近年のFPS要素を排した、第二次世界大戦FPS『Battalion 1944』が大きな話題を呼んでいますが、未来設定の時流に逆らったFPSはまだまだ存在します。今回紹介するのは、1861年にアメリカで勃発した最初で最後の内戦、南北戦争をテーマにしたFPS『War of Rights(ウォーオブライツ)』です。
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『War of Rights』
プレイヤーは北部のアメリカ合衆国、南部のアメリカ連合国のいずれかに所属することとなり、戦時中最も熾烈を極めたメリーランド方面作戦へと身を投じます。広大なマップと史実に基づいた設定、数百人規模の対戦などが特徴のFPSです。
キックスタータープロジェクトは既に資金調達済で、現時点ではPC向けに開発中。製品版は早ければ2016年の11月に発売される予定です。
『War of Rights』紹介映像
War of Rights - Kickstarter
『War of Rights』の特徴
- 史実に忠実に: 1862年に起こったメリーランド方面作戦をゲーム内でできるだけ忠実に再現しています。
- 広大な戦場: 各マップは入念に研究した上で、ほぼ1分の1スケールの物をCRYENGINE®で作製しています。これによりマップ内の道、家、畑そして家は当時実際に存在した場所に設置されています。
- キーとなる場所: ダンカー教会やバーンサイドの石橋などの歴史的に重要なエリアは軽戦でも、大きな歴史的戦闘でもプレイヤーたちの戦いにおいて、重要な役割を果たすでしょう。
- 実際の動きに忠実なリロード動作: 黒色火薬を使用するライフルでのリロードはとても時間がかかる動作です。プレイヤーは戦闘に勝つためにリロードをそのまま続けるか、途中で止めて銃剣で敵に突撃するという選択肢を与えられます。幸運にも一発でも弾丸が残っているピストルに巡り会えたのなら、最後の手段としてあなたの命を救うことになるでしょう。
- リアルな弾道:遠距離の敵を狙う際には、タンジェントサイトを使用する必要があり、プレイヤーはこの時代の弾速の遅さをマスターする必要があります。
- 汚れ: 黒色火薬を使う武器を射撃することは簡単な作業ではありません。撃ち続けていると銃は汚れ始めてしまいます。汚れば汚れるほど不発や、弾丸の発射に遅延が生じるようになってしまい、戦場で生き残ることが難しくなってしまいます。
- チームプレイが鍵: 連隊中に個別のクラスとして兵卒、軍曹、大佐、旗手などが存在します。さらに連隊のために開発された固有のリスポーンシステムも登場します。プレイヤーは仲間と一緒に行動することで様々なアドバンテージを得ることができます。後により面白さを付与するために砲兵隊と騎兵隊も追加する予定です。
- 指揮系統システム:第一の指揮系統システムは将校とその連隊に関連したものになります。各連隊長は「突撃」「着剣」「待機」「移動」などの指令が直接できます。命令に従った兵士は一時的に能力が向上します。士気の上昇と考えてください。後に将軍も戦場に追加します。将軍は部隊を調整することができるようになります。
『War of Rights』スクリーンショット
現在は公式ホームページからPaypalを通じて、支援が可能となっています。
関連記事:近年のFPS要素を省いた、ピュアな第二次世界大戦FPS『Battalion 1944』(PS4,XB1,PC)
Source: War of Rights、Kickstarter
コメント
コメント一覧 (10件)
CoD厨が発狂しそう
さすがに時代さかのぼりすぎや
大手が軒並み近未来に走ってるから我慢できなくなった人たちが中小会社でこういう古い時代のFPSを作ってる感ある
この種のタイプ多くなったな
これ絶対指揮官がフォーメーションって言っても大抵の奴が従わずに司令官が射殺される未来が見えるぞ
1人のプレイヤーに5人ほどNPCを従えるシステムならワンチャンあるけど、画像や動画はあくまで理想でほとんどが単独行動になると予想
歩兵しかおらんじゃないか
竜騎兵を出しなさいよ竜騎兵を
流石にフリントロックまで遡るのはなぁ
そろそろ枢軸側がメインのFPSがやりたいよぉ
日本軍とかドイツ軍操作したい
WTみたいに用意はされても主役となると厳しいんじゃ
敗戦国だし