本日2021年6月4日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施しました。アップデート内容は、エクスペリメンタルでのテスト内容を一部改変しての実装となっています。
オーバーウォッチ:ヒーローのアップデート
バティスト(弱体化)
「エグゾブーツ」のチャージ時間が短縮されたことによって、使いやすさが向上した反面、一部のヒーローの攻撃をあまりにも簡単に回避することができました。「リジェネ・バースト」と「イモータリティ・フィールド」という強力な防御アビリティがあれば十分と判断し、チャージ時間を元に戻します。
- “エグゾブーツ”
- チャージ時間を0.7秒から1秒に延長
エコー(弱体化)
「コピー」は想定以上に強力なアルティメットとなっていました。エコーは高いダメージ出力を誇るので、チャージが貯まるのが速すぎると判断しました。
- “コピー”
- アルティメットのコストを15%増加
エクスペリメンタル時点では、存在しなかった弱体化のアップデートです。
マクリー(弱体化)
最近のマクリーの活躍は、最大ライフを引き上げたことが直接の要因だと考えていますが、この変更自体は近・中距離で戦うマクリーのプレイスタイルと合致しています。そこで「コンバット・ロール」の移動距離と「ピースキーパー」のリロード時間を元に戻すことにしました。これにより「フラッシュバン」のために距離を詰めるのが難しくなり、「ファニング撃ち」で大ダメージを狙うと隙が大きくなります。
- “ピースキーパー”
- リロード時間を1.2秒から1.5秒に延長
- “コンバット・ロール”
- 移動距離を20%短縮
モイラ(バランス調整)
多くのチャネリング型のアルティメット・アビリティは、発動中にリロードができなくなる代わりに自動で武器をリロードします。今回の変更により「コアレッセンス」を最後まで発動するとバイオティック・エネルギーが約半分回復します。完全に回復してしまうと、アルティメットの前後で味方を回復するだけのプレイスタイルが可能になってしまい、モイラをプレイする醍醐味が失われると判断しました。
- “バイオティック・グラスプ”
- “コアレッセンス”発動時のエネルギーの回復量を3倍に増加
- “コアレッセンス”
- アルティメットのコストを17%増加
“コアレッセンス”のコスト増加はエクスペリメンタル時点では存在しなかった調整点です。
Ultの使用による“バイオテック・グラスプ”のリソース回収量増加が引き起こす、Ult回転率の増加を見越した調整だと思われます。しかし、リソース回収量増加の恩恵を受けられない1回目の発動が難しくなるため、かなり慎重な調整と言えます。
リーパー(強化)
「ヘルファイア・ショットガン」による回復量が、最近の武器の調整以前の状態と同程度になるように調整しました。
- “ザ・リーピング”
- ライフ回復量を、与えたダメージの30%から35%に増加
ザリア(弱体化)
かなり前にビームの当たり判定を変更しましたが、当時はザリアの使用率も低かったため基本ダメージの見直しは行われませんでした。最近になって多くのチーム構成でザリアが使用されるようになったため、ビームの平均ダメージを下方修正しました。変更後も最大ダメージのポテンシャルは変わりません。
- “パーティクル・キャノン”(メイン攻撃)
- 1秒あたりのダメージが95-170から75-170に変更
次ページ:今回の調整傾向と現環境
コメント
コメント一覧 (3件)
どんな調整が入っても2までの仮初の調整なのでな
ピック率見て数値上げ下げしてるだけだし
もうヒーローでも追加されん限り、ずっとこんなしょっぱい調整しか入らんやろ
2の発売までにどっかで5v5にする気なんかな
酷い環境すぎてコメントのコの字すらないの笑う