ユービーアイソフトは『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』イヤー3シーズン3のシーズン中間デザイナーズノートを公開しました。Clashのシールド大幅弱体化やALDA 5.56、SMG-11、Vectorのリコイル修正などが中間アップデートで予定されていることが判明しています。このほか公式大会ではBANされる傾向にあるLion、Glazの今後の変更についても言及されています。
Win Delta vs. ピック率(オペレーターピック率と勝利レート)
Win Deltaは<ピックしたときの平均勝率> - <ピックしなかったときの平均勝率>で算出されています。
攻撃側
防衛側
変更予定のアップデート
CLASH(クラッシュ)
- CCEシールドとサイドアームの武器切り替え速度を減少
- 使用後からチャージが開始されるまでのディレイを1秒から2秒に増加
- ショックを受けた攻撃側が移動速度を回復するまでの時間が1.5秒から0.5秒へ短縮
Win DeltaによるとClashのパフォーマンスが高くないことは認識しており、上記の変更はすでにパフォーマンスの低いオペレーターを更に弱体化しようとしているように映るかもしれない。変更はランクマッチでのClashの使用や強みに大きな影響を与えるの防ぎながら、Clashが本来意図されていた役割を満たせるようにフォーカスを再び絞るために行っている。
武器の切り替え速度の変更は、バランス変更というよりはバグ修正に近い。設計の観点からは現状の切り替え速度を意図したことはない。プレイヤーが即座にADSを行うとサイドアームの「装備」アニメーションがスキップされ、装備時間を大幅に削減される結果となっていた。
CCEシールドを背後から取り出すのにかかる時間も増加させており、そこから武器に切り替えのにかかる時間もさらに増加されている。銃撃戦の外やカバーの裏でサイドアームへの切り替えはできるが、現状ほど強力ではないのが設計の意図だ。
現在の再チャージ開始までの時間と、ショックを受けた攻撃側の移動速度が戻るまでの時間の問題は、ショックを細かく使用することで攻撃側の移動速度低下させられる時間が長すぎたことにある。移動速度がより早く戻ることによって、攻撃側はClashがショックを再び使用するまでのあいだに角を曲がることで脱出が可能になっている。
上記の変更のゴールは、フラストレーションを抑えながら、攻撃側がClashへ対応できるような能力を与えることにある。最終的には、完全に独立して存在できるオペレーターに比べて、Clashはチームメイトに依存する存在であるという考えにさらに近づくと考えている。彼女は単独でマップの半分を抑えられるようには意図されておらず、そうするにはチームメイトからの適切なサポートが必要になる。
MAESTRO(マエストロ)
- ALDA 5.56のリコイルを他のLMGと同等にした
ALDAでは腰だめうちのリコイル(反動)において固有のアプローチを取った。ADSを使用しない状態で連射を続ければ続けるほどリコイルが減少していくという形だ。この仕様は混乱を巻き起こし、私たちの期待どおりの状態とはならなかった。よって、このリコイルスタイルを削除し、ALDAの腰撃ちのリコイルを他の武器のリコイルと同等に合わせた。
SMG-11
- ハンドリングを改善するためリコイルを減少
オペレーション・グリムスカイで行われたサイトのずれ修正に伴い、SmokeとMiraに大きな影響があったことが確認された。よって、リコイルを調整することで、SmokeにとってSMG-11が以前よりわずかに有効になるように変更を行う。
VECTOR
- ハンドリング改善のためリコイルを減少
オペレーション・グリムスカイで行われたサイトのずれの修正に伴い、SmokeとMiraに大きな影響があったことが確認された。よって、リコイル値を調整することで、MiraがVectorを使用したときに発揮可能な火力を改善した。
現状
LION(ライオン)
Lionはより高次元でのプレイにおいて問題を抱え続けており、現在、デザイナーが2種類の短期的な解決策をテストしている。
1つ目は、彼のガジェットから情報収集の側面を削除する変更。もう1つは、Jackalのようにピン立てを行うようにする変更。この変更はまだテストや制作の初期段階にあり、数回のフィードバックセッションを経た後に詳細を共有したいと思っている。
GLAZ(グラズ)
Lionと同様に、現在のGlazに満足していない。スモークグレネードによって可能になっている最高の「サイトプッシュ」オペレーターとしての役割から離れさせたいと考えており、初期のアイデアである、高火力のライフルを使って射線を支配するスナイパーに近づけたいと考えている。
この変更も制作の初期段階だが、Lionの変更に比べて少しだけ幸先が良いと言えるだろう。Lionの変更と同様に内部プレイテスト(プロプレイヤーも参加)をさらに行い、リリースに近づくにつれ、今後のテストサーバーやデザイナーズノートでさらなる詳細を共有していく。
LionやGlazはeスポーツルールでオペレーターBANが追加されて以降、高いBAN率を維持しています。どちらも弱体化こそされているものの、敵をハイライトできるガジェットの性質は変わっていません。果たして満足できるような調整となるのでしょうか。
『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。
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Source: Ubisoft
コメント
コメント一覧 (6件)
運営がエアプ
正直盾系オペはいらないよ
いつものとこにタチャンカがいるな、okだ
この前のサッチャーの強化予定(時期未定)だから弱体するね!といい、ガバガバすぎないか?
クラッシュなんか1人で抑えられないからその位置な訳で
タチャンカ……
一応ヴィラの2F防衛で大活躍してるから…