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SF映画のような「ドローンを無力化する銃」登場、国際軍事フォーラム2017で話題に

ドローンを運用不能にする銃「Stupor」がお披露目、国際軍事フォーラム2017にて話題に
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軍では偵察から攻撃まで、民間では撮影や宅配便、操縦技術を競うレースまで様々な用途での活用が進む無人航空機「ドローン」。近年ではドローン技術が急速に発展をとげており、以前と比べ500m上空を航空するようなドローン製品も個人で簡単に所有できる時代になりました。

2017年にはISIS(通称イスラム国)が一般向けのドローン製品を改造し、爆撃のために実践導入したことでも話題に。以前から「ドローン戦争」が現実化するとの予想もされていますが、ドローンを無力化するような対応策も着々と準備が整っているようです。

ドローンを無力化する銃「Stupor」

SF映画に出てきそうなデザイン

ドローンを無力化させる銃、その名も「Stupor」。マヒ、昏睡といった意味合いで、近未来的なフォルムが非常に特徴的な“アンチドローンライフル”となっています。

プロトタイプ時点での説明では、ドローンと操作側の通信をジャミングすることでネットワークを切断するとあり、直接的な攻撃を加えることなくドローンを無力化することが可能。実際にジャミングを受けたドローンがどうなるかの詳細は書かれていませんが、制御を失うことになるのでそのまま墜落することになりそうです。

また、UAVのカメラを無効化するレーザーも搭載されているとのことで、遠隔操作している操縦者は視界も制御も失うことになります。

「Stupor」の射程距離は650mで、一回の充電で4時間40分の運用が可能。GPSとWiFiの電波も抑えることが可能とのこと。

他のアンチドローンライフル

またKalashnikov Concern社が開発したアンチドローンライフル「REX-1」も注目されています。こちらはよりミリタリーチックな風貌をしています。

こちらはドローンの停止機能に加えて、三大大国アメリカ、ロシア、中国の位置特定システムをブロックさせる機能も備えているようです。

Russia: Kalashnikov unveils REX-1 anti-drone gun at 'Army 2017' expo

DroneShield社が開発した「Drone Gun」も昨年に話題となりました。強力すぎるのもあり、環境への影響が不明となっていることから連邦通信委員会(FCC)の許可も降りておらず、アメリカ国内での使用はいまだに行えない代物となっています。

DroneShield DroneGun

『BF』シリーズや『COD』シリーズでは、作品によってビークルかスコアストリークでドローンが登場しているので、このアンチドローンライフルも装備として登場するかもしれません。

Source,Image: thefirearmblog.com, antikopter.ru


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