【偉業】オーバーウォッチ2：第2回「ピンク・マーシー」募金イベントで約19億円の寄付金を集めることに成功！

2024年12月5日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2（オーバーウォッチ2 ）』で実施された第2回「ピンク・マーシー」チャリティキャンペーンで集めた寄付金額が1,230万米ドルに上ったことを発表。

「ピンク・マーシー」募金イベントとは、ゲーム内で販売される対象アイテムで得た売り上げの全額（プラットフォームの諸費用と税額を除く）を乳がん研究の支援団体「Breast Cancer Research Foundation（BCRF）」に寄付するイベントとなっている。

第2回「ピンク・マーシー」チャリティキャンペーン

今年実施された「ピンク・マーシー」チャリティキャンペーンでは、マーシー用スキン「ピンク」（再販）と「マーシーのローズ・ゴールド・バンドル」の2つがイベントの対象アイテムとして販売され、1,230万米ドル（現在の日本円で約19億円）の寄付金が集められた。この金額は1回の募金イベントで企業が集めた額として、BCRF史上2番目に高い寄付金額となっている。

ちなみに最高額は、2018年に実施された第1回の「ピンク・マーシー」募金イベントで集められた1,270万米ドル（当時の日本円で約14億円）となっており、「オーバーウォッチ」という1つのコンテンツで合計2,500 万米ドル以上を集めた事になる。

第1回の「ピンク・マーシー」募金イベントで集められた寄付金は、以下の乳がんに関する先進研究へと充てられている。

• マンモグラフィーのイメージとAIを組み合わせた、より高度・高精度な乳がんの診断＆リスク評価の開発
• トリプルネガティブ乳がん（三重陰性乳がん）などの、特に悪質な乳がんの発症リスクを特定できるモデルの導入
• 腫瘍形成を遅らせる医薬品の開発
• 非浸潤性乳管がん（DCIS）から浸潤性乳がんに発展するリスクを特定できる遺伝子分類法の考案（リスクの特定と治療内容の判断は難しいことで知られています）

第2回の寄付金をもとに進められる研究の詳細については、数カ月以内にBCRFと共同で発表される予定となっている。

Blizzard Entertainmentのコメント

今回の募金イベントでは、先述のマーシー用スキン「ピンク」と並行して、その別バージョンである「ローズ・ゴールド」と関連アイテムをセットにした「マーシーのローズ・ゴールド・バンドル」を配信しました。

特別なスキンは、『オーバーウォッチ』の世界を超えて、現実世界でも平和への願いと希望を胸に救済へと尽力するマーシーの象徴であるだけでなく、「ピンク・マーシー」の購入を通じて乳がんの研究を促進した、皆さんという「もう1人のヒーロー」の活躍の証でもあります。

改めてになりますが、今回多くの寄付金が集まったのは、皆さんのご支援あってのことです。皆さんの寄付金をもとに、乳がんの予防・治療に関する先進研究はさらに前へと進みます。より明るい未来の構築に貢献してくださる皆さんには、感謝しようにも感謝しきれません。

Blizzard EntertainmentとBCRFを代表して今一度、この募金イベントへ参加してくださった皆さんに心からのお礼を申し上げます。今回のキャンペーンを通じて、私たちも皆さんとの絆をふたたび確認できました。皆さんと力をあわせれば、きっと乳がんの脅威なき未来を作れると、私たちは信じています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Source: Blizzard Entertainment