるライフウィーバーにリロードあるのわからん。
    それかモイラみたいに攻撃切り替えスムーズにして攻撃に参加できるようにするべき。

  • ウルトは確かに微妙ではあるけど、ウィーバーの一番の問題点ってまともに攻撃に参加すると回復能力が低くて、回復回すと攻撃に参加できない所でアビリティ周りじゃないと思ってるのは私だけ?

  • ドゥームは上手い人が使うと止まらん時があるのに強化はいらんでしょ。ゲンジとかと一緒でPSに左右されまくるキャラを下手に強化するとえらいことになる。
    キリコ強化はありがとう。

  • ドゥーム強化でクイーンの弱体化は萎えるわー
    ギザギザは範囲じゃくてダメージの弱体化にすりゃいいのに…
    モイラはプラチナ以下のレートでは強すぎになるだろ

    マウガはちょっと楽しみだけど

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