2026年1月12日にサービスを終了した、BioWareのオンラインアクションRPG『Anthem(アンセム)』。しかしあの飛行体験を愛するファンたちは、このままタイトルを埋もれさせるつもりはないようだ。
そもそもの問題はさておき、とある海外ユーザーが、早くもプライベートサーバー上で本作を動作させることに成功した。
有志の手によりプライベートサーバーで動作
かつてBioWareのプロデューサーを務めたMark Darrah氏が「EAは比較的安価に『Anthem』を救済できる」との見解を示していたが、パブリッシャーであるEAおよびBioWareは、本作を静かに終焉させる道を選んだ。


これに対し、ゲームの保存を試みるファンコミュニティが動き出している。YouTuberのAnd799氏は、ローカルサーバー上で『Anthem』を動作させる動画を公開。
オンラインプロフィールの閲覧など一部の機能は制限されているものの、同じマッチメイキングスペース内に2人のプレイヤーを存在させ、実際にゲームを動かすことに成功している。
現在の実験段階で判明している状況は以下の通り。
- 接続方式: P2P(ピア・ツー・ピア)サーバーによるエミュレーション
- 動作確認: 最大2名までの同時接続・マッチングを確認
- 制限事項: オンラインプロフィールの取得、一部のオンライン依存機能は未実装
- 目的: ゲームデータの保存および動作検証を目的とした研究
危うい「研究」
今回の成功についてAnd799氏は、あくまで「研究」および「実験」目的であることを強調しており、即座に『Anthem』が完全復活することを意味するものではないとしている。

サービス終了からわずか数日でこの成果が得られたことは驚異的だ。数百万ドルが投じられ、数百人の開発者が何年もかけて作り上げた作品が、一企業の判断で跡形もなく消え去ってしまうことへの危機感が、こうしたファン活動の原動力となっているようだ。
彼の活動は「デジタル遺産の保存」という文化的な価値を持つ一方で、法的には危うい土俵の上に立っている。「完全復活ではない」と予防線を張るのは、その危うさを自覚しているからだろうか。行く末を見守ろう。

FPS POWER TUNE
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