Team JadeとTiMi Studio Groupが手がける基本プレイ無料FPS『デルタフォース(Delta Force)』では、現地時間7月9日よりシーズン5にあたる大型アップデート「ウォールブレイク」が開幕する。
新オペレーターとして、機動力に優れた突撃兵「ゲイル」が登場。オペレーションズとウォーフェアにはそれぞれ、水中エリアを備えた新マップが追加。さらに、7月から約4ヵ月にもわたって、Hypergryphの手がける作品『アークナイツ』との大規模なコラボを開催する。
『デルタフォース』ウォールブレイク、突撃兵の新オペレーター「ゲイル」
シーズン5の新オペレーターは「ゲイル(英語名はTempest)」。シーズンパスの無料トラックからアンロックできる。
これまで登場したオペレーターたちは、世界の脅威に立ち向かう対テロ機関「G.T.I.(Global threat initiative)」に所属する精鋭たちだった。一方でゲイルことクレア・アン・バイヤーズは、巨大テクノロジー企業「ハヴォック社」に所属している。
ハヴォック社はいわば『デルタフォース』の悪役だ。一企業でありながら、傭兵部隊を駆使して物語の舞台である「アサラ地域」を支配するこの陣営は、現地の資源を独占することで利益をあげようと目論んでいる。非合法な研究活動さえ行っているとの噂も絶えないこの不気味なハヴォック社と、G.T.I.は敵対関係にある。

ゲイルはもともとはエクストリームスポーツを愛好するアスリートだった。重傷を負った後、ハヴォック社のテクノロジーで開発された補助脊椎によって復活。人間離れしたその身体能力が、ゲーム内でも表現されている。
- コンバットロール
- サポートスパインを起動すると、筋力が強化され、全方位へ素早くロール可能(水中含む)
- 敵をダウンさせるとクールダウン時間が短縮される
- ドリルチャージ
- 前方にドリルトラップを投擲すると、ドリルが硬い表面を壊し、同時に導電性粉末と障害物を貫く電流を放出する
- 敵の武器を弾き飛ばし、一時的に麻痺させる
- 緊急回避装置
- ガスタンクを設置後、装置がセーフティーロープのアンカーポイントを発射する
- 装置を再度起動、または装置が致命傷を受けた場合、ゲイルはアンカーポイントに引き戻される
- 引き戻し中、ゲイルはHP上限を超えるダメージを短時間耐えることができる
- また、ゲイルが一定距離落下すると、セーフティーロープのサスペンションモードが作動する
- 自己蘇生
- ダウンしても1回のみ自己蘇生が可能
突撃兵らしく、自分の機動力を高めつつ、敵の移動を妨害する能力をそろえている。「コンバットロール」でスピードアップしつつ、壁向こうに電撃波を放射する「ドリルチャージ」で敵をスタンさせることで、一方的な襲撃を実現。もし敵に囲まれても、「緊急回避装置」を使って数秒前にいた場所まで自動的に戻ることができる。
水中エリアを導入した新マップ 2種
タイドプリズン(オペレーションズ)

オペレーション用の新マップは「タイドプリズン」。これまでのマップと比較しても、特に入り組んだ構造をしているという。
「タイドプリズン」は巨大な監獄をモチーフにしており、プレイヤーは囚人になりすまして施設内に潜入することになる。囚人であるため、最初は武器も何もないが、仲間の手引きなのか、食器棚に隠されていたカードキーを使って牢屋から脱獄するところからゲームが始まる。
他のマップ同様、刑務所内には広大な探索エリアと謎解きギミックが用意されている。

また、新機能として、オペレーションズで入手してきた戦利品の数々を飾れる「展示室」も実装される。

ストームアイ(ウォーフェア)

ウォーフェアの新マップは、ハヴォック社の要塞島「ストームアイ」。ゲームモードは異なるが、ストーリー的には「タイドプリズン」とつながっているという。
刑務所での潜入任務中、ハヴォック社がICBMを隠し持っていることを察知したG.T.I.が、その陰謀を阻止すべくこの島に急襲をかけるという筋立てだ。

美しい海辺の風景が楽しめる地上から、警備厳重そうなミサイル施設、さらに海中トンネルまで備えた、上下に広いマップとしてデザインされている。
このマップには時間経過で天候が変化する「ダイナミック天候」システムが備わっており、すっきりと晴れていたはずの景色が、気がつくと嵐に見舞われているようなことも。

なお、このシーズンでの登場が期待されていた新ビークル「ジェット機」に関しては、今後のシーズンで実装されることが明かされた。ウォーフェアでは他にも、エジプトをモチーフにした新マップが開発中とのこと。
水中モード

「タイドプリズン」と「ストームアイ」はともに、マップ内に水場エリアがある。プレイヤーはこのエリアを自由に泳げるだけでなく、水中にダイブして姿を隠しながら移動することもできる。なお顔が出ていれば泳ぎながらでも発砲できるが、ダイブ中は発砲はできない。

新武器&装備3種
KC-17コンパクトアサルトライフル

軽量で操作性が良く、高い貫通性能を誇るアサルトライフル。中~遠距離での戦闘に優れる。

コンパウンドボウ

ステルスで敵を射貫くのに適した複合弓。オペレーションズでは複数種類のボルトを使うことができ、この武器ならではのユニークなカスタマイズが可能。

WGM(ワイヤーガイドミサイル)

撃ちっぱなしのランチャーとは異なり、動く標的にエイムを合わせ続けることで弾道の制御が可能なワイヤーガイドミサイルを発射する。新たな水上バイクをはじめ、機動力のある小型ビークルを仕留めたり、遠距離でキャンプしているような敵を精確に爆破するのにうってつけ。
『アークナイツ』コラボ
『デルタフォース』が、Hypergryphの手がけるリアルタイムストラテジー『アークナイツ』とのコラボを開催。
このコラボは、新シーズンが始まる現地時間7月9日から約4ヵ月にもわたって続く、大規模なイベントだ。『アークナイツ』をモチーフにした数多くのアイテムが『デルタフォース』のゲーム内に登場する。一部のコラボアイテムは無料アンロックも可能。
コラボアイテムの一部として、スティンガーのレジェンド外観「イグゼキュター・無題の密命」や、ルナの極致外観「シュヴァルツ・スカイライン」が発表されている。こちらは7月9日から早速アクセスできる。

7月から9月までは毎月、『アークナイツ』モチーフのレジェンダリー武器スキンが無料アンロックできる。




さらに、『アークナイツ』をモチーフにしたイースターエッグがゲーム内で見つけられるという。「アークナイツ・ミュージックプレイヤー」なるものがオペレーションズとウォーフェアのすべてのマップ内に隠されており、インタラクトすると『アークナイツ』のBGMが聴ける。各マップをくまなく探索してみよう。
コンソール版リリース(8月19日)

新シーズンの開始から約1ヵ月後、いよいよ『デルタフォース』がPlayStation 5とXbox Series X|Sでもプレイできるようになる。
PC版のオペレーターとゲームモードがコンソール機でプレイできるだけでなく、アカウントの進行状況を引き継げるため、プラットフォームを切り替えても続きからプレイできる。
- 『Delta Force』

Gaming Device Power Tune for FPS

Source: Delta Force Official (YouTube)
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